フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【レポート】 もう受けた?フードライターが人生初の大腸カメラ検査受けてきた!

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今日は人生初の大腸カメラ検査を受けた話。大腸がん予防・予見のための検査、受けたことありますか?

※トイレ周りの話も出るため、食事中の方は読むのをお控えください。

前日の検査専用準備食。すてきなお皿で気分をアゲてみました(笑)

胃カメラとはまた違うハードさがある(無痛です)

会社員の方々は年1回、健康診断で強制的に受けさせれられるのかな?

フリーランスはどうしても自己管理になり、怖くて引き延ばしていたのですがついにやってきました!

結論を言うと大腸検査胃カメラほどラクではないが、痛くはない。だが消耗して次の日少し体重が軽くなるです。

どんなことをやるのか解説します。

検査1週間前

(事前に簡単な血液検査を受け、検査の日を決める)。1週間前からわかめ、ごまは食べるのを禁止。

検査前日(昼から検査食に切り替え。めっちゃお腹空く)

昼夜スイッチしてOKだったので先にシチューを食べました

朝食は普通に食べてOK。昼から検査食に切り替えます。

お湯で温めて(レンジでもOK)、うやうやしくいただきました。昼はチキンクリームシチューとクラッカー。

ひもじいし、明日の検査怖い。せめて気分をアゲるため、一番高いディナー皿とスープ皿に盛り付けてみた(笑)

検査食、と聞くと「ウエー」と思うかもですが、味は悪くないです。

夕食も検査食を食べます。2食目は肉じゃがと鮭がゆ。これも味はおいしい。だけど量が少ない!

お酒はもちろんNG。お腹がぐうぐう鳴りそうな状態で11時頃に寝ました。

検査当日(検査は14時スタート)※これが山場です

当日は準備がちょっと大変です。朝から水・お茶は自由。

ですが、指定された時間(検査の4時間前)から下剤を飲み始め、腸内の残留物をすべて外に出します。これが苦しい!

下剤(粉)を2Lミネラルウォーターに溶かすと不思議なレモン味のドリンクができます。この下剤ドリンクを2時間かけて飲み干すのがミッション。

まずくて飲めないほどではないけど、決しておいしくはない。それを2L完全に飲み切るのはなかなかの苦痛。

飲み始めて1時間すると、急降下が始まるわけです。

こんなカワイイ女子ではありませんが、トイレとお友達になること10〜15回。ただ下痢のような腹痛はありません。

ただただヤバいっ、となってトイレに駆け込む感じ。

急降下も急降下なタイミングも時々あり、女性は下着ライナーや月のものパッドを装着しておくと、安心かもです。

ちなみにこの日「起きてすぐご自宅で下剤を飲んで、トイレを完全に済ませてから病院に来てくださいね」と言われましたが、わたしは初回で電車に乗る自信がなく。

なにもせず朝一番で病院に行ってその場で下剤を飲み、トイレ(ビル共用)もお借りして一連の準備をしました。

検査が14時なのに9時に行き、「5時間もきっとヒマだろうなー、仕事しよ」とパソコンを持ち込んだのですが、そんな余裕はゼロ。5時間あっという間でした(^^;

いよいよ検査

そしてお腹はすっからかん、下剤完飲と10数回のトイレ通いでクッタクタ状態でいよいよ検査へ。下だけ検査着(紙のショートパンツ)に履き替えます。

胃カメラと同じように(こちらの記事)、ベッドの上で点滴で意識がボーッとする麻酔を投入。

緊張からか、麻酔直後もしばらく意識があり、右の図のようにお尻からにゅるっとカメラが入る感覚がわかりました(痛みはゼロ)。

「なんだよー、全然意識あるじゃん!ちゃんと麻酔してよー」と怒りが込み上げる最中、先生から話しかけられました。

先生「過去に手術したことありますかー?」

わたし「切迫早産で入院したときあります」

先生「へー、どんな手術?」

わたし「背中から麻酔を入れて…(ここで意識飛ぶ)」

目が覚めたら終わっていて……またも無意識で検査は終了したのでした(笑)

ポリープがあったけれど結果は良性

結果は良性。安心しましたが、ポリープが7〜8個もあって取りきれず、あらためて大きな病院に入院し、1泊で取ることになりました。

お酒好き、食べるのが大好きななわたしは、40代から毎年受けておくべきでしたね。

この良性のポリープを放置すると少しずつ悪性化し、痛みや症状が出てきた時には手遅れ。言うまでもないですが、早期発見が大事なわけです。

わたしは家族でかかりつけのおじいちゃん先生に診てもらったのですが、「男性医師にお尻から検査されるのはちょっと……」という方は、女性医師のクリニックもあるので、探してみてください。

わたしの10年来の大腸に強い友人女性がやっているクリニックもあります(LINEやWEB予約もできるみたい)

 

2日で1.5キロくらいやせて、お酒もやめられたのでちょっとしたデトックスにもなりました。

大腸カメラは40歳から年一回が推奨。チェックを欠かさず、歳を取ってもおいしく食べて飲んでいたいですね!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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