ここのところ、ホットクックのレシピ記事を書き続けていますが、ホットクックを購入する前にパナソニックの電気圧力鍋(SR-MP300)も2週間レンタルして 使ってみました。
今回はその感想とホットクックとの違いについてレビューします。
ホットクックとどちらを買うべきか、迷っている方は参考にしてみてください。
*我が家のホットクックはこれ↓KN-HW16F-W
パナソニックの電気圧力鍋とは
2019年夏にパナソニックから発売されたパナソニック電気圧力鍋(SR-MP300-K)。
ガスやIHで加熱する圧力鍋と同じ、圧力調理がスイッチを入れるだけでカンタンにできると話題になり、大ヒットしています。
「計画比の5倍の売れ行き」と書いてあるメディアもあるほど↓↓
ホットクックと機能がめっちゃかぶるので悩む
- 肉じゃが、煮魚、おでんなど煮込み料理全般
- スープ、カレー、シチュー、ミートソースとおなじみ洋食メニュー
- 蒸し料理もOK
です。
しかもこれら、すべて「一度スイッチを押したらあとは機械に全まかせでおいしい料理が自動的に完成」するため、説明だけで見ると、ホットクックといいところが丸かぶりなのです。
しかし、ホットクックとほぼ同じことができて容量もたっぷり(3L)なのに価格は20,000円強。
一方でホットクックはファミリー向けの小さい方のサイズ(1.6L)でも50,000円前後。
これは、
「安い方がいいに決まっている!」と値段で即決していいのか、
「いやいや、20,000円でも決して安くはない、50,000円のホットクックには、あれだけ人気ならその価値はあるのでは?」
……と、悩みますよね?!
ということで、私もどーーしても検索した事前情報だけでは最終決定できず。
その前のレンタルでほぼホットクック に決めていたものの、購入前に電気圧力鍋もレンタルして使用感を確かめることにしました。
パナソニック電気圧力鍋のリアル「レンタルしてみた」レビュー
レンティオで電気圧力鍋を借りる と(14泊15日)、指定日にすぐ届きます。
前に他の家電を借りたときの記事でも書きましたが、がっちり梱包され、ほぼ新品状態で到着。
返送用伝票が同梱されているので便利です(箱、包材は返送時にいるのでこのままだいじに保管)
箱から出してみるとホットクックとは違い、案外コンパクト!
炊飯器よりも小さい!
(こちら、ホットクックを置いたときとの比較画像)
しかもなにより、デザインがめちゃくちゃかっこいい!(涙)
そう、パナソニックはあらゆる商品がすべて、かっこいいんですよね、、、
そしてレシピ本もカッコよくてセンス抜群。
2週間で10種類以上のレシピを作ってみた
と、最初の到着から感激したわけですが、レンタル中の2週間で10種類、こんな料理を作りまくり、使用感を確かめました。
これらの詳細なレシピはまた別記事で追ってアップしますが、こんな料理を作りました。
まず玄米を炊いてみた(めっちゃ美味)
ミートソース
ぶり大根
ローストポーク
タイカレー
普通のカレー
肉豆腐
ロールキャベツ
ポタージュ
ラタトゥイユ
カスレ
ホットクックと比べちゃうと、どうしても惜しい。
こんなわけで、レンタル中の2週間でたっぷり機能や使用感を確かめた結果、ホットクックとの比較で感じたことを挙げます。
単体では素晴らしい機械なのですが、“ホットクックと比べると“の前提で、
【メリット】
- コンパクト
- デザインがシックでカッコいい
- 付属のレシピ本がめちゃめちゃ使える(どれも分量そのまま作ってもおいしい)
と優れてはいるのですが、
【デメリット】
- 味はおいしいが、どの料理も時間がかかりすぎる(加熱開始してから50〜80分くらい必要。ホットクックは40分くらいですぐ食べられる)
- 各パーツが食洗機NG(ホットックは内がま以外すべて可)
と、デメリット要素が「忙しすぎるから料理ぐらい家電に頼りたい女子やワーママ」のニーズとマッチしていないのです。
うー……ごめんなさい。
使い方がよくわかったので、今回の購入はパナソニックでなくホットクックに決定します、というのが私の結論でした。
でも、家電調理=時短、という目的を求めず、「時間はかかってもいいから、手離れできておいしい料理を作れるマシンを探している」という人向けにはフィットしているのだと思います。
たとえば「ペットの散歩中に自動調理をしてもらいたいシニア」など。
いかがでしたか。
ホットクックとパナソニック電気圧力鍋で迷っている方、参考にしていただければ幸いです。
最初にレンタルして、使い方や使用感を確かめてから(家の置き場所やコンセントも確認できる)という方法もおすすめです。
<こちらもどうぞ(過去記事)>
過去にこういうキッチン家電もレンタルしました(のちに購入)