食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
前回からの記事に引き続き、GW九州旅行で食べ歩いた地元グルメを深く掘り下げるシリーズ。
▶︎前回の記事はこちら:「【呼子の朝市】イカと人情味あふれる港町で、ほっこり贅沢な朝時間を楽しむ」
▶︎このシリーズを最初から読むならこちら:「【福岡・水炊き】やっぱり鶏と野菜がハイレベルな街でした!初日は王道の「華味鳥」で夕食を」
呼子から唐津へ、無念のまま移動
呼子での朝市を楽しんだ後、ここで昼ごはんを食べる予定だった人気店「河太郎」はまさかの4時間待ちでした。
(その場で秘策は打ったものの)、泣く泣く断念して隣町の唐津へ移動。
偶然見つけたうなぎの名店で贅沢ランチ
唐津駅前の商店街はGW中でも人が少なくて、静かでした。
営業中のお店がちらほらあるくらい。とにかく街全体で人が少ない。「ランチを食べる場所あるかなー……」と不安になってきて。
しかし一箇所、やけに人が集まって、甘辛いいいにおいの煙がモクモク出ているお店がありました!
地元で人気のうなぎ店を偶然発見。少し行列が落ち着いていたところに並びました。20分くらい。これが大・正・解!
「うなぎ丼 肝吸付」(5切れ)をお願いし(娘は4切れ)、20分ほど待って焼き上がり。
ふわふわ蒸しの関東風でなく、蒸さずに焼くスタイルの関西風の蒲焼き。香ばしくパリッとして身も強い歯応えがある。
たれも絶妙に甘すぎないので、ごはんも完食してしまいました。
唐津は“器の町”だった!
ランチの後はいったん夫と娘と別れ、わたしは器のお店をぶらぶら街歩き。
うなぎ店の裏手にあった「前田陶器」さん。美しい器たちに目が釘付け。
許可を取って、お店にあった器をたくさん撮らせていただきました。
こちらは古伊万里。赤、青、金がメインの、色のコントラストが華やかで。
波佐見焼きも。ここで欲しかった豆皿がお安くなっていたので、自分用のおみやげも買いました。
地元の焼き物ではないけれど、全体的にお手頃だったのも衝撃。東京でいいお皿を買うと高いですからねー。
しかし唐津焼きを撮り忘れた。
縁結び通りで唐津焼を鑑賞
この後、唐津駅にぶらぶら歩いて行くと「縁結び通り」という器屋さんや今風のカフェが集まっている大通りがあり、にぎわっていました。
ああ、これ!唐津焼の中興の祖・中里太郎衛14代作品。実はこの黒いお皿、我が家にあります!
唐津焼はこの滋味深い感じですね。
「なるほど、お花はこうやって生ければいいのか!」と撮らせていただきました。
この日は東村アキコさんのトークショーなどをやっていた「唐津やきもん祭り」の開催日だったようで。聞きたかったなー。
と、呼子から移動した唐津のぶらぶら歩き、楽しい思い出になりました。
次の記事では、まさかの無念のリベンジ……?どうぞお楽しみに!
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それでは、今日も最高においしい1日を!
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