フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【札幌】フードライターが見つけた、札幌の観光スポットで楽しむプチ地元グルメ3選

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

夏休みに札幌・小樽を家族で旅してきました。

北海道グルメと言えば、うに・イクラジンギスカンスープカレーですよね。それらも食べたのですが、フードライターとしては1日中常に食べ物のことを考えていて。

食と関係ない観光をしながらもを、いろいろおいしいものを探して堪能したのです。今回はそんなわたしが楽しんだ、「札幌の観光スポットとセットで食べたプチグルメ」を3つご紹介します。

1.札幌市時計台とリゾット専門店

わりと有名だけど、「日本3大がっかり観光地」の一つと言われてしまう札幌市時計台札幌農学校(現・北海道大学)から明治期に移設されたものだそうです。

たしかに「ワァー!」」と叫ぶような迫力はないけれど(ごめんなさい)、札幌駅から徒歩10分、大通公園にも近いので到着初日の札幌観光としてとしては最適です。

「自家製ミートソースたっぷりのリゾット(卵トッピング)」980円(左)、「海のカルボナーラリゾット)(右)1,480円

そして時計台のすぐ近くに、北海道の「リゾット専門店」があって。ビルの地下のレストランフロアで、地元の仕事帰り風の女性一人客や、若いカップルでにぎわっていたのです。

「東京にもありそうなおしゃれイタリアンじゃん」と言われたらそれまでですが、北海道はお米がおいしいからね。北海道米で作る100種類以上のリゾットを出す専門店ですよ!スープやソースを吸いながらも、芯がほどよく残ったお米を楽しむの料理がリゾット。北海道米で堪能しました。

甘いものが得意でない我が家は食べなかったですが、このお店は「夜パフェ」でも人気なようでした。

札幌もいわ山ロープウェイとメロンソフト

人って、観光先で「高いとこに上る」となぜか「やり遂げた感」を感じて満足しますよね(私だけ?)。観覧車とか高層ビルの展望台とか…

札幌では、この「もいわ山ロープウェイ」が有名です。札幌のような大都市で、市内にこの標高(531m)の登山(登る、というより座って10数分揺られるだけですが)ができる山は先進国でもめずらしいそうです。

ここでは、頂上の駅まで登った休憩所のカフェで、こんなソフトクリームが楽しめて最高でした。北海道はとにかくプリンやソフトクリームなど、乳製品のおやつがおいしい!さらに「夕張メロンソフト」という、メロンの角切りの上にソフトを載せるのが一般的です。

北海道大学と農場とセイコーマートオリジナル商品

たまたま泊まったホテル(京王プレリア札幌)からすぐ歩いて行ける場所に、北海道大学のキャンパスがあったのです。ただ「大学」というより、観光客には公園として開放されている施設(博物館もあります)。

クラーク博士ゆかりの農場で、国の重要文化財。中も見学できます。

とにかく広い!大学というよりここが一つの「街」という感じ。学生さんも歩いていましたが、我が家のような家族連れやシニアがお散歩していたり、ジョギング中の人も結構いました。

森の中にあるコンビニ。優雅な施設、独特の商品ラインナップがすごかった。

そして、「グルメ」とまでは言えないかもですが、この広いキャンパス内にあった「セイコーマート」(北海道発のコンビニチェーン)の店舗がよかった。

「ホットシェフ」というコーナーがあり、豚丼とか道産ポテトのフライとか、料理メニューがめちゃくちゃ充実。さらにワインを仕入れ、お酒もオリジナル商品がいっぱい種類があって、ここ、コンビニ?というびっくりの品揃えでした。

ホテルの朝食を食べ過ぎて、料理は食べられず。しかしオリジナルの「トマト酎ハイ」がおいしくって!北海道産トマトで、地元の農場で作るものだそうです。コンビニの2階が飲食フロアになっていて、ここでいただきました。大学で散歩中にチューハイを飲む中年女子って一体……(^^;

よかったら札幌旅の参考にしてみてください。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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