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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
夏休みに家族で、札幌・小樽を旅してきました。
東京に住んでいると、札幌のような一大都市に行ったら「なんとしてもいろいろ見まくらにゃ」と力みがちですが(私だけ?笑)、いわゆる観光名所じゃなくても、その街で一番にぎわっている場所を、ぶらっと30分くらい歩くだけでもよいものです。
札幌でいえば「狸小路(たぬきこうじ)」じゃないでしょうか。札幌の中心地にある北海道最古かつ最長の商店街。今回はその話です。
※以下、数字・年号のデータは札幌観光協会のウェブサイトを参考にさせていただきました
碁盤の目・札幌の街ど真ん中を縦断する商店街
札幌はバスや地下鉄、路面電車と交通網がものすごく発達していて、我が家のようなペーパードライバー一家にはとてもありがたい。
さらに京都やニューヨークのような「碁盤の目スタイル」でパキパキと道が整備されていてわかりやすい、歩きやすい。
そんな札幌の中心地、しかもそのど真ん中を7ブロック分(約900m)を横断している、長ーい商店街が「狸小路」なのです。
到着した日、札幌駅を歩いていたら若い20代前半くらいの男子たちが「今日どうする?まずはタヌキでも行ってみる?」と話しているのが聞こえてきました。
札幌の若者が集まっていた
150年くらいの歴史がある商店街で、大正3年(1914年)創業の北海道最古のビヤホールが今もある。ABCストアやLOFT、ドン・キホーテもあります。我々のような観光客向けのおみやげ店も。
飲食店はレトロなお店と最新のスポット、ラーメン店などが共存。いかにも若者ウケしそうです。
どこもものすごくにぎわっていました。
メインストリートにラーメン屋もたくさん
狸小路を一歩出たすぐ近くに、前回書いた老舗店の「太公」もあるんですが、この商店街のメインストリートにもラーメン店がたくさんあって。どこも並んでいましたね。
札幌でラーメン食べたい人は、何も調べないでふらっと狸小路に来て歩いて、好きなお店に並べばいいいんじゃないかな。
狸小路の「脇の小道」がまた盛り上がってました
メインストリートは、こんな感じでにぎわってはいるのですが、こうした「狸小路市場」のようなサブストリート的横丁がちょいちょい脇から伸びていて。飲み好きフードライターとしてはのぞかずにいられず。
家族には狸小路のドンキで待っていてもらい、ちょっとだけ横丁をのぞきました。いい感じのお店に行列ができていたり、若者だけで満席になって盛り上がっていたり。楽しそうでした。
一つ前の記事で書いた「狸小路横丁」やスープカレーの人気店「ソウルストア」も狸小路の中にあるんですよ。観光客はとりあえずここで一通り、最新札幌グルメ抑えられるかも?お土産も買えるし。
というわけで狸小路、冷やかしで歩くだけでも札幌の今の空気感がわかり、楽しかったです。
しかし何に驚いたかって、札幌は人が多い!さらに若者が多い!
夏休み期間だったからというのもあるだろうけど、ここも、札幌駅周辺も10〜20代とおぼしき若者がいたるところにいるのです。渋谷や新宿なんかより、よっぽどたくさん歩いているんじゃないかなー。
だから街全体がにぎわって、活気があるのかなーとも思いました(後でググったら、東京都も札幌市も平均年齢45歳前後でほぼ変わらないようです。なんだろう?)
それでは、今日も最高においしい1日を!
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