フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]gmail.comへ

[レポート]フランス人が大好きなチーズ、「コンテ(comte)」を年齢別に食べ比べしてみた

コンテチーズの画像

熟成期間によって味や香りが違うコンテ(comte)チーズを試食

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

8月2日に行われたフランス・コンテチーズ生産者協会の食品関係者向けセミナーに参加しました。

今回は、そのレポートです。

セミナーと言っても、東京は緊急事態宣言が始まってすぐの時期だったので、自宅にいながら、オンラインで受けたものです。

1000年以上前から造られているフランスの代表的チーズ

コンテチーズって食べたことはありますか?

アルプスに近い、フランス東部のジュラ山地で1000年以上前から手作りされているフランスの代表的チーズです(ハードタイプ)。

成城石井やカルディ、デパ地下のチーズ売り場で売っています。

手のひらの半分くらいのサイズのブロックで、800円くらい。

決してお安くはないですが、切って食べるとホクホクした栗のような食感で、味がすごーく複雑で、おいしい!

フランスでは、こうしたチーズなどの伝統食材やワインに「原産地呼称保護制度(AOCAOP)」という呼び方を付けて保護していますが(代表的なのが「シャンパーニュ」)、コンテはAOPチーズの中で最大の生産量を誇るそうです。

熟成期間で味が変わるコンテを食べ比べ

コンテチーズの画像

今回のセミナーはオンラインだったので、参加者には事前にクール宅急便でこんなチーズが届けられました。

手前から

・2歳(熟成24カ月)

・1歳半(熟成18カ月)

・1歳から1歳半(熟成14〜18カ月)

と、熟成期間別のコンテが3種類。

チーズは、熟成させることであの味が生まれますが、何ヵ月熟成させるかはそのチーズによってルールが決まっています(コンテは最低4ヵ月、最高24ヵ月)。

コンテの画像

30分以上常温に置くと一番おいしく食べられるとのことで、セミナー開始前に冷蔵庫から出して包装紙をはがします。

でもでもこれだと、「どのチーズが何歳なのか」わからなくなっちゃうので、

コンテチーズの画像(ふせん付き)

原始的ですが、ふせんで年齢をメモ(笑)

コンテチーズとパソコンの画像

それをパソコンの前におき、セミナーのZoomリンクを開いて、これでばっちりセット完了!

「世界最優秀フロマジェコンクール2015」の優勝者、デグレさんが解説!

コンテチーズのオンラインセミナーの様子の画像

セミナー開始後は、「世界最優秀フロマージュコンクール2015」の優勝者でチーズのスペシャリスト、ファビアン・デグレさんがフランスから解説。

コンテチーズの原型は、デグレさんが指差している巨大な円盤で、私の手元にあるのはそれを小さくスライスしたものです。

コンテチーズはジュラ山脈で作られますが、産地は2,300平方キロメートル。

東京都(2,191平方キロメートル)より大きい広大な場所で、自由に育った牛のミルクを使うので、牛が食べる植物や、コンテが仕込まれる季節によっても味が多様に変わるとのこと。

さらに熟成をかけ、年齢別に複雑に変化したこのコンテを、ファビアンさんの説明を聞きながら、それぞれ試食しました。

1cm幅くらいの太い棒状に切ってかじるのが、一番コンテを楽しめる食べ方だそうです。

  • 一番若い1歳半以下のコンテ(左)は、弾力があってミルクの風味が強め。
  • 真ん中の1歳半は色がやや黄色く、香りがフルーティー。食べると少しじゃりじゃりっとした食感を感じました。
    このじゃりじゃりは、コンテ特有のアミノ酸の結晶です。おいしいー。
  • 年長者(?)の2歳のコンテ(右)は、弾力がなくボキッとすぐ折れます。でも熟成感が強く、こっくりしたうま味が口の中で長ーく続くんですねー。
    香りも焦がしバターのような深い風味。じゃりじゃりもたっぷり。

このコンテの味は、正式には83種類もの表現方法があるそうです!ワイン顔負け!

