フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【六本木】意外な場所にあるのが驚き⁈ 本格カウンターフレンチ「Chene(シェーヌ)」

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

フレンチの試食会にお誘いいただきました。六本木駅から徒歩2分のカウンターフレンチ「Chene(シェーヌ) Restaurant & Bar」。今回はそのレポートです。

4人以上で貸切もOK、カウンター割烹的本格フレンチ

星付きのレストランやフランスで修業した癸生川(けぶかわ)シェフ。

六本木のフランス料理店。日本料理のカウンター割烹のように、シェフの目の前にお客が座ってライブ感と会話を楽しむ店(全11席)。最近トレンドの「シェフズテーブル」ですね。

料理も本格的。「日本の“旬”を今日の“食材”に」がコンセプトのコースを日替わりで提供。でも緊張は不要です。

自家配合飼料で育った「近江木下牛」がメイン。ロゼ色で完璧。やわらかい。

面白いのが六本木のアマンド近くの裏通り、アパホテル六本木駅前店)の1階に間借りしていること。

ビジネスホテルの入り口横に、こんな本格フレンチがあるなんて!

アパホテルの1階にこんなフレンチが!

料理は大満足でした。北海道産サンマにカツオだしのジュレとすだち、九条ネギと北海道のブランド秋鮭・イクラ、など季節の国産食材を使ったコース。ちょっとした仕掛けや味に品があってよかったです。

照明が明るめなのだけ、この料理に合ってなくてもったいないなと思いましたが、口コミを見ると「すでに⚪︎回目の訪問」と何度も出てくる。通い詰める人が多いのがわかります。

デートや親しい人とゆっくり過ごすのにいいですね。しかもこの内容・立地でフレンチのディナーコース7,500円〜はとてもお値打ち!

前菜。ホタテの最中。右はシェフの出身地、埼玉牛のコンソメスープ。まろやか。

食べかけでお目汚しすみません。手で食べる「甘くないホタテ最中」が斬新で。中のグリーンは「油麦菜(ゆばくさい)」というシャキシャキした葉っぱ。

マッシュルームのフラン。

北海道サンマをミキュイで。カツオだしのジュレ、クレソンとナッツのサラダ。下に敷いてあるのはじゃがいも(北海こがね)のピュレ。

これもよかった。フォアグラのオペラにいちじくを添えて。濃厚なケーキのような前菜。

アナゴのフリット、焼きナスのソースで。

魚料理は雄宝鮭(北海道のブランド鮭)とイクラ、九条ネギと。

肉料理は近江木下牛のササミ(お腹周りの部位)。やわらかくてさっぱり。でも鶏のささみと全く違ってサシが入っています。

デザート1、新生姜のグラニテ。

デザート2、凍らせた和梨とクリーム。食感が楽しい。

この日飲んだワイン。

クレマン・ド・ロワールで乾杯。

プイィフュメ。

赤は肉に合わせてラングドッグ。

れでは、今日も最高においしい1日を!

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