急な発熱は誰でも起きる?!そのときやるべきこと、未経験者が知らないリアルを解説
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
今日はある日突然発熱した話。
(あまりの体調不良に、丸3日間ブログをお休みしてしまいました、すみません)
このご時世、誰しも無関係な話ではないと思います。
今ならネットがいろいろ解決してくれそうですが、実際に体験するとそうでもなかった現実に直面。
自分のリアルな体験と、子育て中の働く大人が急に発熱したらやるべきことをまとめます。
やるべきことは
- サポート体制をできる限り先に組む
- 連絡すべきところをなんとなくでもリストアップ
- 自分が行けるタイミングで病院に行く(できるだけ事前に現金用意、事前電話マスト)
です。
以下、時系列で私の記録を書きます(一部不快な表現があるかもしれないので食事中の方はお読みにならないでください)。
その日は突然やってきた
最後にブログ更新したのは4月2日(土)。
そして4月3日(日)は連日睡眠不足ではありましたが、体調は良好。
ワクチンは2回摂取済み(3回目は摂取可能期間前)、コロナより前の過去4年くらいは風邪や発熱もなし、普段から手洗いうがいもばっちり。
その日はピンピン元気で家族と1日外出。
帰宅が午後になったので、食べるものを買って帰りました。
買っている時点では、自分の食べたいものを選ぶ余裕あり。
しかし帰宅後、食卓に並べて座ると突然、強烈なだるさを感じました。
家族が食べ始めてもまったく食欲が起きない。
あれ?と思いつつ、野菜の総菜だけを二口ほど食べて、終了。
夫に「もしかしたら明日月曜は、動けないかもしれない、めちゃくちゃ調子悪い。ダメな場合は○○と〇〇に欠席の連絡をお願い……」と予告し、念のため家庭内隔離を開始。
お風呂に入って、一人になれる部屋で、夜7時過ぎに寝てしまいました。
強烈な吐き気と頭痛、倦怠感で眠れず
たいして食べていないのに寝る前から急な吐き気に襲われ、夜通しベッドとトイレを往復(トイレは家族と分けていません)。
頭の前側だけズキズキするような、強い頭痛もありました。
胃のムカムカがすっきりしても、体全体がだるいのと頭痛で、浅くウトウトするのを繰り返すばかり。
この微妙に眠れないまま何時間も横になるの、つらいんですよねー。
体調不良確定、やるべきことをおぼろげでもリストアップ
そして朝になりました。
明らかに熱っぽい。
体温を計ると37.6度(その後38.6度までを行ったりきたり)。
こうなるとこの日の体調不良&休業は確定です。
もうろうとした体調でもワーママのやるべきことは
- 仕事の調整
- (子どもが春休み中だったので)学童への休み連絡
- 子どもの習い事の休み連絡(無断欠勤だと後日振替できなくなるため)
- 子どもの面倒や食事ケアを1日誰が見るかの調整
- 自分の病院受診
です。
仕事の調整は、幸い今週は取材がなく、自分ペースでできる内勤のみだったのでOK。
子ども関連は、夫に仕事を休んでもらい、すべてまかせました(月曜はいつもはNGですが、前日に予告しておいたので大丈夫だった)。
ただ自分の病院だけは「検査に行かなきゃ!」と思うものの、あまりのつらさに全く起き上がれず。
結局この日は1日寝ていて、夫が買ってきてくれたスポーツドリンクとリンゴジュースだけを飲んで終わりました。
発熱2日目に平熱に→病院受診&PCR検査
発熱した翌日は、だるさはまだ強くありましたが熱は36度台に。
夫はリモート勤務のまま、子どものケアを引き続きやってくれるとのこと。
天気もよく起き上がれそうだったので、症状が出て2日目にようやく病院へ。
PCR検査では実際どんなことをする?いくらかかる?
今回自分が体験してみて初めてわかったのですが、PCR検査はこんな手順で進められます。
- PCR検査を受けたい(自分がコロナ陽性か陰性か知りたい)と思ったら、近所で自分が出向ける病院(内科)にまず電話
- その電話で問診を受ける(症状、出たタイミング)
- 検査料(現金4000円)と保険証を持参し病院へ
- 入り口から声だけかけて病院の外で待機。外で立ったまま検査料と保険証の受け渡し、PCR検査を受ける
- PCR検査は渡されたキット(下の画像)に唾液を少量入れるだけ。
- 電話で翌日医師から結果が伝えられる(治療はなし)
思ったよりあっけない検査ではあるものの、
- 普通のカゼやインフルエンザと違い、いきなり病院に出向いてはいけない
- 現金4000円を事前に用意しておかなくてはいけない(キャッシュレス支払いが主流の今、つらい体調でわざわざ銀行に行く必要も出てくる?)
- 鼻の奥に綿棒を突っ込まれる痛そうな検査だと思っていたが、ツバだけでいいから痛くなくて楽
と、いろいろ自分のイメージと違うことばかりで驚きました。
そして午前中受けた検査の結果が、翌日のお昼(いずれも平日)、病院の院長の電話で伝えられました。
結果は陰性!
あーーーー、よかったーーー!
特に濃厚接触者がいないフリーランスなので、結果が出るまで周りの人や近々会う予定の人にどう伝えるのか迷いました……
が、結果次第で周りの人の予定も全部やり直しになり、かえって混乱するのではと思って最低限に抑えました。
結果が出て、自分が陰性であることそのものよりも、周りを混乱させずに済んで一安心です。
ネットの情報が意外と役に立たない
というわけで陰性で事なきを得たわけですが……
我が家は「子育て中のところ大人が1人がダウン、元気な大人1人が対応」で乗り切れましたが、単身者や夫婦でもどちらかが対応できないケース、子だくさんでもケアしきれないケースなどの場合の社会的サポートはどうなっているのだろうと。
さらに普段大助かりのネット情報が、情報過多すぎてかえって無益なことにもがく然としました。
- ワクチンを打っておけば、万全ではないけれどなんとなく大丈夫そう
- 自分がコロナか?と思ったらPCR検査を受けるらしいけれど、実際に何をするのか、何が必要なのかわからない
という人がほとんどだと思います(私がそうでした)。
そしてみんなネットを見ると思いますが「コロナ 検査 PCR」で検索すると、最初に出てくるのはこの厚労省の文字ビッシリのサイト。
その次に出てくるのは「○○県(〇〇区)のPCR検査の概要」みたいな各自治区の、バラバラの情報のまとめサイトばっかり。
検査を受けたい人が今すぐ知りたい情報がまったく出てきません。
しかもその情報を知りたい本人は、私のように発熱や頭痛の症状が出ている人なはず。
こんな異常時のもうろうとした頭で、こんな細かい情報はたどれないっちゅーの。
「PCR検査を受ける前(来院前)に電話をしなくてはいけない」という鉄則も、たまたま夫の務める会社で濃厚接触者疑惑の人がいて事前知識があったのと、今回私が行った病院の入り口に「発熱がある人は必ず来院前に電話をしてください」という手書きの張り紙を普段目にしていたからでした。
万が一のときに、参考になれば幸いです。
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