食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
先日、久しぶりに胃カメラをやってきまして。その後に食べたお粥ランチの話。

神保町に来てランチをスルーはあり得ない
どこまで食に欲深いのだと自分でも思うけど……。
胃カメラを受けたのは神保町のクリニック。神保町と言えば東京有数の飲食店激戦区です。
古本屋街として有名ですが、結構会社(特に出版社)があってワーカーも多い。なのでお手頃レストランたくさんあるのです。

この日胃カメラが終わって、麻酔から覚めるため休んで11時過ぎ。混んでる人気店でもちょうど入れる!
神保町に来てこんなにいい時間帯で、ランチをスルーしては帰れない!
神保町はカレーの名店が集まっていますが、さすがに胃カメラの後はやめとこう、そしたらお粥?と探しました。
あった!香港粥と点心の店。今いる場所からも近い!


すごくかわいいお店でした。11時半前に着きましたがすでに1/3くらい埋まっている。ほぼ全員一人客。Wi-Fiはないけど充電ができてめちゃいい!

一番人気の「豚肉とピータン」に香港式焼売を付けて。お粥単品だと税込870円ですよ。安いー。

香港のお粥はしっかり味がついていて、うま味のあるスープにお米がとろっと溶けているタイプ。日本の鍋料理の最後に食べる雑炊みたいな味わいです。
肉でんぶや揚げ春巻きの皮がトッピングされてて、合間の食感も楽しい。

焼売もよかった。お粥だけどうま味があるとは言えちょっと物足りないけどおかずがあって満足。
しかも胃カメラ後のお腹にも優しかった。
最近の胃カメラの進化にも驚き
ちなみにわたし、胃カメラを数年サボってしまい、久しぶりに受けたのです。
診察室に入って、カメラのでかい機械とベッドにビクビク。
「はーい、麻酔しますねー」と言われても「わたしお酒強いからきっと効かない……ヤダなー」と(実際に麻酔がほぼ効かなかった治療が何度かあり)。
しかし、次の瞬間「終わりましたよ、少し休んでから帰ってくださいねー」と看護師さんに声をかけられ、えええっ?と。瞬間で意識がどこかに飛んでました笑
海外に比べて「少々の痛みはガマンせい」という感じだった日本の医療も、かなり変わったのですね。
胃カメラは問題なしで、ピロリ菌もいなくてよかった。苦痛ゼロなので、受けた方がいいです。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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