フランスでは意外にも「熟成の若いコンテがよく食べられている」?!

しかしファビアンさんの説明で面白かったのが、「日本では24ヵ月など長期熟成のものありますが、フランスでは若い18ヵ月熟成の方がよく食べられています」ということ。

私の印象では、やっぱり熟女(笑)のコンテが一番味わい深いと感じ、実際にチーズ売り場で買うときも熟成期間が長い方が値段が高くなっているのですが、そうか、フランスでは若い方が好まれるかと。

日本には、フランスから数ヶ月かけて船便で運ばれてくるという事情もありますが……

要は「フランス産チーズ」というと日本人は大事に少しずつ食べがちですが、フランスではごくごく日常品なのですよね。

カルシウムやビタミンも豊富で栄養たっぷりなので、子どもがおやつにも食べるそうです。

 

ということで、約1時間半くらいのコンテチーズセミナー、たっぷり堪能しました。

こうしたセミナーは大体レストランで行われるのが普通なので、リラックスしながら自宅で受けたのは新鮮でした。

コンテチーズ、見つけることがあったらぜひ試しに買ってみてください。

切ってそのまま食べたら最高のワインのつまみ!

グラタンやホットサンドなど料理にも使えるそうです(ちょっともったいないけど)。

コンテチーズ生産者協会 公式Instagramにも、いろいろな食べ方が紹介されてます!

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[メディア出演]丸亀製麺×TOKIO松岡さんコラボ『トマたまカレーうどん』記事への出演&執筆をしました

丸亀製麺新商品の記事の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

9/3に丸亀製麺×TOKIO松岡昌宏さんが共同開発された新商品『トマたまカレーうどん』が発売となり、それを一足先に食べたレポート記事を書きました(広告タイアップです)。

『トマたまカレーうどん』たとえようのない新味でした

私が書いた記事のリンクはこちらです↓

『辛いのにまろやか、濃厚なのにスッキリ』普通とは少し違う秋の新味がハマる丸亀製麺×株式会社TOKIO松岡昌宏さん共同開発の『トマたまカレーうどん』を食べてみた

https://news.livedoor.com/article/detail/20768418/

news.livedoor.com

丸亀製麺新商品の記事に出演したときの画像

こちらの記事↑↑にも書きましたが、このカレーうどん、トマトに卵、炒めたにんにくとしょうが、クリーム、カイエンペッパーなどを使った複雑なレシピで。

「バターチキンカレー」のような不思議な辛ウマ味……丸亀製麺のうどんの強い食感と併せて、あと引き感がすごかった!

しかし、このたとえようのない新味。

おいしいのは当然なのですが、これをどうやって表現し、読んでくださった人に「食べてみたーい!」と文章だけで強烈に思ってもらえるかが、フードライターとしての腕の見せ所で。

「おいしい」「うまい」「美味」といった直裁的な表現は一回も使わずに、4000字弱くらいでレポートしてみました。

かーなり楽しかったです!

撮影は都内某所の秘密の?キッチンで

丸亀製麺のテストキッチンの入り口

ちなみにこの記事、フードライターとして『トマたまカレーうどん』を試食、取材して書くだけでなく、私自身も記事中にたくさん出演しました。

撮影が行われたのはこちら、都内某所にある秘密の?丸亀製麺のテストキッチンにて……。

※以下、すべて許可をいただいて撮影しております。

丸亀製麺のテストキッチンオフィスビルの一室に、こんな場所が突然あります。

消毒や各種の入管手続きを経て入ってみると……普通の街中にある丸亀製麺のお店がそのまま、再現されていてびっくり!

丸亀製麺のテストキッチン

メニューボードも、お店とまったく同じです。

とても楽しいお仕事でした。

『トマたまカレーうどん』はなくなり次第終了の数量限定商品!

辛いものOKな方はぜひ〜!

