こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
電気圧力鍋を手に入れたら、すぐ作りたい定番料理が大人も子どもも好きなミートソース。
今回は、電気圧力鍋で作る簡単で本格的なミートソース(無水)のレシピを紹介します。
このブログでは、以前パナソニックの電気圧力鍋(SR-MP300)を、期間限定でレンタルした話 を書きました。
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[レシピ]電気圧力鍋で簡単、本格ミートソース
[材料]作りやすい分量(できあがり4カップ分)
- 合いびき肉 300g
- ベーコン 50gくらい(ブロックがおいしいのでおすすめ)
- 完熟トマト 350g(小玉4〜5個)
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 1片
- セロリ 1/3本(白い茎の部分)
- にんじん 1/3本
- マッシュルーム
- トマト水煮缶(400g) 1缶
- 赤ワインまたは水 1/2カップ
- ケチャップ、オリーブオイル、塩コショウ、ナツメグ(あれば)
今回、時間短縮のため材料をすべてクイジナートのフードプロセッサーで下処理をしています。持っていない方は包丁でみじん切りにしてください。
[作り方]
- 材料をみじん切りにする。今回はフードプロセッサーを使うため、まず2cm角くらいに切り、にんにく・玉ねぎ・セロリをフードプロセッサーにかける。
ガッガッガー、と4〜5回押しくらいで軽めにかける(回転しすぎると材料が細かくなりすぎてペースト状になってしまうため)。 - 1を耐熱ボウルなどに取り出してオリーブオイル少々を入れ、ラップして電子レンジ600Wに2分ほどかける。
- にんじん、マッシュルーム、ベーコンをフードプロセッサーにかけてみじん切りにする。
- 3をボウルなどに取り出してトマトとトマト水煮缶もフードプロセッサーにかける。トマトはペースト状にしたいため、やや長めにかける。
- 電気圧力鍋にひき肉と2、3、4、赤ワイン、塩2つまみ、こしょう、ケチャップ大2、ナツメグ少々をすべて入れて全体を混ぜる。
おもりを「密閉」に合わせて「無水調理 /20分」でスタート。 - 圧力表示ピンが下がったら、ふたをあけて一度全体をまぜ、「煮込み/30分」で再スタート。
2回目の煮込み時間30分は一応の目安です。素材の水分量にもよるので、お好みの状態に食べられるようになるまで20分ずつくらい、追加で煮詰めてください。適度に煮詰まったら味を見て、塩コショウ、ケチャップを足して調整して完成。 -
鍋に湯を沸かし、好みのパスタ(今回はペンネ)を袋の表示時間通りゆで、ミートソースを好きな量だけかけてできあがり。バターや生クリーム(材料外)やオリーブオイル少々をたらしてもおいしいです。
余ったミートソースは、常温まで冷ましたら1〜2カップずつ小分けにしてジッパー付きビニールなどに入れて平らにし、冷凍保存してください。3週間くらいおいしく食べられます。
いかがでしたか?
今回は「[レシピ]電気圧力鍋で簡単、本格ミートソース(無水調理)」についてご紹介しました。
ミートソース、本来は野菜をじっくり炒め、ひき肉とベーコンも焼き目が付くくらいこんがり炒め、トマトや赤ワイン、スパイスを入れて1時間くらい煮込む……という作り方が王道です。
今回の電気圧力鍋のレシピは、電気の力で圧力をかけて素材のうま味や中の水分を引き出し、短時間で仕上げちゃおう、という方法です。
「本格」と呼ぶにはちょっと違うのかもしれません。
最後にバターや油脂分を足しても、王道の作り方の「こってり感」には追いつかず、さらっとした味わいですがそれなりにおいしくは仕上がります。
調理中も火元に張り付かず、他の家事をしながら大量に作れるので忙しい人にはなかなかよい方法だとも思っています。
参考にしてみてくださいね。
今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>
パナソニックの電気圧力鍋とホットクック、どちらを買おうか迷っている方はこちらの記事を参考に。
ただし、ホットクックは圧力調理ができないので、ミートソースはもっとさらっとした仕上がりになります。
我が家で愛用しているフードプロセッサーはクイジナートのDLC-8P2J(2.3L)です。フープロは本当に便利なので、自炊派の人は1台いかがでしょうか。お菓子作りも劇的にうまくなります。