フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【新橋】山形県知事最高賞受賞、最上級品種そばと郷土料理が都内で食べられる「山形蕎麦※炙り 焰藏(えんぞう)」

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

山形そばの店の試食会にお誘いいただきました。

新橋駅から徒歩5分、「山形蕎麦※炙り 焰藏(えんぞう)」。今回はそのレポートです。

山形県知事最高賞受賞の山形そばを東京で食べられるそば店

「最上早生(もがみわせ)せいろそば」と左上「寅ちゃん葱の天麩羅」。
新橋で飲食店が集まるGEMS(ジェムズ)ビルの4階。山形発の人気そば店があります。10月にリニューアルオープンしたばかり。
お店の中はすごくスタイリッシュな雰囲気。接待にも使えそうです。
山形県産の最上級品種の「最上早生(もがみわせ)」。この手打ち十割そばを提供。山形県知事最高賞も受賞しています。山形の湧水も汲んで東京に運んでいるとのこと。
日本国内で食べる蕎麦粉の8割以上は輸入品。貴重な国産のそば粉、そば文化を未来へつなごう!と山形県内の企業が運営しています。
衝撃を受けたのが天ぷら。糖度が通常のねぎの2倍以上という山形のブランドネギ「寅ちゃん葱」です。今年は最高糖度の21.6度(バナナの21度超え)を記録したそうで、甘い甘い!

卓上の土鍋でつやつやのご飯と山形の郷土料理を満喫、スイーツも!

(手前から時計回りに)だしやっこ、最上鴨の鴨つくね、芋煮、玉こんにゃく。色味は濃いけれど食べると優しい味。

卓上で炊き立ての「つや姫」をプレゼン。つやっつや。
そばだけでなく芋煮や鴨料理、炙りメニューもあります。ご飯は卓上の土鍋で炊いたつや姫(山形産)を出してくれます。

郷土料理メニューが茶色く一見味が濃そうなのに、どれもしみじみ優しい。そして炊き立てのご飯がつやっつや、おかずともぴったりで。そばを食べた後でもまだまだ食べられそうでした。

新橋の雑踏の中にこんなスタイリッシュなおそば屋さんが。

個室もあります。ちょっとカジュアルな接待にも使えそう。

挽いてそば粉の状態になった最上早生。

甘みと香りがあり、コシが強いのが特徴。

少し辛口のそばつゆと、甘くてコシのある山形そば。どこまで食べられるー。

寅ちゃん葱に衝撃!ぶっちゃけネギが得意でないわたし。バクバク食べてしまいました。

山形の純米吟醸(出羽桜 出羽蝶々)。酸味とキレがそばに合う!

なす、きゅうり、ネギ、ミョウガ、しそ、納豆昆布と、醤油・みりん・砂糖で合わせたのが山形の郷土料理「だし」。これを豆腐にかけた「だしやっこ」。

卓上の土鍋で炊き立てを。え、そばを食べた後に?全然いけます(笑)

山形の茶色おかず、炊き立てキラキラのつや姫。止まらないのです。

食べ放題の「囲みそば」は期間限定で出血価格サービス中

「囲みそば」(土曜のみ、60分限定大人1,980円)は今だけ1,000円でおトクだそう。

山形独特の食べ方で、大きな板に盛り付けたそばをみんなで囲む「板そば」。これも食べられます。

土曜だけ60分限定でこの板そばの食べ放題をやっていて、なんと年末特別企画で、今だけ1,000円で提供中だそう(終了未定)。

新橋でおそばが食べたい、あまり気取りすぎないけどおしゃれなお店で楽しみたい、というときにぴったり。そば好きな方、行ってみてください。コース(締めはそば)も一人5,500円からとかなりお値打ちでした。

蕎麦屋の甘味」として「だだちゃ豆の和パフェ」や「そば玉クリームぜんざい」を提供するカフェタイムも営業中です。

新橋駅から徒歩5分、GEMSビル4階にあります。
山形蕎麦※炙り 焰藏(えんぞう)
https://enzou-shinbashi.jp/

それでは、今日も最高においしい1日を!

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