テイクアウトもできます。

 

私が書いたレポート記事も読んでいただけたら嬉しいです↓↓

「辛いのにまろやか、濃厚なのにスッキリ」普通とは少し違う秋の新味がハマる! 丸亀製麺×株式会社TOKIO松岡昌宏さん共同開発の『トマたまカレーうどん』を食べてみた - ライブドアニュース

 

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[メディア出演]『銀座百点』の巻頭座談会「贈る喜び、もらう楽しみ」に出演しました

雑誌『銀座百点』の表紙

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

1954年創刊の老舗媒体『銀座百点』の9月号(2021年9月1日発行)に出演しました。

今回はライターとして記事を執筆したのではなく、巻頭座談会のスピーカーの一人としての出演です(座談会自体はオンラインで行われました)。

座談会のテーマは「贈る喜び、もらう楽しみ〜達人に聞く、ギフトの極意〜」でした。

自粛中という非常事態での「贈り物」について語る

雑誌『銀座百点』の巻頭座談会のページの画像

1954年創刊の老舗フリーペーパー『銀座百点』

『銀座百点』は創刊60年を超える老舗タウン誌です(毎月1日発行)。

文房具店の老舗・銀座伊東屋さんをはじめ、銀座界隈の有名店の店頭で無料配布されています。

フリーペーパーの草分けとも言えるおでかけ情報媒体。

内容は銀座の名店各店の最新情報や、著名な作家さんたちの銀座にまつわるコラムなどもあって、小冊子ですがかなり読み応えがあります。

そんな由緒正しい媒体で、私が出演させていただいたのは巻頭座談会(P.10)の「贈る喜び、もらう楽しみ〜達人に聞く、ギフトの極意〜」というページ。

フランスの高級シューズブランド「arche(アルシュ)」の代表取締役高橋克典さんと、ギフトコンシェルジュの真野知子さん(真野知子 (@mano_tomoko) | Twitter)と3人で、たっぷり対談させていただきました。

高橋さんは現職をはじめ「シャルル・ジョルダン」や高級家具の「カッシーナ・エクスシー」などハイブランド企業のトップを務めて来られた方ならではの視点を、真野さんはギフトの専門家としてのいろいろなお話をされて、大変勉強になりました。

私はと言えば……持ち寄りパーティーの際の手土産の話など、調子に乗って、好き勝手しゃべってしまいました(^^;

リアルに会ったことがない方(しかもこんな著名な方々)と、オンラインでの対談ということで、最初はかなり緊張したのですが、思いのほか楽しくて!

宣言が開けたら、ぜひ「リアル打ち上げをしましょう」ということで終わったのですが……ああ、いつ開催できるのだろう。待ち遠しいです。

銀座のどこかのお店で、『銀座百点』(9月号)を見つけたら、読んでいただけたら嬉しいです。

 

『銀座百点』

http://www.hyakuten.or.jp/

 

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[コラム連載]『NIKKEI STYLE』(日経電子版)で記事「工場直売スイーツなら清澄白河で 高級品がお得な2店」を書きました

日経ウェブ版の記事のサムネイル画像


こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

日本経済新聞ウェブ版『NIKKEI STYLE』で、毎月1本コラムを連載中です。

「グルメクラブ 話題のこの店 この味」というコーナーで、いまホットな食のトレンドや人気店について紹介しています。

8月分は、2021年8月14日公開の記事工場直売スイーツなら清澄白河で 高級品がお得な2店を書きました。

「コーヒーとアートの街、清澄白河」のもう一つの楽しみ方

ブルーボトルコーヒー清澄白河店の店内の画像

カリフォルニア発・ブルーボトルコーヒーが2015年に日本初上陸、1号店は清澄白河

詳しくは記事をお読みいただきたいのですが、清澄白河と言えば、ブルーボトルコーヒーのフラッグシップストアを筆頭におしゃれなカフェやアートギャラリーが多く、「コーヒーとアートの街」のイメージが強いかと思います。

