フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]フードライターの定番家ごはん「ホットクックで作る基本のビーフカレー」

いろいろ試したけれど家族に喜ばれるのは王道カレー

カレーライスの画像

ホットクックで作った「基本のビーフカレー」。ほったらかしでできあがるたびに「買ってよかった」としみじみ。

\著書『フードライターになろう!』全国書店で絶賛発売中です!/

Amazonのリンクは▶︎▶︎こちら

 食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家では365日キッチンに立ち、家族のご飯作りをしています。 今日は「ホットクックで作る基本のビーフカレーの作り方を紹介します。

 ホットクックではひと晩寝かせたような濃厚なカレーが、1時間で作れるので便利です。

 定番のビーフカレーだと飽きるので、トマトベースのスパイスカレー、ひき肉で作るキーマカレー、タイカレーなどいろいろ作ってきました。

 が、どんなアレンジをしても喜ばれるのは、市販のルウを使った“ド定番”の王道ビーフカレー。最近はこればっかり……笑

 ちなみにホットクックは「切った野菜と肉を放り込む」だけでおいしく作れるのですが、「肉に下味を付け、軽く炒めてから煮込む」とびっくりするほど抜群においしくなります。

 もし余力があればぜひお試しください(下参照)。

フードライターの定番家ごはん「ホットクックで作る基本のビーフカレー」の作り方

■材料(作りやすい分量 5〜6人分)

・牛肉(カレー・シチュー用):600g
・にんじん:1本
・玉ねぎ:1〜1と1/2個
・じゃがいも:2個
・サラダ油:大さじ1
・市販のカレールー:1/2パックずつ、好みのものを2種(辛口と甘口)

[A:スパイス]※用意できなければカレー粉大さじ1で代用
ターメリックコリアンダー・クミン(パウダー) :各小さじ1 

カレーの材料を並べた画像

牛肉は、一部牛すじや牛すね肉を混ぜることも。先にホットクックの「スープを作る」で10分下ゆでして使う。

■作り方(所要時間:1時間 ※煮込む時間45分含む)

(1)じゃがいも以外の材料を準備する。にんじんは皮をむいて1cm角の半月切り、玉ねぎは半分に切って薄切り、牛肉にスパイス(またはカレー粉)と塩・こしょうをまぶす。

カレーの材料を下準備し並べた画像

ルウとは別に、肉にスパイスをまぶすと深みが出る。じゃがいもは後入れするのでこの段階では切らなくてOK。

 

(2)深めのフライパンに油を熱し、肉だけをざっと短時間炒める(表面を焼き固める)。

カレー用の肉を炒める画像

この工程は省いてもOKですが、やると、びっくりするほど風味がアップします。

 

(3)1の野菜、2の肉、カレールウ、水(ルウの袋の表示より250ml減らした量)をホットクックの内釜に入れる。※水は好みのだしやスープでもOK(下の画像参照)。

メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→カレー・シチュー→ビーフカレー→スタート。

 その間にじゃがいもの皮をむき、ひと口大に切って水に3分さらしてざるに上げる。
ホットクックの時間が来たら、
「とりけし」→手動で作る→煮物→まぜる→12分でスタート。

カレーの煮込みに使うスープの画像

基本は水でOKですが、野菜スープや牛すじを下ゆでしたスープを冷凍しておき、使うことも。

ホットクックでカレーを作る画像

材料を入れ、1時間弱でとろとろ、グツグツのカレーが完成!

 完成!

カレーライスの画像

カレーライスの画像

ひと晩寝かせたようなカレーの中に、香ばしい肉が出現。絶品です。

 パカっとふたを開けるとグツグツの、ひと晩寝かせたような濃いカレーができているのは、何度もやっても壮観。

 そしてこの下味を付けて焼いた牛肉が、またおいしいのです。ぜひ作ってみてください。

 それでは、今日も最高においしい1日を!

<こちらもどうぞ(過去記事)>

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com

asanoyoko.com