フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】しなびたトマトと固いアボカドが復活!「自家製ドライトマトのペペロンチーノ」

自家製ドライトマトとアボカドのオイル漬けをパスタにした画像

「自家製ドライトマトのペペロンチーノ」(固くてどうにもならなかったアボカドも活用)。(c)asanoyoko.com

 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。文章を書くことと同じくらい料理も好きなので、自分と家族のために、ほぼ365日キッチンに立ちます。

 そんな日々で作った、簡単家ごはんレシピをご紹介。今日はパスタです。

[レシピ]自家製ドライトマトのペペロンチーノ(アボカドも活用)

 娘(小学生)がアボカド好きなので買ったのですが、大根のようにカッチカチで、数日おいても固い。

 低温のオーブンでしなびたプチトマトを焼くと、自家製ドライトマトが簡単に作れます。一緒にこの固いアボカドも焼いてみては?と試したら、大成功。常温に戻したバターのようにやわらかくなりました。

 ペペロンチーノに足して食べ応えのあるパスタに。

■材料(1人分)

  • プチトマト(しなびているものでOK):6〜8個(タテ半分に切る)
  • アボカド:1/2個(皮とタネを取って2cm角切りに)
  • エキストラバージンオリーブオイル:大さじ3
  • にんにく:1片(薄切りに)
  • 赤唐辛子:1本(半分に割ってタネを取る)
  • 好みのパスタ(できれば生パスタ):90gくらい
  • パセリ:適量(みじん切りに)※あればで

■作り方

アボカドとプチトマトをオーブンで焼く様子

切ったプチトマトとアボカドを低温オーブンで30分(放置)で完成。(c)asanoyoko.com

1.オーブンを120度に予熱する。天板にオーブンシートを敷く。カッコの通り切ったプチトマトとアボカドを並べ、30分焼く。

オリーブオイルと自家製ドライトマト、アボカドの画像

オリーブオイルに漬け込むと、このままでもおつまみに(冷蔵庫で2,3日OK)。(c)asanoyoko.com

2.焼き上がったプチトマトとアボカドをボウルに入れ、オリーブオイルと塩・こしょうでマリネする(5〜10分くらいおく)。塩はふたつまみくらいからスタートし、味見して足りなかったら足してください。

3.冷たいフライパンににんにくと、トマトを漬け込んだオリーブオイルを大さじ1くらい入れて弱火でじっくり炒める。香りが出たら赤唐辛子を炒め、マリネ全部を入れてさっと加熱する。

パスタをゆでる画像

パスタは好みのもので。この日はゆで時間が早い生パスタを使いました。(c)asanoyoko.com

4.パスタを袋の表示通りゆでて3と合わせ、黒こしょうと(あれば)パセリをふる。

トマトパスタの麺を持ち上げている画像

ドライトマトの凝縮した甘さ、赤唐辛子の辛味、もちっとしたパスタが最高!(c)asanoyoko.com

 固くてどうにもならなかったアボカドとしなびたプチトマトが生き返りました!もちもちの生パスタともよい相性。

 生パスタ、ゆでるときに塩を入れなくてよいからヘルシーで、しかもゆで時間が2分くらいで気に入っています。在宅ワークごはんにも向いている食材では? 

生パスタのゆでる前の画像

岡山県の国産生パスタ「hatafresca」のもの。(c)asanoyoko.com

 最近出合ってとてもおいしかった生パスタ。岡山県産の「hatafresca(ハタフレスカ)」さんのものです。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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