フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]意外なおいしさに驚き「野菜くずと皮でとる野菜だし」(ホットクックでも作れます)

野菜くずで野菜だし
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

 料理を作るときに出る野菜の半端部分、どうしてますか?

キャベツの一番外の葉、セロリの葉と茎、ブロッコリーの下のかたい茎、かぶの葉、ネギの太い青色の部分……結構な量が出てきますよね。

食べられそうだけれど、どうしていいかわからない。

またはかぶなど、白い実は食べるけれど、どうしても葉っぱ部分は残る。

もったいないなーと迷いながらも捨ててしまっていませんか?

その悩みを一挙に解決するのが「野菜だし」です!

作り方は簡単。

カレーやスープに使えますが、そのまま飲んでもびっくりするほど美味なのです

今回は、そのレシピを紹介します。

 

*我が家のホットクックはこれ↓KN-HW16F-W

シャープ 水なし自動調理鍋 1.6L ホワイト系SHARP ヘルシオホットクック KN-HW16F-W

 

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皮や茎は捨てずに、にぎりこぶし3〜4個分ためたらスープに

野菜くずで野菜だし

まとめて作った方がラクなので、料理を作って野菜くずが出たら、キッチンペーパーにくるんでビニール袋(スーパーのレジの先にあるポリ袋)にためて、冷蔵庫に保存しておきましょう。

我が家は1週間〜10日でにぎりこぶし3個分くらいたまります。

そのぐらいまとまったらスープを作りましょう!

鍋で煮てもよいですが、ホットクックなら超簡単。

鍋で作るやり方も書いておきます。

[レシピ]ホットクックで作る「野菜くずと皮でとる野菜だし」

[材料]作りやすい分量(1Lくらい)

  • 野菜の茎、外皮、余らせてしまった部分など にぎりこぶし3〜4個分
  • にんにく(皮をむく)2片
  • プチトマト4〜5個

※野菜くずのみでも作れるが、にんにくとプチトマトを入れるとよりおいしいだしに仕上がる。

[作り方]

野菜くずで野菜だし

  1. すべての野菜をホットクックに入るくらいの大きさに切る。
    野菜と一緒に、水1.6L(または、内がまの『水位MAX』の線ギリギリまで)を入れる。

    野菜くずで野菜だし

  2. 本体をセット。【まぜ技ユニットなし】手動→煮物を作る→まぜない→30分でスタート。
    ホットクックがない場合は、深めの鍋に入れ、沸騰したら弱火にして40分ほど煮る(ふたはしない)。

    野菜くずで野菜だし

    途中からシチューを煮込むような、すごーくいい香りがしてきて、完成です!

    野菜くずで野菜だし

  3. 完成したスープをこす。
    手持ちの一番大きなボウルにさいばしを2本渡し、上にザルをのぜ、静かにこします。
    ホットクックの付属品の「蒸しトレイ」が底がフラットで安定し、便利です!

    野菜くずで野菜だし

    そのまましばらくおいて、だしが落ち切るまでほうっておいてください。粗熱が取れたら、ジッパー付き袋に入れて冷凍します。

野菜くずで野菜だし

完成したら、できたて熱々のスープを少し味見してみてください。

かつおだしやチキンコンソメなど、動物性のスープとはまた違った、奥の深い豊かな味にびっくりされると思います。

塩少々を入れたら、「これだけで十分おいしいのでは」と思うはず。

カレーやハヤシライス、ミネストローネ、ビーフシチュー、ミートソースなどあらゆる洋食のベースに使えます。

赤ちゃんがいるおうちは、一番最初の離乳食をこれにしてもよいのでは。

 

いかがでしたか?

今回は「[レシピ]ホットクックでも作れる『野菜くずと皮でとる野菜だし』」についてご紹介しました。

自炊が増えて、野菜から出るくずを捨てるのがもったいないなー、と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最高においしい1日を!

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