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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
夏休みに家族で札幌・小樽を旅してきました。ずっと札幌編を書いてきましたが、今回から小樽編に入ります。
小樽の食で有名なのはすし。すしも食べましたが、今回の記事ではまず観光スポットと、わたしが見つけた地元のプチグルメを紹介します。
小樽は札幌から近い!しかも歩きやすいので日帰り旅がおすすめ
小樽は、札幌駅から特急(快速エアポート)で40分弱。近い!
小樽は小さな街。さらに小樽駅周辺に観光スポットが集中しているので、子連れでも歩いて回れます。
札幌に泊まって途中1日だけ小樽日帰り旅を楽しむ、というプランがいいんじゃないかなと思います。我が家もそうしました。
小樽運河クルーズ
小樽で一番有名な観光と言ったら「小樽運河」。ボートからの景色を楽しむ小樽運河クルーズじゃないでしょうか。
小樽駅から10分ほど、メインの中央通りをまっすぐ進むとクルーズ船乗り場があります。
10時半から夜まで30分間隔で出航し、乗船予約もできますが当日少し並んでもOK。
40分ゆらっと運河周辺の風景を楽しみ、海にも出られる(天気が良ければ)ミニクルーズ。
クルーズ船に乗ると、運河の両岸に大正・明治期に建てられた倉庫や建物が見えます。渋沢栄一が建てた倉庫もあって、『青天を衝け』ファンとしては、興奮しきり(笑)。
これらが今はリノベされ、おしゃれなカフェやレストランになっています。我が家は下船後、運河沿いの「小樽ビール 小樽倉庫No.1」で自家製ビールやポテトフライ、テリーヌなどのおつまみを楽しみました。
これぞ小樽でしか食べらられない地元グルメ!というものではないけれど、クルーズの余韻でちょっと腹ごなしするのも楽しいと思います。
運河沿いには屋台村もありました。屋台村のやぐらからは運河の風景が一望できました。
堺町通りは散策にぴったり
その後は「堺町通り」をずーっと散策しました。
ここには
・北海道の有名なお菓子屋さん(ルタオ、六花亭、北華楼)
・キャンドルやオルゴール、ガラス細工などの店
・インバウンド向け?北海道グルメがちょこっとつまめるイートイン
がずらーっと並んでいます。長ーい商店街です。
試食も結構できるので、ゆっくり歩くと2時間くらい。娘はかわいいオルゴールを夢中で見ていて、おみやげも買って大満足でした。
フードライター視点でインバウンド・観光客対策に感動しきり?
一方、フードライターとしては旅を楽しむより取材視点で見てしまい、「小樽のインバウンド対策すごい!」と感動しきりでしたね(そこ?)。
だって「和牛メンチカツ(1個700円)」「ちょびっとサイズの味噌バターコーンラーメン(1杯650円)」「北海道産カキ(焼きor生1個980円)」って……なんて絶妙な値付けなんだ!堺町通りは長ーい商店街なので、歩いてお腹が空いてくるんですよ。ちょこっとつまみながら休みたくなってくる。
でも観光客は、ランチやディナーはちゃんとどこかのレストランで食事するし、ここでは小腹を満たすくらいがちょうどいい。地元グルメだから割高でも食べたい。つまりニーズにぴったりなのです。実際どこもにぎわってて、すごい。見せ方も上手。
インバウンド対策に悩む地方の観光地は、堺町通りに来たらいいんじゃないかなと。って偉そうにすみません。堺町通りは最後まで歩いて、ここでの観光は終了。
三角市場
小樽駅前の人気市場ものぞきました。本当に三角形をしたビルのすき間にあります。
小さな市場に海産物や地元の野菜がぎっしり並んでいて、面白かった。
かま栄でおやつを
夕食は小樽寿司屋通りのすしを予約していたのですが、まだ時間があり、でも歩きすぎてお腹が空いてしまって。駅前のサンポートという商業ビルものぞいたら、北海道の有名かまぼこ屋さん「かま栄(え)」のかまぼこがどれもおいしそうで。
「えびマヨサンド(237円)」という、えびのすり身とマヨネーズをパンに挟んだ大きい揚げかまぼこを買って。ベンチに座り、娘と食べました。素朴だけどこれがおいしくて!
娘は「北海道で食べたものでこれが一番おいしかった」と。えー!旅のいい思い出になりました笑。
次は「小樽寿司屋通り」の話を書きます。
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(札幌編です)>