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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
夏休みに家族で札幌・小樽を旅してきました。小学生の娘に今住んでいる東京以外にも、いろいろな場所があることを知ってほしい、と休みごとに子連れで旅に出ていますが……。
子どもは大人(特に私)のような食への興味や体力がない。行列に並べない、遠くまで歩けない。すぐ「疲れたー」「お腹すいたー」とぐずる。
しかし、フードライターとしては旅先で食べるものに妥協したくない!そんな矛盾も抱えつつ、なんとか探して食べてきたものを紹介します。
生うにいくら丼(函館うに むらかみ)
ウニ加工会社の直営レストランのうにいくら丼。函館が本店ですが札幌にも店があり、札幌駅から徒歩5分とアクセスがよく便利です。
ここのいいところは事前予約もできるのですが、74席と大箱なので当日ふらっと行っても入りやすいこと。仕事に忙しい子育て世代は、出発前にじっくり旅プランを練り、予約をしておく余裕はない!そういう意味でも便利。
ミョウバン不使用の無添加生うにがどんと乗った丼や名物のウニグラタン、ホタテやアワビのバター焼き、縞(しま)ホッケの焼き物など、目移りしちゃいます。じゃがいももおいしかったー。しかし調子に乗って頼むとお会計がすごいことになるので、それだけご注意を!(笑)
所在地 札幌市中央区北3西4-1 日本生命札幌ビルB1階
電話番号 011-290-1000
営業時間 11:30~14:00(L.O.13:30)、17:30~21:30(L.O.20:45)
定休日 不定休
予算 8,000円(一人当たり)
https://www.uni-murakami.com/nissay/
[2024年8月訪問、以下同じ]
ジンギスカン(キリンビール園 新館アーバン店)
ジンギスカンとキリンビール千歳工場の直送ビールが売り。甘辛いタレで肉とおいしい北海道野菜もモリモリ食べられるジンギスカン。合わせる新鮮なビールも最高で。
子どもはビールは飲めないし、ジンギスカンの良さはいまいち響かなかったみたいですが掘りごたつの個室で、子連れは周りを気にしないでいいのでよかったです。
ネット予約できますが、人気店で我が家は調べたのが遅く20時からしか予約できませんでした。が、周りは観光地なので時間はつぶせました。すすきの駅から徒歩3分、大通公園、狸小路も近くてすごくアクセスがいいです。
※ちなみに「サッポロビール園」(ジンギスカンとビールの店)もあり、そこも人気店です。
所在地 札幌市中央区南3条西4丁目 アーバン札幌ビル7階
電話番号 011-207-8000
営業時間 17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 不定休
予算 4,000円(一人当たり)
https://www.kirinbeer-en.co.jp/
味噌バターコーンラーメン(太公)
狸小路(たぬきこうじ)すぐ近くにある、昔ながらの札幌ラーメン店(昭和41年創業)。現金のみ、予約不可、いかにも地元の人が通う古くからの人気店でした。ギョウザやチャーハンもあります。中太麺、コクと少し辛みのある味噌のスープにバターがポトっと浮かび、「ザ・札幌ラーメン」の味。
味噌ラーメンが大好きなうちの娘は大喜びで、ほぼ一杯を完食していました。
スープカレー(ソウルストア)
狸小路の奥にあるスープカレーの専門店。東京に帰る直前、最終日のランチで行きました。2階にあるのでちょっと目立たず、隠れ家的な立地。地元の女性客やファミリーでにぎわっていました。一人で来ている人も多かった。
トッピング別のカレー10種類・スープ4種類から選び、組み合わせます。「季節の旬菜カリー(税込1,500園)」で「ボッサ(濃厚で甘みのある女性人気No.1のスープ)」にしました。
野菜がたっぷり。煮込んだ骨付きチキンと野菜の甘み、スパイスが沁みるカレーでした。辛さは自由に選べて、私は辛さ2(市販のルーカレーくらい)にして、そんなに辛くはないのですが、スパイス効果か、食べているうちにじわっとすごい汗が出てきた。娘は人生初の札幌スープカレー。「いろんな味がしておいしい」と結構食べてました。
所在地 札幌市中央区南3条西7丁目3-2 F-DRESS7 BLD 2階
電話番号 011-213-1771
営業時間 11:30~15:00、17:30~20:30
定休日 不定休
予算 1,000〜1,500円(一人当たり)
https://soulstore.info/
https://www.instagram.com/soulstore.curry.pic/
北海道産生ガキ(貝鮮炭焼 大厚岸[おおあっけし])
狸小路にある北海道の海鮮炭焼き料理の店。厚岸直送の大粒カキ(マルえもん)やツブ貝、サンマ、鮭ハラスなどを出してくれます。
マルえもんは昔、オイスターバーの取材で3回ほど食べたことがあり、大好きで。クリーミーで甘い。レモンだけですするの最高。生ガキは娘に食べさせるのはリスクがあるかなとやめときましたが貝が大好きなので、ツブ貝と鮭ハラスを喜んで食べていました。
ちなみにこの店、ちょっと最初はわかりづらいかも。狸小路自体が長ーい商店街ですが、その中に「狸小路横丁」という商業施設があって。いろんな飲食店が入っていて、一番奥にこの店があるので迷いました。
11時から営業していて大人は昼飲みにも使いやすい。ただ居酒屋っぽいけれど、店の外に広いテーブル席があり子連れも歓迎だそうで、大人と子ども両方が満足できるいいお店でした。
所在地 札幌市中央区南2条西5丁目 HUGイート 狸小路5丁目
電話番号 011-211-1324
営業時間 11:00~14:00、17:00~21:00
定休日 木曜
予算 2,000円(一人当たり)
番外編:朝食ビュッフェ(京王プレリアホテル札幌)
今回宿泊したホテルの朝食ビュッフェがよくて!番外編として紹介します。
当ホテルへは札幌駅からまっすぐ徒歩4分。観光スポットが徒歩圏にあり、利便性から選んだのですが、朝食ビュッフェが何を食べてもおいしくて。今はどの地方都市のホテルも、朝食は力を入れていているのです。でもこのプレリアビュッフェは、なんか忘れられないインパクトがありました。
十勝のラクレットチーズをかける道産じゃがいも、ザンギや魚の塩焼き、十勝名物豚丼、道産とうもろこしのごはん、北海道大豆の自家製豆腐にウニ醤油、北海道のおいしい牛乳で作るクリームシチューやコーンスープ、プリン。何を食べても止まらない。
道産のおいしい食材を使っているから?札幌のホテル朝食はどこもこんなにハイレベルなのだろうか?
ホスピタリティもよくて。この人手不足の中、私がちょっとカトラリーを落としてしまったら、秒ですっ飛んで来て交換してくださって。感激でしたね。
食が好きな人は子連れとは言え、北海道に行ったら「なんかおいしいものを食べて帰らないと気が済まない感」、ありますよね。
今回ウニいくら丼、ジンギスカン、味噌ラーメンあたりを制覇した時点でちょっと落ち着きました。
今回紹介した他にもいろいろ人気店はありますが、まずはご参考に。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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