※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。GWに大阪・美濃(岐阜県)・名古屋を家族で旅行しました。その振り返りレポートをシリーズで紹介しています。
このシリーズの他の記事はこちら
》久しぶりの大阪!熱気と商魂、地元グルメのパワーに感動した話
わたし今、海外?な気分になる日本有数のコリアンタウン
前回の大阪話の続きです。昼間、道頓堀や新世界でお上りさん旅を楽しみ、夜は大阪在住の友人たちとの会合へ。
「鶴橋って行ったことある?フードライターに食べてほしい焼肉屋もあるよ」と前から言われていて、ワクワクしながら向かいました。
日本有数のコリアンタウン。みんなとJR鶴橋駅で待ち合わせ。改札を出たところからすぐ、甘辛くて香ばしい焼肉を焼くにおいが漂って、お腹が空いてきます。
あー、これが環境省認定の日本の「かおり風景100選」かーと。
そしてここからタクシーで2メーターほど乗り、言われるままに東成区へ全員で移動。
大阪はローカル焼肉もハイレベル
「大阪でいろいろ食べ歩いた中で、焼肉はここが一番いいと思ったんだよー」と幹事の友人が予約を入れてくれた「まうん(新深江本店)」へ。
黒毛和牛5等級のメスの肉のみだそう。客席の写真を撮り忘れてしまいましたが、靴を脱ぐ小上がりの個室で、すごくきれいです。
キムチの盛り合わせと牛タンから。どちらも焼肉店の定番だけれど、やっぱり味が違う気がする。
おすすめ部位をよどみなく頼んでくれて、画力抜群の鮮やかなお肉たちが次々と運ばれてきます。
この和牛たたきは「このままでもいいけど、表裏10秒ずつさっと焼いてから食べてみて!」と教わり、その通りに。
もう全体的にレベルが高すぎて全部うまい(涙)。ですが特に忘れられなかったのが左の「ウルテ」という牛のノド(気管)の部位。
噛むとコリコリ、ブツブツ、ザクザクという面白い食感だけど、肉のうま味もあって。
赤ワインも飲み、他にもいろんなお肉を堪能しました。
飲んだワイン(伊・プーリアのプリミーティヴォ)がボトル3,500円だったので「え、安い!」と驚きました。
結局ご馳走になってしまったのですが、一人6,000円だったそうで。コスパすごいなー。このレベルは東京では絶対ないです。
鶴橋のコリアンタウンを散歩……え、ここ海外?
その後、二軒目に行くためにみんなで地下鉄に乗ってもう一度鶴橋へ。
ここからの道がもう、ディープで面白くって!
いかにも韓国っぽいカラフルな電飾、キムチやチヂミ、ケジャンなど韓国のお惣菜がずらっと売られていて。
主婦の友達は「キムチはいつも鶴橋に買いにくるよ!」と言ってました。みんなで指差して歩きながら、わたしはじっくり見たいし写真も動画も撮りたいし、目が右往左往して大変(笑)
東京にも新大久保という有名なコリアンタウンがあるけれど、ここはディープさが違う!
大阪にいながら、韓国で旅行をしているみたいです。新大久保はそこまでにはならないのよね。
鶴橋の人気居酒屋へ
すっかりエア韓国旅行気分になった後、商店街を抜けたら 2軒目のお店へ。鶴橋の人気居酒屋「柳屋」です。
シニアのグループ、女子会、若者男子などいろいろなお客さんで賑わっていました。ほぼ満席。
店内に焼き台があり、大将が焼き上げる炉端焼きメニューをつまみにゆっくり飲める。広めで落ち着く、昔ながらの居酒屋の雰囲気。そして料理が、素朴ながら何を食べてもおいしくって!
焼肉ですでにお腹いっぱいなのが残念でした。1軒目で来たら、永遠に飲んで食べてしまいそう。
そして適当に飲んだところでお開きとなったのですが、前回書いた道頓堀や新世界とはまた全然違う、ディープな大阪ローカルグルメを体験できました。
一つもハズレがないのがすごい。うまく言えないけれど、独特の「大阪ならではの熱感」であふれているのもすごい。
東京はあらゆるグルメがあり、総合的にレベルは高いのかもしれませんが、こういうほとばしるエネルギーは大阪でしか味わえないものだなと思いました。
GWの旅振り返りシリーズ、まだまだ続きます。次回は大阪から移動して岐阜県の美濃へ!よかったらお付き合いください。
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>