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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。GWに大阪・美濃(岐阜県)・名古屋を家族で旅行しました。その振り返りレポートをシリーズで紹介しています。
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ゆらーり観光列車でのんびり、水がきれいな城下町へ
大阪に2泊した後(こちらの記事)、早朝に出発し名古屋経由で美濃(みの)へ。岐阜県の南部にある山間の城下町です。
この日は美濃にある古民家ホテルに泊まる予定。そこから近い「郡上八幡(ぐじょうはちまん)」というエリアに行ってみたい、と夫がリクエストしてきて、日中はそこで観光することに。
我が家はペーパードライバー夫婦なので、すべて電車移動です(笑)。新幹線で大阪から名古屋へ。特急に乗り換えて美濃太田駅へ。美濃太田駅から「長良川鉄道」という観光列車で郡上八幡駅へ。トータルで約3時間の電車旅です。
長良川鉄道は観光列車なので、車内から見える景色がきれいで楽しめます。
ただ途中で何度も「みなさま、右手をご覧ください、風光明媚な長良川の風景が見えまして……」と停車しながらゆっくり進むので、途中から「大体わかったので早く行きたい!」という気分に。せっかちな江戸っ子はダメですね。
揺られること一時間半、郡上八幡駅に到着。昔ながらの駅構内、なかなか味があります。
駅から車で15分で郡上八幡の街へ(周遊路線バスがあります)。江戸時代からの城下町が「古い街並み」として保存され、観光スポットになっています。
この街並みは国の重要伝統建物群保存地区です。関市という刃物が有名な街も近いので、包丁も売られていました。
長良川の上流にあり、「名水の街」として有名。とにかく水のある風景がきれいでした。
郷土料理ランチ後、食品サンプルを鑑賞
一時間もあれば回れる小さな街なので、レストランはいくつもありません。すでに昼時、どこも長蛇の列だったので比較的早く入れそうな、郡上八幡城下町プラザという街のメイン施設でランチを取ることに。
レストランというより大人数でもさっと入れる「食事処」です。
郷土料理の「ケイちゃん焼」、「明方ハム」、飛騨牛そば、と郡上の名物全部入りの定食をいただきました。肉料理と一緒に食べる白いご飯がおいしくて!
ランチ後一階に降りると、食品サンプルがたくさん展示されていました。食品サンプルは郡上八幡の地場産業。サンプル作りの体験コーナーもありました。
本物のようなリアルさ、空中に浮いている感じは何度見ても楽しい。キーホルダーなど食品サンプルのおみやげも買えます。
外に出て、もう一度街歩きを。暑い日だったのでジェラートがおいしかった!
登山並みにハードだった郡上八幡城制覇
帰りの路線バスの時間まで時間があったので、街の観光スポット「郡上八幡城」を見学することに。
戦国武将・山内一豊とその妻(大河ドラマ「功名が辻」のモデル)の像があります。ここからの山道を20分ほどずんずん上がっていくと、郡上八幡城の天守閣に行けます。
車では9分、徒歩なら20分の道のり。入り口には「徒歩の人はちょっと頑張って坂道を上がれば行けますよ」みたいなライトな注意書きがあり、気楽に向かったのですが、めちゃくちゃハードでした。アスファルトで舗装されているけれど、険しい上り坂がずーっと続きます。
歩きにくい靴・格好の人、体力に自信がない人はやめたほうがいいです。お城への石段も整えられてはいるものの、最低限で。段ごとに結構な高低差があったり、グラグラしていたりしてました。
天守閣まで上がれます。こんな感じですばらしい眺望ですが、登山並みのハードな坂道を覚悟して来てくださいね!
当然下りもあります(笑)晴れて最高に気候がいい時だったからなんとか上れましたが、雨の日や真夏日はさらに体力が必要かも。
しかし、シニアの方もそれなりにたくさん上ってて、みなさんお元気だなーと。
時間通りに町まで戻ってきて、駅に戻る路線バスも間に合いました。郡上八幡駅から長良川鉄道にもう一度乗って、今夜の宿泊先・美濃へ移動。
清流と城下町の美しい風景を楽しめたけど、ハンパなく体力も使った日でしたね。……ただ、ここに限らず「旅は体力がいる」ことに久しぶりに気づけたのはよかった。
そう、日光だって家康のお墓に行くまでめちゃくちゃ階段キツイし、旅はどこだってハードなのです!体力と気力があるうちに、行きたいところに行っておかないとね。
GWの旅振り返りシリーズ、まだまだ続きます。次回は大阪から移動して岐阜県の美濃へ!よかったらお付き合いください。