が!清澄白河には、実は「都心から電車で行ける高級スイーツのアウトレット店舗」があるのです。

工場直売店なので、味は同じながら値段はお得。

清澄白河は街歩きだけでも楽しいですが、次は足を運ばれた際、おいしいスイーツをおみやげに買って帰ってはいかがでしょう。

 日経スタイル 話題のこの店この味

工場直売スイーツなら清澄白河で 高級品がお得な2店

 

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堀江貴文さんの五輪ツイートで、自分の平成のブラック部活を振り返った話

国立競技場の画像
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

以下、9日に書いた記事なのですが、ずーっと結論がまとまらず、何度もリライトして5日日になってしまいました……が、公開します。

ーーー

今回の東京2020オリンピックで日本が獲得したメダルは金・銀・銅合わせて58個。

1位のアメリカ、2位の中国に続いて第3位という快挙で、さらに日本のオリンピック参加史上でも最多記録だそうです。

sports.nhk.or.jp

ほぼ無観客とは言え自国開催だったこと、判定方法が変わって日本選手に有利な競技もあったことなど、強かった要因は複数ありますが、堀江貴文さんが分析したツイートが話題になっています。

 

真夏でも水飲み禁止、強制早弁、罰ダッシュ…30年前のブラック部活がよみがえった

テニスコートの画像

堀江さんのツイートで「なるほどー」と思うとともに、自分自身の30年前、平成初期の「ブラック部活」のいろんな思い出がよみがえりました。

私は青山学院大学の付属高校(青山学院高等部)に通っていました。

今でこそ箱根駅伝で何度も優勝しスポーツに強いイメージの青学ですが、当時の青山学院高等部は「スポ根」「熱血」とはほど遠い雰囲気。

自由で先生もうるさいことを言わない、ゆるーっとした学校でした。

が、唯一異様な体育会気質だったのが、私が所属していた女子硬式テニス部だったのです。

上下関係が厳しく、特に1年生は奴隷扱い。

最初の半年間はラケットにも触らせてもらえません。

部活がある日は早弁(昼休み前の休み時間中に、弁当を無理矢理食べる)を強制され、昼休みはコート整備をしておくのが義務化されていました。

「コート整備」とは写真のような土のクレーコートに、巨大なブラシを全面にかけ、整えてからみんなで重い石のローラーを引きずって地ならししすることです。

まさに奴隷(汗)

練習中は、上級生がラリーや試合をする間のボール拾いだけに明けくれます。

ちなみに「ボール拾い」とは、テニスの試合でボールボーイ(ガール)が1ポイント終わるごとに素早くボールを回収し、次のボールを選手の左胸(左利きの選手は右胸)にワンバウンドで確実に届けることです。

練習中はボール拾いでヘトヘト。

なのに最後は声出しが小さかった、全体的にたるんでいた、練習後のコート整備を5分以内で完了できなかった、と注意されては「罰ダッシュ」をさせられる……

水道の画像

どんなに暑い日でも練習中の水飲みは禁止、飲めるのは猛暑の夏休み練習期間だけ(それでも5時間で2回のみ)。

練習後「スリージャンプ」というウサギ飛びみたいな謎の運動を、円陣を組んで全員でそろって100回やり、途中脱落者はまた最後に罰ダッシュ

部活中以外に校内で先輩を見かけたら大声で挨拶が鉄則。

しかしプライベートな話しかけは原則禁止。

一つ思い出したら出るわ出るわ……

この時代を一緒に過ごしたテニス部同期9人とは30年経った今でも仲が良く、半年に一回くらいは集まります。

お酒が入ると「なんであんなことくそまじめにやっていたんだろうね?」「今だったら訴えられるよ!」と最高の自虐お笑いネタになっていますが、今回の堀江さんのツイートで、あのブラック部活で私は何を得たんだろう……と振り返ってしまいました。

