フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】 さっぱりおいしい「トマトすき焼き」!牛肉と野菜のベストな順番とは?コツも教えます

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

いいお肉がちょっと安くなっていたら、ぜひおうちすき焼きを!

ただ脂肪の多い牛肉を、甘辛い味付けで食べるのは、大人には重たい……

そんなときにおすすめなのが、「トマトすき焼き」です。

今日は作り方を紹介します。

トマトと牛肉、合う!脂の多いすき焼きが初夏にもぴったりなごちそうに

トマトを入れると、酸味と甘みが肉と調和してすごく合います。

また、トマトは単体でシャーベットやジャムにもなる、うま味の濃い野菜。肉から出る脂とトマトのうま味を吸って他の野菜がおいしくなり、野菜嫌いのお子さんももりもり食べてくれるでしょう。

「すき焼き=冬のごちそう」なイメージが強いですが、トマトのさわやかさが入ると春夏にもぴったりな一品になりますね!

「春菊苦手」問題を解決する裏ワザ

子どもはもちろん、大人も「春菊がどうも苦手」という人は多いですが、「葉っぱだけをつみ取って使う」と驚くほど食べやすくなるのです。知ってます?

葉っぱだけだとパクチーよりクセがなく、和食メニューに合う。「和製ルッコラ」?すき焼きに入れたらあっという間に食べちゃいます。

残った茎はキッチンペーパーで包んでビニールかラップをかけ、冷蔵庫へ。わたしはいつも、キャベツの外側のかたい皮、大根の茎などと合わせてスープを取っています。これめちゃくちゃ美味です。

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■「トマトすき焼き」作り方(2〜3人分)

・牛肉(すき焼き用):300g
・春菊(葉のみ):1束
・長ねぎ:1本(3〜4 cm幅のぶつ切り)
・好みのきのこ:1パック分(石突きを落としほぐす)
・焼き豆腐(4等分)、くず切り(熱湯で1分ほどゆでておく)、ゆでうどんなど:適量
・卵(新鮮なもの):1人1〜2個分用意
・市販のすき焼きの割り下、砂糖、牛脂または油

(1)浅型鍋に牛脂または油を熱し、肉と砂糖(大さじ1、2)、割り下少々を入れ、色が変わる程度にさっと焼いて溶き卵で食べる。1ラウンド目は一人1、2枚ずつ目安。


(2)肉を引き上げたら野菜と焼き豆腐などの具材を入れ、火が通ってくたっとするまで煮る。

(3)締めにゆでうどんを入れて少し煮てから食べる。

好きなものは後に取っておく、わたしの食べ方(笑)。

肉を自分の器に少しだけ残しておき、くたくたに煮た野菜や焼き豆腐と一緒に食べます。最高\(^0^)/

牛肉が特売になっている時にぜひ!食欲旺盛な小学生用にはよりお安い肉と、大人用の牛肉2種類をそろえ、小学生には安い肉で先にお腹いっぱいになってもらい、大人は後からいいお肉をじっくり味わうというテクもあります(^^;

それでは、今日も最高においしい1日を!

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