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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。
先月のことですが、GWに大阪・美濃(岐阜県)・名古屋を3泊4日で家族で旅してきました。今回はその振り返りレポートです。
いきなり大阪の街、人、勢いとパワーにやられる
ここ数年、わたしは京都と名古屋には出張で何度か行っていたものの、大阪は本当に20年ぶり。
大阪在住の友人が夜は集まってくれるとのことで、初日は家族を置いてまず一人で大阪入りし、昼間は思いっきり大阪の街歩きを楽しみました。
この日はよく晴れた気持ちのいい日で、大阪の観光地も人がわんさか。めちゃくちゃにぎわっていました。
とにかく久しぶりの大阪訪問、しかも初日限定の貴重な一人旅。
フードライターとしては何を食べるか悩みましたが、久しぶりだし「大阪のローカルグルメを満喫!」というプランに。
道頓堀から始まり、通天閣まで回って食べ歩く、ちょっと恥ずかしいほどの王道ルートをめぐりました。
まさに東洋のベネチア……観光地のど真ん中が川があるなんて!
さらに恥ずかしいほどのお上りさんぶりですが、道頓堀のこの風景にも感動してしまいました。
こんな地元一番の観光地、アクセス抜群の場所のど真ん中に水が流れてるって……これほどインバウンド向きの観光スポットってある??
外国人観光客は「外歩き」が大好き、「水辺」や「テラス」が大好きなのです。
東京だって日本橋や花火で有名な隅田川、桜の名所の目黒川、天王洲アイルとか「水辺が売りの街」はあるけれど、道頓堀の知名度とは比較にならない。
川の両脇はがっちり食べ物屋さんやショップが並び、広々した歩道はゆったり歩けるようになっていて、わー、すごいなーと。
別名「東洋のベネチア」だそうで、私は10年以上前にベネチアにも行きましたが、まさに!と納得しました。
道頓堀から歩いてすぐの大人の飲み屋街、「法善寺(ほうぜんじ)横丁」もチラッとのぞいてきました。
この日は夜の約束があるので通るだけでしたが、興味シンシンだったので満足。意外と小さな通り!夜はどんなムードになるんだろう。いつか行ってみたい。
新世界で本場のたこ焼きガブリ、最高!
御堂筋線で20分ほど移動し、通天閣のある新世界へ。ここはさっきの道頓堀とはまた違った熱気であふれてます!
食べ物屋さんや、去年台湾の夜市で見たような(こちらの記事)子どもが遊べるゲームで商売をしているお店もぎっしりあり、家族連れでにぎわってました。
「なんという活気……東南アジアの繁華街みたい!」とまた感激。
さすがにお腹が空いてきたのと、新世界は道頓堀と違ってするっと入れそうな店が多かったので、朝兼昼食を。もちろんたこ焼きです。
最もシンプルな「ソースマヨ」たこ焼き10個1,000円。ものすごく安い!というわけではないけれど、薄ーい皮にとろーんとした食感の本場のたこ焼き。
これを新世界のにぎわいを目の前にかぶりつくの、やっぱり最高!
ジャンジャン横丁で串揚げ、また感動
そしてここから続くジャンジャン横丁へ。
串かつの有名店「だるま」や「近江屋」などがあります。すごい行列でした。将棋や囲碁のサロン的な店もあり面白い!
ジャンジャン横丁の名前の由来は、客の呼び込みの三味線がジャンジャン鳴っていたことから来ているそうです(wikiから)。
横丁の中で、並ばず入れた「王将倶楽部」で串カツを。グラスワイン(650円、伊プーリアのジンファンデル)とつまんだ串カツ(おまかせ5本盛り900円)が、ほんとーーーーにおいしかった!とにかく衣がカリッとして、軽い!
特に感激したのはこの胡麻豆腐の串カツ。胡麻豆腐のカツってなんだろ?と思いながら食べたのですが、カリカリの衣の下から熱々のクリーミーな甘い豆腐が出てくるのです。
この特大サイズのエビの串カツも忘れられない。見た目そのままの贅沢な串カツでした。
「食べやすく切りますか?」と聞いてくれて、お願いしました。カリッとぶりぷり。肉のような食べ応えだ。タルタルソースで食べます。
あべのハルカスへ上る
ジャンジャン横丁を抜けると、もう天王寺駅です。ここの名所といえば……あべのハルカス。2014年開業の超高層商業ビル。
一番上の地上60階、高さ300mの空中庭園展望台まで上っちゃいました!
