フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【新宿】ランチ予約OK!「天ぷら新宿つな八 総本店」で老舗の天ぷらに舌鼓

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

去年の年末、久しぶりに「天ぷら新宿つな八」で正統派の天ぷらを楽しみました。今回はそのレポートです。

新宿駅徒歩3分、創業100年超の老舗。しかも95席の大箱。

年末の土曜1時、新宿全体が激混み。お店の前もインバウンド客ですごい行列でした。

新宿駅中央東口から徒歩3分、アクセス抜群の立地。このエリアは天ぷらや、老舗の日本料理の店が集まっています。

年末のある土曜昼、午後1時に父を含めた家族で新宿でランチをすることになり。いろいろ画策し直前の1週間前に、ここ(つな八の総本店)だけ予約がすんなり取れたのです(コースのみ)。しかもテーブル席かカウンターかも選べました。

「95席もあるし、12時じゃなくて1時だし予約しなくても入れるんじゃない」と軽く思っていたのですが、当日行ったらインバウンド客含め、ものすごい行列!近隣の他の日本料理の店もそうでした。外国人の方々、わかっているなー……。予約しておいてよかった。

「渚(なぎさ)コース」税込3,630円

車海老、魚介、野菜、穴子(最後に別で)の天ぷらが入った「渚」コース。もっと豪華なコースもあります。

つな八のランチコース、一番お安いものにしましたが安定の美味さくさく感で大満足。盛り付けも美しかったですねー。

羽のように軽く、油自体の香りとうま味も衣からしっかり感じて。

さつまいもの天ぷらと「口替り」(この日はかぼちゃの冷たいスープでした)。

コースのシメの「お揃い(食事)」。白いご飯を天丼(最後の天ぷらの穴子をのせたもの)に変えてもらいました。ふわふわの穴子、甘辛いタレ、粒の立った白飯が最高!

最後の穴子を白いご飯でなく、「天丼」にも変えられて、それがよかった。ご飯そのものも、粒立ちがよいお米で、めちゃくちゃおいしくて。

そう言えばわたし、7、8年前に新宿タカシマヤタイムズスクエアの記事を担当したのです。

館内のレストランを回って、つな八を取材した際、「天ぷらの味を引き立てるご飯の品種にはこだわっている (山形のはえぬき)」と調理長が話してたなあ、と思い出しました。

※この記事→「だから行きたい!この店の美味しい理由(『天ぷら新宿つな八』編)

店内は昔の趣きを残してクラシックだけど、清潔で居心地良し。ランチから予約が取れて、しっかり食事したいときとか、軽いビジネスランチにはぴったりです。

メニュー。ウニ入りの7,700円のコースでも49ドル、47.5ユーロでチップなし。お酒飲んでも100ドル・100ユーロ出して軽くお釣りが来る。外国人観光客には安く感じるよねー。

テーブルマット(紙)にはつな八の100年の歴史が写真付きで載っています。

趣のあるクラシックな店構え。店内はとても清潔できれいです。
天ぷら 新宿つな八 総本店
https://www.tunahachi.co.jp/
ランチ予約OK。お店に直接電話しました。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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