先週4月某日に、渋谷パルコにあるフィッシュバーガー専門店「デリファシャス(deli fu cious)」に行ってきました。
この日は午後、パルコで別の食べる取材を控えていたのですが、その前にプライベートで訪れた、ランチのレポートです。
いったい何食食べるのだ、と思われるでしょうが、フードライターのよくある日常です(笑)
2019年秋にリニューアルオープンした渋谷パルコ
コロナ前の2019年11月にリニューアルし、話題になった渋谷パルコ。
この地下1階はレストランフロアで「カオスキッチン(CHAOS KITCHEN)」と命名。
居酒屋や昆虫食レストラン、レコート店まで入る“なんでもアリ”感が注目されました。
今こそ1年以上続くコロナ禍で海外からの観光客も皆無、静かなパルコです(特にこの日は営業開始直後の11時に訪れたのもあり)。
しかし開業当時はたくさんのお客さんで盛り上がっていたのです。
入っているテナントも面白くて、たまげたものです
オープン当初から特に目立っていたのが今回のデリファシャスです。
元は中目黒の人気店でしたが、渋谷パルコのリニューアルに伴い、移転しました。
元鮨職人が手がけるフィッシュバーガーの専門店
デリファシャスのコンセプトは「元・鮨職人が手がけるフィッシュバーガーの専門店」。
「フィッシュバーガー」というと、ファーストフードチェーンの、あの白身魚フライがタルタルソースと一緒にバンズにはさまっているシンプルなタイプが思い浮かびます。
が、この店のフィッシュバーガーは、ボリュームたっぷり、肉のパテの中身が魚に変わっただけの「ザ・ハンバーガー」。
フィッシュバーガーは
- 昆布締めフィッシュバーガー 和風だし豆腐ソース 1,100円
- 漬けマグロチーズバーガー 1,650円
- アジフライバーガー 甘口ソース 1,100円
- マグロカツバーガー オーロラソース 1,210円
で、プラス300〜400円でポテトやサラダ、ドリンク付きのセットに変更可能。
この日は「漬けマグロチーズバーガー」のサラダとドリンク付きにしました。
ハンバーガーは、アボカドスライスがはさまってもりもり、見た目は普通のハンバーガーとまったく変わりません。
でも食べてみるとあっさり。
肉のパティのじゅわー、っと感をイメージして食べると、3口目くらいまでものたりなく感じます。
しかしそのまま食べ進めると、「わー、魚をこうやって洋風に食べると、味わい深いな、おいしいなー」としみじみ思えてくるので不思議。
セットのサラダ、ドリンクと一緒に味わって、洋風版焼き魚定食(または魚フライ定食)を堪能したような気分に。
パン(バンズ)が冷たいまま提供されていることに賛否両論あるようですが……
「お寿司のシャリ」のイメージで、わざと温感を出していないのかな。
でもハンバーガーとしてはとても満足感があります。
「カロリーだけ取ってしまった」という罪悪感ではなく、しっかりおいしい食事を取ったな、という満足感。
一度は体験してみてはいかがでしょうか?
「デリファシャス 渋谷パルコ店]
- 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO B1
- JR『渋谷』駅 徒歩 4分
- 03-6809-0088
- 11:00~23:00/定休日なし(休業要請などで変動の可能性も、要確認)
<こちらもどうぞ(過去記事)>