道頓堀行って通天閣見てあべのハルカスに上るって、銀座と浅草行ってスカイツリーに上る、シャンゼリゼ通り歩いてエッフェル塔上る、と同じじゃん?ド観光じゃん?と笑われそうですが……違うのよ!(笑)
この開業直前の2013年冬、わたしは竹中工務店の自社媒体の編集をお手伝いしてて。翌年のあべのハルカス開業の話題で、誌面が大いに盛り上がっていたのです(あべのハルカスの施工は竹中工務店)。
しかし当時妊娠していて、あべのハルカス掲載の号がもうすぐ校了(編集作業が全部終わること)のタイミングで切迫早産であることがわかり、自宅安静に(その後入院)。編集担当は別の人に変わりました。
その後娘は無事生まれましたが、なんか不完全燃焼でずーっといて。しかし10年後、娘も自分も元気で、あべのハルカスに上って絶景を見て、もう感無量!
この日、夜は大阪在住の友人たちに迎えてもらい、鶴橋でディープなグルメを堪能しました。それはまた書くことがありすぎるので別記事で!
翌日もローカルグルメ食いだおれコース
大阪2日目は東京から着いた家族と合流。梅田に泊まったのでまた道頓堀に行って、ローカルグルメ2巡目してきました。
昨日も同じ場所を通ったので、もう勝手知ったるもんです(笑)。飽きずにまた、たこ焼きと串かつを食べる。観光地なのに地元の家族連れ風のお客さんが結構来ていて、それもまたびっくりしました。
東京にもあるけど大阪本家の「大阪王将」も、娘のリクエストで行きました。たこ焼き風のギョウザもあって面白かった。
駅ナカローカルもクオリティー高い
ちなみに駅ナカのローカルグルメもクォリティー高かったです。大阪駅直結、地下にある「キッチン&マーケット」。
ここはデパ地下とちょっと違い、スーパーとイートイン、レストランが融合したちょっと面白いダイニングエリア。
その中の一つ、自分で選んで買った肉をその場で焼いて食べられるバーベキュースペースがあったり(写真撮り忘れましたが牛たんめちゃうまでした)。
ふつうのイートインスペースもあるので、お惣菜系も充実しています。衝撃を受けたのが「お寿司バイキング」。
握りすし1カン150円から、本マグロ中トロでも200円という激安価格。そしてこれが、安いだけじゃなくてちゃんとおいしいの!
なんというレベルの高さだ、大阪のローカルグルメ……。
大阪グルメに熱い商魂を感じました
というわけで久しぶりの大阪。街の活気、人々の熱気、「大阪に来てくれたからには絶対うまいもの食べさせたるで!」という熱い商魂を感じ、心を揺さぶられまくったのでした。
これだけ観光客があふれしかもGW中、飲食店の人手不足は大阪も困っていると思うけど、スタッフの人たちが東京とちがってテンパっていないのも好感を持てました。
お客さんが後から後から来て、お皿が欲しいだの、追加であと2人同じテーブルで入りたいだの、動画撮らせてくれだの(わたしです汗)なんだのっていう声にも、どの店も涼しい顔でささーっと好対応。ほれぼれしながら見ていました。
GWの旅振り返りシリーズ、しばらく続きます!よかったらお付き合いください。
「たこ焼き壱番 新世界店」
「串かつ 王将倶楽部」(ジャンジャン横丁、動物園前駅近く)
「たこ焼き道楽 わなか 道頓堀本店」
「新世界 串かつ いっとく道頓堀本店」
「大阪王将 道頓堀本店」
「キッチン&マーケット(ルクア大阪地下)」(Meat Festaとお寿司バイキングコーナー)
「ハルカス300(あべのハルカス展望台)」
(エクスペディアと一休.comで半年前に予約。アクセスの良さと値段で決めました)
「東横INN天満橋大手前」(初日・シングル)
エクスペディアで東横INN天満橋大手前の空き状況を見てみる
「ホテルモントレ大阪」(2日目・ツインを子どもと3人利用)を見てみる
一休.comでホテルモントレ大阪の空き状況を見てみる
それでは、今日も最高においしい1日を!
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