フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【京都】 初心者ならまずはこのコース!京都大丸から八坂神社へ「四条通りミーハー散歩」

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。今日は京都初心者におすすめの「四条通り」散策を紹介します。

あくまでも「京都の外からの観光客」目線で書いた情報です。特に食に興味がある人には、おすすめルート。有名店がひと通り抑えられる、ちょっと(だいぶ?)ミーハーなコースです。

王道だが京都の食がポイントで楽しめる

京都は市内だけでも見所たくさんですが、贅沢に「一週間まるまる京都滞在」できる人は少ないでしょう。

できれば1日で効率よく、王道を抑えたい。特に食が大好き、ミーハー的に有名ポイントへ行っておきたい。そんなときにぴったりなのが「京都大丸〜八坂神社へ」という街歩きコース(1時間半目安)。

一本の道を西から東へ進むだけ。とてもわかりやすいです。

京都大丸からスタート

朝一番の四条通り。両脇に有名スポットが集まっています。あの「南座」も。

朝10時に駅直結の京都大丸からスタート。地下の食品売り場をさらっと見て、地上の四条通りに出ます。そのまま東へまっすぐ、八坂神社に向かって歩き始めます。

この四条通りが一本道でわかりやすい。両脇に有名店がたくさん集まってます。屋根付きアーケードなので天気が悪くてもオッケー。

歌舞伎の南座洋食店「レストラン菊水」も見え、鴨川も渡りながら水辺の景色も楽しめます「わー、京都に来た!」とテンションが上がります。

鍵善良房の入り口。(「【京都】食べられるのはここだけ!賞味期限30分の「鍵善良房」できたてくずきりをついに食べてきた」)参照。

観光地っぽいガヤガヤ感はありますが、先日書いた鍵前善房(かぎぜんよしふさ)もこの通り沿い(【京都】食べられるのはここだけ!賞味期限30分の「鍵善良房」できたてくずきりをついに食べてきた)。

原了郭の外観。大きな黒七味のオブジェがかわいい。

黒七味の「原了郭」、宇治茶の「辻利」、メイク用品の「よーじや」本店なども、全部この通り沿い。効率よく回れるのです。京都って本当にすごい、便利で快適!

京都でしか手に入らないプレミア黒七味も。

唯一困るのが、四条通りでトイレを貸してくれる場所がないこと。

旅先では緊張からか気合からか?大してお茶を飲まなくてもやたらトイレが近くなってしまうわたし(特に午前中)。

四条通りの突き当たりにある八坂神社。

大丸からまっすぐ歩くと徒歩25分で八坂神社に着きます。この間、寄り道してお土産を買ったりぶらぶら観光すると、1時間半くらいでしょうか。

八坂神社には広くてきれいなトイレがあるのでここでお参りしつつ、トイレ休憩してください。この観光コースで半日楽しめると思います。

八坂神社に突き当たったら、左(北側)か南(右か)へ

ここから左(北側)に行くと、ニンニクを使わない老舗中華「竹香(たけか)」や蒸しずしの「いづ重」、お弁当の「菱岩」、古伊万里の器屋さん「てっさい堂」があります。

ごま専門店「祇園むら田」。ここでも休みの日に当たっちゃいました……。

逆に右(南側)に行くと、古い街並みが美しい祇園南側エリアへ。レンタル着物でコスプレしながら観光を楽しんでいる人で賑わってます。ここには有名なごま専門店の「祇園むら田」があります。

わたしは「てっさい堂」(北)か「祇園むら田」(南)に行くか一瞬悩み、「ごまを買おう!」と勇んで向かったものの、なんとまた休業日に当たってしまった……。昨日の「有次」に続き、細かいところで詰めが甘い(T-T)。

この後は別の観光をどうしてもしたかったので、また次回に持ち越しました。

この四条通り散歩ルート、初京都で食が好きな方にはおすすめです。

 

ちなみに、「いやいや、10時よりもっと早めに出たい」「わたしは体力もりもり」という人は、朝9時に錦市場をざっと見てからスタートしても。

ただ錦市場も東西に伸びています。錦市場だけをずーっと進むと八坂神社には着きますが、四条通りの観光があまりできないです。

今回のルートで八坂神社まで行き、戻って市場だけをじっくり見てもいいかな。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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