野菜レシピとは思えない濃厚さに驚き「ドライトマトの水ギョウザ」
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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。
今日は「自家製セミドライトマト」とそれを使った水ギョウザの作り方を紹介します。
プチトマトをオーブンの低温にかけると、濃厚で甘みが凝縮したセミドライトマトになります。何度かブログでも紹介しています。
オイルとつぶしたにんにくであえるだけでおいしいおつまみですが、市販のギョウザの皮で包み、塩を入れた湯で2、3分ゆでると、さらに凝ったおもてなしレシピになります。
京都の割烹に行くと、冬はもちろん、暑い夏も必ず熱々のシンプルなスープを最初に出されてとても癒されますが、そんな前菜のイメージ。
ぜひ作ってみてください。ベジタリアンの方もOKのレシピです。
「自家製セミドライトマト水ギョウザ」の作り方
■材料(作りやすい分量、3〜4人分)
・プチトマト:1パック
・ギョウザの皮(市販 ※大判、厚手のものがおすすめ):10枚
・生唐辛子(赤、好みで):2本
・水、塩、酢(できれば黒酢)
■作り方(所要時間:20分 ※オーブンで焼く時間40分をのぞく)
(1)自家製セミドライトマトを作る。オーブンを120度に予熱する。その間、プチトマトのヘタをとって横半分に切る。
天板にオーブンシートをしき、切り口を上にして並べ40分、全体がややカサッとするまで焼く。
(2)ギョウザに仕立ててゆでる。小鍋に湯3カップを沸かし、その間ギョウザの皮1枚にドライトマト3個ずつくらいのせ、フチに水をつけて半分に折ってくっつける。
湯が沸いたら塩小さじ1を入れ、ゆでる。2、3分で皮が半透明になったらOK。ゆで湯と一緒に器に盛りつける。
(3)完成!好みで生唐辛子(アジア食材店などにある)の小口切りを、少々盛り付けても。ゆで湯もスープとしてぜひ。トマトのだしが溶け出していて、濃厚な味わいにびっくりします。
そのままでもおいしいのですが、さらに好みで酢(黒酢がおすすめ)を少々かけても。より味が複雑になります。女性には大好評!
これが不思議と、お酒に合う前菜になるんですよねー。この後はごはんや、唐揚げや油淋鶏(ユーリンチー)、春巻きなど揚げ物のメインがくれば完璧なおもてなしに。
セミドライトマトだけを前もって作っておいて、さっと水ギョウザに仕上げたら、とても満足感のあるダイエットごはんにもなりそう。いろいろおためしください1
それでは、今日も最高においしい1日を!
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