フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

簡単、素朴なのにもっちり食べごたえ抜群!黒豆入り鍋炊きご飯

実は簡単なご飯の「鍋炊き」。さらにワンポイントを!

ル・クルーゼ鍋で炊いた黒豆ご飯の画像

ご飯は炊飯器より鍋で炊くほうが早いのです。もっちりした食感も好き。(c)asanoyoko.com

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 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。文章を書くのと同じくらい料理も好き。自分と家族のために、ほぼ365日キッチンに立ちます。

 今日は「黒豆入り鍋炊きご飯」の作り方を紹介します。簡単、さらに豆入りでたんぱく質も摂れるし、なによりお米と豆のもちっとした食感がとーっても味わい深いのです!

 TKG(卵かけご飯)も最高。納豆、焼き魚、漬物、野菜たっぷりの味噌汁など、ヘルシーな和食おかずにも全部合います。

 黒豆はお正月に使うのと同じ。スーパーで1袋400円くらいで売っています。

ル・クルーゼ鍋の画像

ル・クルーゼでなくても、手持ちの鍋でいちばん底厚、ふたが重いものならなんでもOK。(c)asanoyoko.com

 しかし、その前に。

「鍋でご飯を炊く」ってすごく早くて便利なの、知っていますか?

 おいしくて炊飯器より早いので、私は20年くらいやってます。写真はずっと愛用している直径22cmのル・クルーゼ(白)。

 合羽橋道具街で当時26,000円ほど、ドキドキしながら買いましたねー。これともう一台20cmの鍋と2台を使い回しています(20cmは米2カップ、22cmは3カップ用目安)。

 ということで、これを使い、黒豆も入れた鍋炊きご飯の炊き方を紹介します。

「黒豆入り鍋炊きご飯」の作り方

■材料(作りやすい分量・米3合分)

・米:3カップ
・黒豆:1/2カップ
・水:米と同量

米と黒豆の画像

黒豆はお正月に使うものと同じ。普通のスーパーで2カップ分400円くらいで売っています。(c)asanoyoko.com

■作り方(所要時間:30分 ※最初の浸水時間20分をのぞく)

(1)米を洗ってザルにあげ、20分ほど浸水させる(上の画像のように)。その間、黒豆をさっと洗い水気を切り、フライパンで空炒りする。

黒豆をフライパンで空炒りしている画像

米を浸水する間、黒豆をフライパンで空炒りする。半分ほど弾けるくらいまで。(c)asanoyoko.com

(2)炊き始める。厚手の鍋に米、米と同量の水、1で炒った豆を入れてざっとまぜる。ふたを少しずらしてのせ、中強火に5分ほどかける。

鍋に米と水、豆を入れた画像

水を入れただけで豆の色がさっと溶け出し、きれいな赤紫色に。(c)asanoyoko.com

ル・クルーゼ鍋の画像

最初の5分は少し強めの中火で。吹きこぼれ防止に、ふたを少しずらして。(c)asanoyoko.com

(3)5分経ったら最を弱め、ふたも戻して20分弱火で炊く。時間が来たら火を止めてそのまま5分放置し、蒸らす。

ル・クルーゼ鍋の画像

5分経ったら最も弱火で20分→火を消して5分蒸らし。(c)asanoyoko.com

黒豆ご飯が炊き上がった様子

5分蒸らしてすぐ開けた状態。黒豆はほどよい固さ!(c)asanoyoko.com

(4)完成!さっくりと全体を手早くまぜて、温かいうちにいただきましょう。

黒豆ご飯が炊き上がった様子

お赤飯のようにも見えるけれど、違ったおいしさです!(c)asanoyoko.com

 この日は定番で、

しらす納豆
・梅干しと海苔

を合わせ、とてもシンプルにいただきました。素朴だけれど、とても贅沢な和朝食。もっちりした米の食感と、豆の香り、噛みごたえがとてもマッチしてます!

黒豆ご飯に納豆と梅干しを添えた様子

(c)asanoyoko.com

黒豆ご飯が鍋で炊き上がった様子

(c)asanoyoko.com

 食べきれない分は炊飯器で炊く普通の白飯と同じく、小分けにして冷凍で。食べたいときレンジでチンしてください。

 思い立ってから30分で炊き上がるので、気軽にできますよね。ぜひお試しください!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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