フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【大阪万博2025】フードライターが見た会場の様子をざっくり紹介!海外パビリオン編

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

先月行った大阪万博レポートの続きです(前回の記事←こちらは取材記事です)

今日はわたしの目で見た海外パビリオン全体の様子。

いつものブログの感じでざっくりご紹介します!

「万博気になってるけど中高年で体力ないし、行く元気はないなー。でもどうなのかなー」という方におすすめです。

とにかく広い、暑い!どこに行くのも遠くて歩く!

フランス館の前、長く伸びる行列。

最初の写真と、この2枚目の写真からもわかりますでしょ?

とにかく会場全体が広い、というか広すぎる!(ディズニーランド3個分)。

そして太陽の照り返しが強いのです。

「雨の万博は地獄」と聞いていたので。

取材日と翌日は晴天の予報。ラッキー!と喜んでいましたが……。

大阪は暑い。6月中旬でも体感温度は「東京の学校が夏休みに入る初日」くらい。暑かった。

海外パビリオンはテレビの報道で見る通り。テンション上がりました

海外パビリオン2大人気のフランス館(左)とアメリカ館(右)の列。予約不可なので、並ぶしかありません。

東ゲート(最寄駅直結、大体みんなここから来る)から入ると、最初に国内パビリオンが少しあり、そこから進むと海外パビリオンのエリアになります。

わたしは、万博に来た時点で予約は取れていなかったので、歩きながら予約を試みつつ大屋根リングに上がってまず会場全体を見ました!

大屋根リング上から見た海外パビリオン

アラブ首長国連邦。2000本船便で運んだという木のオブジェが涼しそうで、

カナダパビリオン。

ポルトガル

 

大屋根リング少し歩いたところで、日差しと暑さに耐えられず、エスカレーターでリングを降り、地上へ。

今度は地上から見た海外パビリオンです。

トルクメニスタン

北欧館(デンマークフィンランドアイスランドノルウェースウェーデン5カ国の共同パビリオン)。

ポーランド

ハンガリー

中国。わりと会場の中央の位置。中の展示も見られてめちゃくちゃ良かったです!

クェート。中国の隣のパビリオン。

ブラジル。ここだけ、手作り感あふれる素朴な外観でした。

オーストリア。おしゃれなデザインがテレビの報道でも印象的ですよね。

マレーシア。東ゲートの近くです。

マレーシア館手前のカフェ。最近最もよく行った国がマレーシア。懐かしかった。

海外パビリオンは「アジア」「ヨーロッパ」「アフリカ」と大陸ごとに各国パビリオンが固まっているのでなはないのです。

それがちょっと難しくて。

万博独特のグループ分けがされ、いろんな国が地域関係なく、バラバラに散っているのです。

再びカナダ、今度は地上から見たバージョン。

今回の国は、主に「エンパワリングゾーン」という会場の右下(東側)の1/4だけ。

ここだけでも相当な広さ。歩くだけで暑さと疲れでフラフラ。

わたしが中の展示まで見られたのは、2日間で中国・北欧・フランスの3カ国だけ。

一部「セービングゾーン」(会場西側)の国も見ましたが、同じゾーン内のイタリアやオランダ、シンガポールなんかは遠すぎてたどり着けず。

会場北側のスペインやオーストラリア、ドイツ、トルコ、韓国なんかはまったく無理でした。

地球儀上の地域と、会場内の国の配置が全然違うのも迷いましたね。ヨーロッパの国ならこのエリア、中東ならこのエリア、とわかりやすい配置にしてほしかった。

コモンズについてのリアルな感想

コモンズ館(4つのうちの一つ)。

コモンズ館の中。だいたいどのコモンズ館も差はなかった。

また「コモンズ館」いくつかの国が共同で出すグループパビリオンが、結構テレビやSNSで取り上げられてましたよね。

空いてるし、トイレもあるし、いろんな展示が見られて楽しいと報道されてましたが……。

素朴な展示が多った。

石のブレスレット。1個5,800円!

「知らなかったいろんな国のことがわかって面白い」、それは間違ってないけど……。

地元の小学生?ほかに中高生で、修学旅行中の団体もたくさんいました。

また国の文化や風景の紹介ではなく、「おみやげ品を売っているだけ」の展示も多かった。

わたしのように大阪の外から、新幹線で来てホテルも取って来ている身には、やはりコモンズより知ってる国のパビリオンをもっと見たいなと思ってしまいましたね。

以上、わたしが見た海外パビリオンの雑感でした。

 

これはブログでは書ききれない!と、もっと具体的な情報を中高年向けにnoteにまとめたので、よかったらどうぞ。

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次の記事では、わたしが見た国内パビリオンの雑感をレポートします!

 

それでは、今日も最高においしい1日を!

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【大阪万博2025】今月、万博取材してきました!まずは会場全体の雑感をサマリーで

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