フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【博多グルメ】4時間待ちリベンジ!「河太郎」で念願の透明イカ、堪能しました

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

前回の記事に引き続き、GW九州旅行で食べ歩いた地元グルメを深く掘り下げるシリーズ。

今回は呼子で断念した「河太郎」。実はなんとその夜、名物の透明イカに出合えた話です。

▶︎前回の記事はこちら:「【唐津】予定外のうなぎランチが大当たり!器の町で美しい唐津焼に魅了された話

▶︎このシリーズを最初から読むならこちら:【福岡・水炊き】やっぱり鶏と野菜がハイレベルな街でした!初日は王道の「華味鳥」で夕食を

呼子での4時間待ちを経て、博多でリベンジ!

唐津から博多へ戻り、夕方訪ねたのは……そう河太郎・博多駅店!

この日の午前中、河太郎・呼子店に行ってまさかの4時間待ちと言われ。

「4時間は待てないけど福岡に来たからには河太郎のイカのお刺身が食べたいっ!」とフードライターはあきらめきれず。

実は博多到着初日、泊まったホテルの目の前にも「河太郎」を見つけていて。はっと思いついたのです。

しぶとく、呼子店の目の前から博多駅店に電話してみたのでした。

するとGWだけど奇跡的に「5時〜7時の早いお時間なら大丈夫ですよ」と、席が取れた!しかも今日はイカの入荷がありますと!(漁次第でない日もある)

いやー、人生あきらめないことが肝心ですね(笑)

お通し(枝豆豆腐)とペリエ、お酒をちびちびしながら待っておりました。

わたしは酸味の強いワインのような日本酒が好きで、おすすめされたのがこれです(福岡産純米酒「東一(あずまいち)

ついに対面!透き通るイカの美しさに感激

ついにご対面!ガラスのように透けてて美しい!

出てきてしばらくは、ピクッピクッと足が動いてました。鮮度の良さがわかる。

目が合うとちょっと怖いですが、ありがたくいただきました。甘くてコリコリした食感。この透明度といい、東京でいつも食べているイカと別物!美味です。

4時間待ちと聞いてあきらめかけた後なので、感激もひとしお。

天ぷらと塩焼きで2回目の感激も味わい尽くす

透き通る身をお刺身でいただいたら、残りのゲソと頭は好きな食べ方を選んで調理してもらいます。

我が家は塩焼きと天ぷらをお願いしました。

塩焼きで火が通っても甘い。噛みごたえはむっちり。レモンだけで十分うまいです。

天ぷらもおいしい。揚げ物にしても鮮度のよさがわかるジューシーさ。

さつまいもとしし唐の天ぷらも一緒に。娘は「おいもがおいしいおいしい」と食べてましたね。

イカをめぐる1日、これにて完結

同じく呼子名物の「いかしゅうまい」もいただきました。皮の代わりにやわらかいイカの細切りの衣がかかった肉のしゅうまい。これも甘みがあって美味。普通のイカを細切りにしてもこうならないだろう。

ただお刺身や魚介のおかずって本当にお腹いっぱいになりますね。

この日だけで一年分くらいのイカを食べ尽くし(笑)、大満足のイカをめぐる1日、完結しました。

おまけ:「駅から五十歩横丁」を外から見学

ちなみに博多の河太郎を出てすぐ横の地下に、「駅から三十歩横丁」というアーケードがありました。

飲み好きで夜に強い博多の人が、いかにも好きそうな場所。もつ鍋やイタリアンピッツァの店、鉄鍋餃子までいろんなお店が入ってて、にぎわってました。

まだ早い時間だったので、小さなお子さんも連れてるファミリー客もいましたね。

さすがに50代に入って元気が無くなりましたが(笑)、若い頃だったらどんんどん行っちゃうんだろうなー。

この日はお腹がはち切れそうで、博多から呼子唐津と移動した疲れで、ざーっとどんなお店が入っているのかだけ偵察して終わりました。

次はいよいよ最終日、太宰府グルメを散策した話をお届けします!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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