フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】野菜を切ってあえるだけの 「サイコロサラダ」とドレッシングをめぐる迷走

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

野菜は好きだし大事なことはわかってる。でもたくさん食べるのは難しい。

そういうときにおすすめなのが、「サイコロサラダ」です。

今日は作り方と、わたしのドレッシングをめぐる話(迷走)について。

イタリア式オリーブオイル生活→ドレッシングへ

食の取材をして、家でもこだわりの自炊生活をして20年以上。

2009年のイタリア旅行で、ドレッシングのない食生活に衝撃を受けました(「イタリアンドレッシング」という商品もありますが、あれ日本人の後付けです)。

イタリアではレストランでも自宅でも、

・オリーブオイル

バルサミコ酢

・塩、こしょう

が必ず食卓にそろってます。

生野菜が運ばれてきて、その4つで自由に味付けして食べます。オリーブオイルが新鮮で美味なのでまたうまい。

ハマったわたしはいいオリーブオイルを常備し、それで通していました。市販のドレッシングがすごく人工的な味に思えてきて。

しかし15年以上経ち、ある日おみやげでいただいた玉ねぎドレッシングのおいしさに、衝撃を受けてしまいました。

玉ねぎドレッシングで、自炊何周目かにドレッシングの利点に気づいた

いただいた淡路産玉ねぎドレッシングはピュアで。オリーブオイルと違って4点セットを用意しなくていいからラク。何より味がおいしい。

そのドレッシングを食べたいために、生野菜を準備するように。

食べ切ると、似たような玉ねぎドレッシングを探して成城石井北野エース、カルディなどこだわりの食材スーパーをめぐるように。

玉ねぎドレッシングってどれも美味なのです。健康効果もあるから一石二鳥。

最近ハマっている紀ノ国屋の玉ねぎドレッシングとコーンドレッシング。

開封後のドレッシングはオリーブオイルより賞味期限が早いので、めちゃくちゃ野菜を食べるようになりました。

最近買った紀ノ国屋では、玉ねぎドレッシングの横に「人気商品!」としてコーンドレッシングがあって、買わずにいられずゲット。これもおいしい。子どもも絶対好きな味です。

野菜不足の人こそサイコロサラダ、豆やハムなどを入れればごちそうに

そんな好みのドレッシングが冷蔵庫にあるとき、ぜひ作ってほしいのがこのサイコロサラダです。冷蔵にある固めの野菜を1〜1.5cm角にそろえて切り、ドレッシングであえて塩・こしょうをふるだけ。

生野菜だけでもいいですが、コーン缶・豆の缶詰(わたしはひよこ豆が大好き)・プロセスチーズ・ハムなども。

本当にごちそうです。

■「サイコロサラダ」作り方(1人分)
・きゅうり:1/2本
ラディッシュ:2個
・コーン缶:大さじ2
ひよこ豆:大さじ1

野菜は1〜1.5cm角にそろえて切り、コーン缶と豆は水気をペーパーでふいてそのまま、ドレッシング大さじ1〜2でよくあえる。少し冷やしてなじませてから食べても。

野菜は角切り、コーンと豆は水気をペーパーなどでよくふく。

好みのドレッシング大さじ1〜2でよくあえる。軽く塩・こしょう。

完成!

大根、にんじん、アボカド、キャベツ、パプリカ、セロリなど生で食べられる野菜はなんでも。

野菜以外のチーズやハム、ツナ缶、スモークサーモン、オリーブ、水切りした豆腐を薄切りにして入れても。

また、フルーツを料理に入れるのに抵抗がない人なら、オレンジ、りんご、ブルーベリー(そのまま)、キウイ、パイン缶もよいです。野菜と色を合わせれば、案外合います。

具材をいろいろ入れれば、もはや野菜も脇役じゃなくてごちそうですね!

あまり具材とドレッシングで、ぜひごちそうサラダをおためしください。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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