フードライター浅野陽子の美食手帖

“食べることがもっと楽しくなる”をお届けします。 食の取材歴25年のフードライター浅野陽子がレシピから名店レストラン、旅グルメや取材の裏話までつづるブログ。 著書『フードライターになろう!』発売中

【築地】スイーツを超えた!朝ごはんに食べられるみつ豆の専門店「天まめ」

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

連日、築地市場のおいしいものレポートをお届け中です。

今日は場外市場内ではないですが、歩いてすぐ近くにある和スイーツ店「天まめ」を紹介します。

スイーツといっても体に優しい、朝ごはんがわりに食べられるみつ豆が買える専門店です。

前回の記事はこちら:
【築地】初心者こそまずは「築地魚河岸」ビルへ!活用法をまるっと解説

築地シリーズを最初から読むならこちら:
【築地】 魚好きは一度は行くべき!最高級マグロ丼がお得に食べられる海鮮丼専門店「海玄(しーげん)」

実は築地場外市場の隣はスイーツエリア!

晴海通りのこの看板を背に徒歩8分

おいしいものであふれる築地ですが、実は築地場外のまわりにもいい飲食店は結構多い。

この築地の有名な看板を背に築地本願寺まで進むと、カフェやスイーツショップが集まる「おやつエリア」があるのです。知ってました?

荘厳な築地本願寺

築地本願寺まで来ると……たい焼き店にスタバ、ベローチェうおがし銘茶(緑茶の喫茶室)、ジェラートカフェ、チーズケーキの店。

築地本願時の向かいのたい焼きカフェ「神田達磨」、後ろにはスタバ

うおがし銘茶

ジェラート MIKI TSUKIJI

横はスフレチーズケーキ専門店「amigo」

あれ、この一帯はおやつエリア?築地場外で買い物とランチした後、ここでお茶もできるじゃない?と感動していたら、ありました。

生寒天と豆スイーツの専門店「天まめ」

築地場外から歩いて8分

築地ファンには有名な「天まめ」。

朝7時からテイクアウトのみで営業

「てんまめ」というおりじなるのみつ豆やまめかん、とろこてんなどを販売している店。

素材にもこだわり

「罪悪感のないスイーツ」「朝ごはんに食べられる」がテーマの商品だけを手作りしていて、元栄養士の女性店主一人で開いています。店主が少し手が空いている時間にたまたま伺ったので、お話できました。

神津島の天草、北海道産の小豆、近江の黒豆、波照間島の黒糖を煮詰めた黒みつと、使う材料は国産の信頼できるものをこだわって使用されていると。

予約しないとすぐ完売しちゃう

あまり情報がないままふらっと行ったのに、この日はちょうど、わたしがお願いした分で完売。ラッキーでした!

築地市場で働く人のほか、周囲のオフィスワーカーや聖路加病院で働くナース、入院患者さんへのお見舞いに買って行く人がすごく多いそうです。

しみじみ優しくて美味

あんこ、豆と黒みつ、全部入りの「てんまめ」

全部入りの「てんまめ」を買って帰りました。中はこんな感じ。

つややかなところてん、優しい甘さのあんこ、煮豆たち

豆たっぷりで嬉しくなる

ところてんはもちろんクリアで透明なあの味なんですが、女性店主がお店の厨房で天草を一生懸命さらしでこしている姿を見たので(客席からよく見えた)、より一層ナチュラルでおいしく感じました。

あんこ、煮豆ともに優しい甘さ。わたしいかにも体にいいスイーツを食べているなーと実感できる味です。

これは一度食べたらまた買いたくなり、人に勧めたくなるのわかる。

築地市場に来たら、ぜひ(予約の上)、立ち寄ってみてください。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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