部活がつらくてもテニスが上達しない矛盾

特に夏休みの練習が本当にきつくて、朝食を食べながらニュースの天気予報を見ては「今日も35度!」「えー、38度?!絶対死ぬ!」と怯えていたのを今でも思い出します。

毎日辞めることだけを考えていたけれど、結局1年生の奴隷期間を終え、高校卒業まで3年間、続けてしまいました。

自分たちが上級生になってからは、先輩たちから受けたそっけない態度を反面教師にしてもう少し下級生とフランクに接し、卒業するときは後輩たちから涙、涙で感動の送り出しをしてもらいました。

最後は「このハードな部活を3年間やり切った自分」に満足したのですが、問題は「そういうつらさではテニスはまったく上達しない」ことでした(笑)

実際、我が女子硬式テニス部は本当に弱くて、公式戦ではみんないつも初戦か、3回戦くらいで敗退。

顧問の先生はまったく口を出さず、ハイティーンの子ども同士で運営していたのでしょうがないのですが、戦略的に「勝てるための練習プログラム」を考えてくれる大人がいたらなあ……とは今でも思います。

「つらいことを乗り越えた自分」は特に成長しなかった? 

本当に堀江さんのツイート通りです。

こうしたパワハラ練習やいろんな精神論、水飲み禁止などは一切「強いテニスプレーヤーを育てること」にはつながりませんでした。

ただ、10代でつらいことを放り出さずに乗り越えた自信は、気持ち的には大きな財産になりました。

その後、20〜30代でいろいろつらいことがあったときも、心の支えになっていたと思っていたのですが……

続く堀江さんのツイート↓

太平洋戦争の竹槍……笑

そうなのかもしれません。

家事でも、料理はホットクック使った方が簡単でおいしく作れるし、そうじはほうきと雑巾がけしなくてもルンバとブラーバでやった方がはるかに楽で得られる結果はほぼ同じ。

なので、あの平成のブラック部活の3年間は、令和の今語るなら、無意味だったのか。

これをずっと考えていたのですが、「無意味」だったとはどうしても思えないのです。

アスリート的には「不毛」ではあったが、「濃い」高校時代ではあった。

途中で辞めていたら、高校時代を語る際、いつもどこか引け目な感情を感じてしまっていたと思います。

つまり精神論や根性論って、他人から見るとムダで無意味なこと。

しかし、一生懸命打ち込んでいる本人にとっては、非効率だったとしても、なんらかの人生の血肉になるし、振り返ると本人の心情的には満足できるもの。

そういう説明のつかない、人間界の不思議コンテンツの一つとして、今後も常に地球のどこかで行われ続けるものなのでしょう。

東京在住なのに最後まで遠かった東京オリンピック、このモヤモヤ感を解説

国立競技場周辺の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

毎日更新と言ったのに、家族の用事でこの3日間どうしても更新できず、すみませんでした。

今日は今回の東京オリンピックの話をひと言、自分の記録用に書きます。

東京で行われているのに、東京在住なのに「ずーっと遠かった」

国立競技場の画像
昨日8月8日に閉会式が行われ、オリンピック東京2020大会が終了しました。

家のテレビでは毎日楽しく観戦しました。

日本人選手のすごい活躍に感動したり、敗退して悔しい思いをにじませているシーンに「あー!」と一緒に悲しんだり。

精神的にはかなり盛り上がって、楽しめたつもりだったのですが……昨日の閉会式を見ても「本当に東京に行われているのかな」と思うような、遠く淋しい気持ちは最後までずっと消えませんでした。

