フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【築地】 初心者にぴったり!初めての築地場外市場なら築地魚河岸内の「てっか家 樋栄」でマグロ丼を

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

来月の仕事に向け、連日築地に通っていて築地情報をお届け中。

今日は築地魚河岸内にある「てっか家 樋栄(ひえい)」を紹介します。

初めての築地場外市場なら、まず新ビル「築地魚河岸」へ

2018年にオープンしたビル

築地場外市場に行く」となると、初めての人はちょっと緊張しますよね。そして築地に着いて、あの市場の人の多さとにぎわいを見るとさらに尻込みしたくなる。

そんな人におすすめなのが、市場のやや奥にある「築地魚河岸ビル(2棟あり、大きい方の小田原橋棟)」。

ここの3階のフードコートにまず行ってみてください。

3階はフードコート

築地場内市場が豊洲に移転したのと同じ、2018年にオープンした総合ビルです。1階は買い物、3階がフードコートになっていて(2階は事務所なので一般客は入れない)朝7時からやっています。

3階で朝食を食べて雰囲気に慣れてから、場内を散策してもいいのでは。清潔なトイレも何箇所もあります。

てっか家のマグロ丼にびっくりする

マグロ丼専門店

築地のマグロ仲卸で最も有名なのは「やま幸(ゆき)」ですが、もう一つが「樋栄(ひえい)」。築地と豊洲で4代続くマグロ専門仲卸で、その直営店が「てっか家」さん。

一度も冷凍されていないマグロにこだわり

 

水揚げされてから、一度も冷凍されて生のマグロのみを使い、その鉄火丼を専門に出す店。店構えは一見インバウンド客狙いに見えますが、魚はすごいクオリティーです。食べるとわかります。

しかしフードコートなので、すごい店でも少し肩の力を抜いて食べに行けるのではと思います。

「本てっか(並盛)」2,700円

ここの一番ベーシックな丼、「本てっか」。生マグロの赤身と中トロの鉄火丼。フードコートなので、ブザーを渡されて、鳴ったら自分で取りに行くシステム。

マグロめちゃくちゃハイクオリティー

来ました!見てください。ご飯に対してのマグロのボリュームがすごい。肉厚で、厚切りレアステーキを何枚も食べているよう(もちろん火は入ってませんよ笑)。でもマグロなのでたくさん食べても全然飽きない。

うま味がすごい。しかし飲み込んだ後味、食感もキレがある。この品質、いつも食べているマグロの刺身と比べるとわかると思います。

前回の記事(こちら)の「海玄(しーげん)」もすばらしいけど、魚や刺身が好きな方は、「てっか家」の鉄火丼も食べてほしいです。

朝7時からやっているので、出勤前の朝活もできます!

しばらく築地の記事が続きます!

それでは、今日も最高においしい1日を!

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