フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【福岡・水炊き】やっぱり鶏と野菜がハイレベルな街でした!初日は王道の「華味鳥」で夕食を

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今年のGWは家族で九州を旅してきました。

博多を起点に門司港呼子・小倉・唐津太宰府とめぐり、たっぷり地元グルメを堪能した4日間。

現地から速報レポートを4本投稿していましたが、あの旅の中で特に印象に残った場所や食べ物をピックアップして詳細グルメシリーズをお届けします。

今回は旅初日の夕飯で食べた「華味鳥(はなみどり)」の水炊きを紹介します。

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博多に行くならやっぱり食べたい水炊き

華味鳥は福岡グルメに詳しい妹からおすすめされて、行く前からすでに予約を入れてました。

都内にも支店はありますが(海外にもある)、博多発祥のお店。地元で食べてみたい!

最初、中洲本店を予約しようとしたら今年10月までリニューアル休業中で、西中洲店を予約。

当日娘(小5)を連れてお店に行ったら、20歳未満はまさかの入店NGということが判明!しかしお店の方がすぐ、近隣の「天神店」を抑えてくださり、てくてく歩いて移動。

GW中でしたが、大きいお店なので早い時間なら当日でも入れそうでした。

「前菜+水炊き」のコースのみ

コースの前菜・華味鳥生ハムと親鶏炭火焼き、追加で頼んだぶりの刺身。

福岡の純米酒「田中六五」をグラスで。

料理は華味鳥の前菜と水炊きのコースのみです。お酒と一緒に軽くつまみたかったので、コースの前菜と合わせていくつか追加でオーダー。

華味鳥のから揚げ。

自家製生ハムや炭火焼き、から揚げと、いろんなパターンで鶏肉を堪能。から揚げはさすがジューシーでうま味があって美味。

福岡の純米酒を頼みました。すし、そばなど和食の時は、地元の日本酒を1杯だけ頼んで、コースを通してちびちび楽しむのが好き。飲み物でお腹いっぱいにならないので。

水炊きは最初の鶏スープから美味

前菜が終わったらいよいよ水炊き。スタッフの方が卓上で仕上げてくれるので、こちらは待つだけ。

まず、このスープと骨付きの鶏肉1個だけが供されます。

これがシンプルだけどしみじみおいしい!白濁したスープはとろみがあって、濃厚なうま味が溶けています。鶏肉はプリプリ、臭み一切なし。うましー!

続いてぶつ切りやミンチ、そしてレバーも投入されます。

キャベツ、水菜、にんじんなど野菜もたっぷり。豆腐やくず切りも付いてきます。

野菜は自分で鍋に入れて好きなタイミングで引き上げるシステム。

特製ポン酢か、ゆず胡椒で食べます。ポン酢は「だいだい」を絞り込んだ鶏のうまみを生かす味付けだそうで、酸っぱすぎずよかった。

締めは「雑炊」または「ちゃんぽん麺」。水炊きの残りをどちらかと合わせて食べ切ります。今回はちゃんぽん麺で。高菜をのせるのが博多グルメですねー。太めの麺が鶏と野菜のだしを吸って美味でした。

水炊きは派手じゃく控えめだけど、滋味深い。しみじみ満たされる味でしたね。また、なんといっても鶏そのものがおいしい。博多に来たら食べたい料理。

これから始まる九州旅を優しく盛り上げてくれた初日の夕食でした。

おまけ:西中洲のレトロすぎる風景

最後におまけです。

グルメとは違いますが、最初に予約した「華味鳥 西中洲店」に行く途中で見た看板があまりにもレトロで面白かったので載せときます(笑)。

銭湯もあったの?

それでは、今日も最高においしい1日を!

▶︎ここも読んでね!GW中、旅先からリアルタイムで書いた速報レポート:

「【GW九州旅行記DAY1】 2年ぶりの福岡で食べまくり、水炊きうまし!」

<こちらもどうぞ(過去記事)>

7年前に博多と岡山の出張でこんなところも行ってました。

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