東京に住んでいる方なら、大半の方が感じていたのではないでしょうか。

千駄ケ谷駅周辺にいても「遠い」

千駄ケ谷駅の画像

これらの画像はすべて、8月初めに千駄ケ谷で取材があって行ったので、撮影したときのもの。

千駄ケ谷の改札を出たところ。

会場があるまさにその駅なのに、「平常時とまったく変わらない」感がすごい。

東京体育館の画像

こちらは千駄ケ谷駅を出ると、ほぼ目の前にある東京体育館です。

東京体育館の画像

ここで行われた競技は卓球です。

あの水谷選手・伊藤選手の混合ダブルスをはじめ、日本人が熱狂した試合がいくつも行われたはずなのに、会場から出るオーラというか熱量がうすーい。

テレビで映るあのブルーのシャツを着たボランティアの方々の姿がちらっと見えて、それでやっと「ああ、本当に東京オリンピックやってるんだ」と少し実感できたくらい。

国立競技場の画像

そこから2〜3分歩くと、新国立競技場です。

開会式、閉会式と、陸上やサッカーが行われた会場。

周辺の道路は封鎖され、一般の人が見られるのはここまでです。

私は千駄ケ谷に足を運ぶことが多いので、建設中の時期からよくこの辺を歩いていましたが、正直、この会期期間中に歩いても、受ける印象は開会前の準備期間とまったく同じです。

「12人目の選手」の意味がやっと合点

開催期間中ずっと感じていたいろんなモヤモヤ感を、ニッカンスポーツのこの記事がうまくまとめてくださっていました。

www.nikkansports.com

選手の活躍に心動かされても開催地の実感なし「東京」見えなかった東京五輪 - OGGIのOh! Olympic - スポーツコラム : 日刊スポーツ

この記事では「モヤモヤ感が意味すること」については、解説されていませんでしたが、これを読んで気づいたのは、オリンピックに限らずスポーツの大会は「選手と(リアルな)観客」が両方そろって、初めて成立するものだということです。

そんなのわかっとるわ!と怒られるかもしれませんが(笑)、私はJリーグの試合でよく言う「サポーターはチームの12番目の選手」という意味が、ずーっとよくわかりませんでした。

Jリーグの試合を見に行ったことはありますが、特定のチームのサポーターでもなく、W杯のときにテレビでちょこっと盛り上がる「にわかファン」です(ファンの方、本当にすみません!)

ちょっと引いた目で見ている分、実際にプレーをしているわけでもない「観客=12番目の選手」という言い方は、チームがファンを獲得するためのキャッチコピーにすぎないと長らく思っていたのです。

でも今回、テレビを通じて無観客で見る数々の試合の、どうしても物足りない感。

東京在住者なら、画面に映るガラガラの客席を見るたびに「あー、もったいない!」と何度思ったことでしょう。

さらにこの千駄ケ谷駅周辺の薄い熱量。

やっぱり足りないのは「リアルな観客(が放つ空気感)」で、観客も、試合に参加する最後の選手の一人というのは、本当なのだなあと。

「観客がそのイベントを作る」という意味ではコンサートなどの文化的イベントも同じで、催しは、なんとしてでも観客を入れないと、成り立たないのだということがわかりました。

モヤモヤの正体がわかり、ちょっとだけスッキリしたのですが、来年2月の冬季北京オリンピックも無観客が否かで動いているというニュースも出ています。

それこそ今回の体験をレガシーにして、オリンピックはもう二度と無観客開催にしないでほしいなあと強く願っています。

料理好きでルンバとブラーバ、どっちを買うか迷っている人の解決策

ルンバの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

6月のAmazonのセールで、ずっとほしかったルンバとブラーバを贅沢に両方一気に買ってしまいました。

掃除が苦手な人や忙しい人は、きっと気になっていると思うこの2機種。

両方使ってみた感想をまとめます。

私は毎日料理をするので、当然キッチンがとても汚れやすいです。

同じように、自炊派で購入を迷っている人は参考にしてみてください。

ルンバは「ごみやほこりを勝手に吸い込んでくれる道具」

ルンバの画像

まず、ルンバはこういう円盤型の大きいロボットで、「床のごみやほこりを自動で探して吸い込んでくれる道具」です。

この機種はルンバ961で、税込55,000円ほどですが、Amazonの半期にいっぺんのセールで4万円弱ほどで買いました。

いろんな型番が出ていますが、最新型は20万円もする高価なタイプもあります。

我が家ではルンバはこれで2台目。

1台目は15年前くらいに購入し、そこまで頻繁には活用しなかったものの10年弱くらいで壊れたので、値段わる年数で、自分がこれなら出せるかなという基準で購入しました。

