カレーって中毒性がありますよね。
一度おいしい店で食べると、しばらくハマり続けてしまいます。
今回は、東京のカレーマニアの間で知らない人はいない、東新宿の予約困難店「サンラサー(正式名は英語で『SANRASA』)をご紹介します。
ここ数年で頭角を現した新ジャンル「スパイスカレー」
カレーの記事は私もメディアで定期的に書いています(こちら↓)
記事でも紹介していますが、日本のレストランで食べられるカレーは大きく分けると、
という4ジャンルがありました。
が、ここ数年で「スパイスカレー」という新ジャンルが現れ、定着。
定義は「インドカレーのおいしさに魅せられた日本人の料理人が、スパイスや日本の食材を駆使して作る、日本風の新・スパイスカレー」です。
東京にはたくさんのスパイスカレーの有名店がありますが、今回紹介する「サンラサー」もその一つです。
サンラサーは予約の仕方が難しい
サンラサーは入るまでに難易度が高いお店です。
まずお店が営業しているのが、週2日(火・水)のランチのみ。
そして事前予約が必要です。
予約は、店主の有澤(ありさわ)まりこさんのインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)に、来店前日に
- 人数
- 来店時間(11時/11時40分/12時20分/13時13時40分のいずれか)
- 自分の連絡先
を送信し、まりこさんから予約確定の返事が来たら完了です。
ただしここで注意が。
「予約開始の午後3時以前にフライングで申し込んだら、その場で却下」という厳格な決まりがあります。
まりこさんに後日、「どうしてそんな厳しいんですか?」と聞いたら、
「だってみんな同じルールでがんばって予約を取ろうとしているのに、ズルする人は最初からレースに参加できないでしょ」とのこと(笑)。
ということで、絶対食べに行きたい!と思ったら、まりこさんのインスタをフォローした上で投稿をくまなくチェック(不定休もあるため)し、来店希望日の前日(月曜か火曜)の15時に、がんばって予約を入れてみてください。
予約が取れてからの動き
めでたく予約が取れたら、予約時間に間に合うように、お店に向かいましょう。
お店は東新宿(新宿三丁目駅から徒歩4-5分、日清食品の本社からすぐ)にある雑居ビルの3階にあります。
私が直近で伺ったのは、今月4月上旬の某日。
メニューは毎回
- (2種あるカレーの)どちらか1種 1,000円
- (2種両方かける)あいがけ 1,300円
- わんぱく(あいがけ+あぶりチーズ+アチャール+おまかせ4種) 1,900円
の3つあり、全部盛りの「わんぱく」をオーダー。
この日のカレーは「バイマックルー薫るキーマカレー」と「豚とパイナップルのスリランカカレー」の2種。
スパイシーな辛いカレーと、甘酸っぱいサラサラカレーがアチャール(インドの漬物)と一緒に楽しめるワンプレートで、本当においしかった。
手前中央にたらーっと溶けているのは「炙(あぶ)りチーズ」です。
ちなみにこれは去年、取材で行った日に食べたカレー。
これも「わんぱく」で、「バイマックルーキーマカレー」と「タイ風ココナッツエビカレー」の2種プラスアチャール。
こちらもおいしそうでしょ??
サンラサーのカレーがすごいのは、強烈なパンチが効いた味で、ボリュームたっぷりなのに、完食しても「食べ疲れ」しないこと。
まりこさんいわく、常連さんが多い店なので「予約が入った段階で来る人の顔や体調が浮かび、『お母さんになったような気持ちで、体をいたわるカレーにアレンジして出している(つまり、その日一番お疲れな一人のお客さんの体調にあったカレーを、来るお客全員が食べている)」からだそう。
予約はかなりハードルが高いですが、予約は15時〜15時30分の間にDMを入れれば、9割くらいの確率で入れるのではと思います。
「明日●日に◯人で行きたいのですが、空いてる時間ならどこでも大丈夫です」という予約の取り方でもOKだそうで。ぜひチャレンジしてみてください。
いかがでしたか?
今回は「予約困難なカレー店「サンラサー(東新宿)」の予約の取り方、メニューをご紹介しました。
どうしてもサンラサーのスパイスカレーを食べてみたい方、ぜひ参考にしてみてくださいね。
************
「サンラサー(SANRASA)」
住所
アクセス
東京都新宿区新宿6-27-17 カノープス新宿 3F
問い合わせ
https://sanrasa.wordpress.com/
電話は非公開
営業時間・定休日
毎週火・水曜のランチタイムのみ営業。
入店可能時間(11時/11時40分/12時20分/13時/13時40分〜)のいずれかを予約時に連絡
************
<こちらもどうぞ(過去記事)>