こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
実は30代前半から、血圧をたまに注意されてしまっております。
なんでも真面目に完徹しようとする性格ゆえか?
病院で、血圧計の前に座ると緊張して数字に出ちゃうんですよね(汗)
しかしゆるっとした性格でも、40代以降は健康診断で何かと注意される人も多いのではないでしょうか。
今回は、以前テレビで見て私が時々作っている、フレンチ出身のシェフ考案の「玉ねぎスープ」のレシピのアレンジ版をご紹介します。
テレビ出演当時84歳、現役で 「グリル満点星」の総料理長していたシェフが、40代のときに自分の血圧と血糖値改善のためにこのスープを考えたそうです。
元のレシピはこちら↑なのですが、私はより簡単にするために、時短アレンジを加えました。
もともと簡単なレシピですが、フードプロセッサーと圧力鍋を使うとさらにラクで早いです!
[レシピ]高血圧と血糖値が気になる人向け、フレンチシェフ考案「玉ねぎスープ」
[材料]作りやすい分量(10食分)
- 玉ねぎ 1キロ(中玉3〜4個目安)
- にんにく 1/2片
- ベーコン 50g
- 刻み昆布 15g
- オリーブオイル ごく少々
- しょうゆ、酢、白だし(めんつゆでもOK)、こしょう
[作り方]
- 材料を準備する。玉ねぎが一番大変なのでフードプロセッサーでなるべく時短に。
(写真がブレてしまってすみません)
材料のベーコン(5mm角切り)とにんにく(みじん切り)、玉ねぎを下準備します。
玉ねぎは両端を落とし、皮をむいて薄切りかみじん切りにします。これが一番大変!1kg分の両端を落とすだけでも涙が止まらず、とても包丁では難しいのです。
なので、私は皮むき→4〜6等分にし、全部フードプロセッサーにかけて細かく切っています。これなら全部で5分かからずできるので、おすすめです。
(フードプロセッサーは「Cuisinar 業務用フードプロセッサー 多機能1.9L DLC-10PROの旧版(DLC-8PLUS2)」を使っています。
- (料理長のレシピにはない手順ですが)煮る前に少しだけ炒める
この手順は料理長のオリジナルレシピにはないのですが、5〜6回作って、最初に少し炒めてから煮る方がおいしいという結論に達しました。
上の画像のようににんにくとベーコンをごくごく少々のオリーブオイルと一緒に圧力鍋で少しだけ炒め、やや色づいたら玉ねぎも入れて、軽く透き通るまで炒めます(カレーのようにアメ色まで炒める必要はなし)。
これをしないと、スープにしたときに私にはちょっと玉ねぎが強烈すぎるのです気にならない人は、元のレシピのまま下の手順3からどうぞ。材料を炒めずいきなり水と一緒にすべて入れて、煮込むだけです。 - あとは圧力鍋でほったらかしで煮るだけ。
あとは圧力鍋におまかせなので、簡単です。水6カップ(1.2L)を注ぎ、刻み昆布と白だし大1と2/3、しょうゆ大3/4、酢大2/3、こしょう少々を入れて、圧力鍋のふたをしめ、強火で加圧します。
作っている間、オニオングラタンスープのような、いい香りが広がります。
ピンが上がり、完全に圧力がかかって2本線が見えたら、少しだけ火を弱めそのまま6分→火を止めて、ピンが下がるまで放置。
- できたら、すぐ食べる分以外は粗熱を取って保存。
できあがりはこんな感じ。ルウを入れる前のカレーに近いです。
すぐ食べる分(スープカップ1杯分くらい)をのぞいて、残りをタッパーなどに小分けにして、冷蔵保存。
1週間は持つので、まとめて作って、1日2杯ずつ温め直して食べます。
料理長は朝晩2回に分けてずっと食べているそう。
私は昼と夜の2回です。
味は、さすが料理長考案なだけあって、淡白ですが玉ねぎの自然な甘みがたっぷりのおいしいスープです。
塩分をギリギリまで抑えた、でもコクとうま味がある「(グラタンなしの)オニオンスープ」といった味。
辛いのがOKな方は、カイエンペッパーを足してもおいしいです。
いかがでしたか?
今回は「高血圧と血糖値が気になる人必見!フレンチシェフ考案「玉ねぎスープ」をより簡単に作ってみた」について書きました。
簡単なのでぜひ作ってみてください。
高血圧と血糖値が気になる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
今日も最高においしい1日を!
料理長の元レシピはこちら↓
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