4万円投資して10年で壊れるとしたら1年あたり4000円、月額で300円強。

道具自体はとても優秀なので、毎月300円で文句を言わず掃除してくれるロボットと考えれば、十分なのではと。

ルンバの特徴「家中の床がそこそこきれいになる、しかし音はうるさい」

ルンバの画像

ルンバは4時間くらい充電すると勝手に動き出し、家の形状を把握しながらグニグニ縦横無尽に動いて細かいごみ(食べかすなど)、ほこり、髪の毛を吸い込みます。

ロボットなので、階段や玄関のたたきなど、段差があるところでも感知して落ちません。

そして少々の段差なら乗り越えて移動できます(この感知能力は高額な最新機種でも同じ)。

初代のルンバが壊れてから数年、買い換えるのに躊躇してコードレスの掃除機(マキタ)とクイックルワイパーで手動掃除をやっていました。

慣れちゃうとそれでいいや、と思うのですが、やっぱり再びルンバを使うと、この「勝手に掃除をやっておいてくれる」便利さは強烈です。

デメリットは、かなり音がうるさいこと(普通の掃除機よりも音が大きい)、そしてロボットなのでどうしても汚れの取りこぼしがあること。

うるさいので「同じ部屋でルンバを稼働中にテレビを見る」のは困難ですが、不在中に稼働させておいて、帰宅するとざっくりきれいになっている、のは結構嬉しい。

「掃除好きじゃないけれど、サボっているうちに家が汚れてきてイライラする」人にはぴったりです。

ブラーバは「拭き掃除をしてくれる道具」

ブラーバの画像

ブラーバの画像

そして、今回初めて購入したのがこのブラーバです。

機種はブラーバジェット240。

こちらのAmazonセールで30,000円ちょっとを1万円オフくらいで買いました。

ブラーバの画像

ブラーバはルンバの次に出た後発の商品で、得意技は「拭き掃除」。

バッテリー部分を先に充電しておいて、こうしたモップのようなパーツ(右)をはめて使います。

ルンバのように、勝手に家の中を検知して縦横無尽に動いて掃除しますが、ブラーバと違ってごみは吸い込みません。ふくだけ。

ブラーバ

ちょっとわかりづらいですが、ブラーバがグニグニ動くのに対して、ブラーバはすーっと、お坊さんがお寺で雑巾がけをしているようにまっすぐ動きます。

そして静か。

ブラーバの画像キッチンのシンク下の、こうした溝部分もすーっと掃除してくれるのはありがたい。

料理好きがルンバとブラーバどっちを買うべきかの解答

そして今回のテーマ「料理好きでルンバとブラーバ、どっちを買うか迷っている人の解決策」ですが、どっちか一つならやっぱりルンバなのではと。

床全面をぞうきんがけしてくれると本当に快適ではありますが、やっぱりごみがなくならないと掃除は始まらないわけで……ブラーバだけだと、お菓子のかけらなどをずーっと引きずっとままふくことになります。

しかしながら、安易で恐縮ですが、料理好きにとってのベストは2台どちらも買うこと。

ごみを全部きれいに取り払っても、キッチンには油や水気がどうしても落ちて、雑巾がけ、したくなるんですよねー。

いつかしようしようと思っているうちにすぐ1カ月たち、3カ月たち……と時間がすぎさってモヤモヤ。

ずっと抱えているストレスを、ブラーバさんが一瞬で「スーッ」と通りすぎながら解決するのを見るのは本当に小気味良いです。

次のAmazonセールは12月。

または家電量販店のポイントがたまったときなど、ちょっとお安く買えそうなときにルンバとブラーバ、両方仲間にしておけば、毎日かなり精神的に楽に過ごせると思います。