フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします(火木土に更新)。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【レシピ】 意外に濃厚で驚き!「鯛(たい)のあらで作るトマトスープパスタ」

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。今日は「鯛(たい)のあらで作るトマトスープパスタ」の作り方を紹介します。

目がきれいな、丸ごとの鯛一尾。魚売り場で残っていると(値引きなんかされていると)、買わずにはいられず……。

鯛はあら(頭と中骨)にもたっぷり身が付いているので、こんなふうに使い切ります。

あらは洋風にしても美味

大きい鯛ならあらも大量に出ます。和・洋のだしを同時に取っても。

前回の記事「【レシピ】 もう悩まない!「鯛(たい)のあら」のだしの取り方と潮汁の作り方」で鯛のあらからだしを取り、昆布・塩・酒少々で和風の潮汁にするやり方をお伝えしました。

洋風にもできます。セロリの葉やねぎの白い軸、大根やかぶの茎など、くず野菜とトマトを入れてコトコト煮込み、洋風だしを取る方法。それを解説します。

鯛やぶり、(高級なものだと)ふぐやはも。魚から出るだしって、肉より淡白そうに見えて実はすごく濃厚なんですよね。

トマトもだしのようなうま味がたっぷりな野菜。つぶしたらジュースになるくらいだし、トマトのジャムもおいしいです。

鯛とトマト、両方合わさるとなかなかの「うま味爆弾」です。スープだけでもいいし、ぜひパスタに吸わせて楽しんで!

■「鯛(たい)のあらで作るトマトスープパスタ」作り方

(1)鯛のあらを下処理する。この記事(「【レシピ】 もう悩まない!「鯛(たい)のあら」のだしの取り方と潮汁の作り方」)の「手順2」まで。
(2)トマト2〜3個(ざくぎり)、セロリの茎(下の太い軸)と葉1本分、ねぎの白い部分1/2本分、にんにく1個、パセリの軸5〜6本分を用意。大きめの鍋に1のあらと水1Lと野菜をすべて入れ、弱火で30分煮る。
<ホットクックで煮る場合>手動で作る→煮物→まぜない→30分でスタート。

鯛のあらとトマト、セロリ、にんにく、ねぎの太い部分などと静かに煮込みます。

(3)2を味見し、塩・こしょうで調味する(もの足りない場合は小さじ1/2ずつ塩を足す)。ざるなどでこし、中骨やほほの部分の肉をはずしてとっておく。
(4)細めのパスタ(1人80g目安)を袋の表示通りゆでる。その間、3(鯛の肉は入れず、よけておく)プチトマト1パックを5分ほど煮る。ゆであがったパスタを器に入れ、スープを注ぎ、鯛の肉とぱせりを飾る。

完成!

鯛のだしの濃厚さ、トマトと合わさったときのWうま味にもびっくりします。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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