食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。今回は「アルデバラン」の訪問レポートです。
ファーストフードを超えた、まるでフルコースのような感覚で食べるプレミアなハンバーガーショップでした。
来店前の連絡必須、「焼き時間」を指定して食べに行くハンバーガー
麻布十番駅から徒歩2、3分のハンバーガーショップ。道はまっすぐ一本道でわかりやすいですが、お店は見つけにくい。雑居ビルの2階にあります。
ちょっと変わっているのが、来店前に電話で食べるメニューを先に伝え、パティの「焼き時間」を指定して食べに行くシステムです。
11時から21時まで(日曜は20時まで)の通し営業で、11時15分、12時45分など15分ピッチで自分が来店する時間を予約します。
なんか難しそう!(笑)
「ベストな状態でパティを焼き、食べてもらいたいから。列車や飛行機と同じ」だそうですが、そんなこと言われたら普通は萎縮しますよね(^^;
「やっぱりピークタイム外したほうがいいのかな?」とビクビクしながら14時半という謎の時間?を指定。ハンバーガーはネットで調べて、王道の「リアルバラン」をお願いました。
緊張しながら訪問。しかしとーってもフランク、究極に美味でした!
当日は緊張しつつ、予定通り訪問。
ワインやビールを飲んでかなり盛り上がっているグループ(平日昼なのに!)と、わたしと同様に緊張しながら来た風な、20代のカップルがいました。
ワンドリンク制で、その夜は飲み会だったのでミネラルウォーターにしました。これがめちゃくちゃハンバーガーに合って、おいしくて大正解!
最初に上品なコールスロー、そしてフライドポテトが出て、ハンバーガーが登場。コールスローもフライドポテトもとても繊細で上質な味。
「フルコース」を食べに来た感覚、とネットでレビューしている人がいましたが、まさにそんな感じで。
ハンバーガーはもう、言うことなしです。普通のグルメバーガーだって素晴らしくおいしいですが、ここのは「ハンバーグステーキ」のような熱々のパティと、ちょっと甘めのバンズ、とろけるチーズ、ソースが混然一体となって。肉の香りもよかった。
量もたっぷり。でもおなかにドシンとこない、適度な満たされ感もさすがです。スタッフの方の対応もフランクで、優しくて。
会計のとき「緊張しながら電話しました」と言ったら「全然そんなことないんですよー!またぜひいらしてくださいね!」と笑ってました。
美食好きは、やっぱり一度は食べたほうがいいハンバーガーですね。
そもそもは、美食家の浜田岳文さんのおすすめで行ってみました。また再訪すると思います。次は違うハンバーガーをいただこうと。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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