フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【レシピ】 おでん嫌いの私がハマった「鶏だんごおでん」の作り方!江戸創業の老舗おでん種店の素材でさらに美味

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

4月に入り、桜が咲いて一気に春ですが、まだ寒い日もあるこの頃。おうちおでんはいかがでしょうか?

今日はおでん嫌いだった私がハマった「鶏だんごおでん」の作り方を紹介します。

「鶏だんご」が入ると一気におでん嫌いが治る?かも

日本人は大好きな人が多いおでん。コンビニでも定番ですよね?でももともと、ちくわやはんぺんなど練り物がそんなに好きではない私。

練り物や大根が煮える時のあのおでん独特のにおいと、ぼやっとした味があまり好きではありませんでした。

何を入れても美味なおでん。はんぺんやお好きな具でどうぞ

しかし、鶏ひき肉で作る「鶏だんご」と一緒に煮込み、食べるときにからしでなく「柚子こしょう」を付けながら食べると、めちゃくちゃ好きな味になる、と気づいて。

今日はその作り方を紹介します。辛い味が苦手な方、お子さんには柚子こしょう抜きで。おでん嫌いの方、一度おためしください。

おでん種は先日見つけたちょっと贅沢な江戸の老舗店でゲット

江戸中期創業の老舗おでん種の店「神茂」。1870年の貴重すぎる写真も

おでん種は、普通に近所のスーパーで売っている「おでん種セット」で十分です。

ただ今回は、先日日本橋にある取材に行き、付近を散歩していたら江戸中期(1688・元禄元年)創業の老舗のおでん種専門店「神茂(かんも)」を見つけて。そこで買ったものを使い、ちょっと贅沢なおでんにしました。
ここが本店ですが、日本橋三越本店、高島屋日本橋店、横浜高島屋もあるそうです。

美しく並べられたおでん種。はんぺんが名物です  ※店内は許可をいただいて撮影

「おでん嫌いが治る?鶏だんご入りおでんの作り方

■材料(作りやすい分量)

・大根:2/3本(皮をむき、3-4cm厚さの輪切りにして片面に浅く十字の切れ目を入れる)
・こんにゃく:1枚(両面に包丁で斜めに格子模様をいれてから全体を端から切って三角形に。水から入れて沸かし、あく抜きをする

・卵:人数分個数を用意し、小鍋に沸騰させた湯にそっと入れて6分ゆでる→水に浸して殻をむく
・好みの練り物:はんぺん、焼きちくわ、がんもどき、さつま揚げなどを人数×1〜2個、食べ切れる量を。はんぺん以外の具材には湯をかけ、油抜きをしておく

[鶏だんご]

鶏ももひき肉400gに酒大2、塩小1/2、砂糖小1、しょうがのしぼり汁少々、片栗粉大1を入れてよく混ぜる。

[だし]※付属のおでんスープがない場合
水3カップ先に昆布2〜3枚を10分ほど浸す。酒1/4カップ、醤油大1と1/2、みりん大1、塩ひとつまみ

(1)おでんだしの調味料を合わせ、昆布2〜3枚を10分ほど浸す。その間に大根とこんにゃく、ゆで卵、肉だんごの生地を準備する。湯を沸かしてさつま揚げなどの具材の油抜きもする。
(2)大根の切り目を上にしてラップをかけ、電子レンジで6分加熱する。出てきた水は捨てる
(3)大鍋に2の大根とだしの材料を昆布ごと入れて煮立て、小さな鶏だんごをスプーンで入れ、全部入れ終わってから5分ほど煮る。
(4)肉だんごだけ取り出しこんにゃくを加え、弱火で15分ほど煮る。一度味を見て薄かったら塩小さじ1/2ずつ足して調整し、濃かったらお玉1杯ずつ水を足して調整。ゆで卵と肉だんご、他の具材をすべて入れ、煮立ったらふたをして20分おいて完成。

完成!

オーソドックスなおでんですが、やっぱり鶏だんごの肉肉しさと、鶏から出るだしが入ると本当に最高なのです!

そしてからしもいいですが、鶏だんごを入れたらぜひ柚子こしょうを!ほんのり甘めのおでんだしとピリッと辛い柚子こしょう、本当に最高なのです!

そしてこのおでん、寒い季節はもちろん合いますが、意外と真夏に冷たいビールと楽しんでもめちゃ合います!要はいつでも最高なおでんです。よかったらぜひおためしください。

日本橋 神茂(かんも)
https://www.hanpen.co.jp/

それでは、今日も最高においしい1日を!

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