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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
夏休みに札幌・小樽を家族で旅してきました。
札幌の有名な観光スポット「白い恋人パーク」。2年前、日経新聞のコラム連載で石屋製菓さんにオンライン取材をしました(こちらの記事)。
その時はコロナ中だったし、小さかった娘を連れて北海道の白い恋人パークにはいつ行けるんだろうーと思っていたのですが、ついに今年の夏、行けました!
札幌駅から地下鉄で30分ほど。駅からもそんなに離れていないのでペーパードライバー一家の我が家にはありがたい。
事前予約不要、夏休み自由研究に最適すぎる
住宅街にいきなりどん!とヨーロッパのお城のような建物が現れます。
全体が公園のようになっていて、ローズガーデンもあり、おしゃれ。
有料エリア(といっても大人800円、子供400円)では、チョコレートの成り立ちを面白く勉強できたり、「白い恋人」の製造工程が見られたり。
2,000円で、オリジナルの「マイ白い恋人」をデコレーションできて、大人がやっても楽しいですが、小学生はまさに夏休みの自由研究にぴったりです。
パーク全体のチケットや「マイ白い恋人」作りのプログラムなど、全部ネット事前予約できます。
が、当日ふらっと行っても大丈夫かな。我が家が訪れたお盆前の8月でも、それほど待たず何組かあとにすぐ入れました。本当に子連れにはありがたい施設です。
メインの建物と、道をはさんで「ガリバータウン・ポッケ」という小人の街みたいなアトラクションエリアもあって、とにかく子どもは大喜び。
全部ゆっくり見て3時間くらいですかね。午前か午後どっちかだけでよいかも。レストランも一応中にありますが。
大人も感動した
しかし私が感動したのは、2代目社長がサッカーチームの「コンサドーレ札幌」を創設するまでのエピソードの展示でした。
石屋製菓は戦後に従業員数人の小さな駄菓子屋さんからスタート。2代目社長が当時の日本のお菓子トレンドと逆の、高級路線に振り切って出したのが、「白い恋人」です。
今では誰でも知っているブランド菓子になって、それだけでもすごいですが……
再び周囲の反対を押し切って、「地元にサッカーチームを誘致する」という夢を叶えたそう。
館内に展示されていた2代目社長の言葉「10人中10人が賛成することは面白くない、周りが無理だと思うことこそ、面白いんだ」には、胸が熱くなりました。
ちなみにこの白い恋人パークの設備も素晴らしい建物でしたね。ただ観光客のInstagramの撮影以外には、あまり活用できてない感じでした。
こんな日本のレガシーのような施設、ディズニーランド並みとは言わないが、もうちょっと入場料を高く取って、人がお金を出す仕掛けも考えて、活用できるといいなと素人考えで思ってしまいましたが……おすすめです!
子連れだけでなく、若者のデートスポットとしてもいいかも。
所在地 札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
電話番号 011-666-1481
営業時間 10:00~18:00(入館は16:00まで)
定休日 なし
料金 大人(高校生以上)800円、4歳〜中学生まで400円、3歳以下無料
https://www.shiroikoibitopark.jp/
[2024年8月訪問]
それでは、今日も最高においしい1日を!
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