食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。
今日は我が家でやった、おもてなしの話。
作った料理を紹介します。
なんと頑張って、一人で8人分のフルコースを作りました!
みなさんには主に飲み物をお願いして。家なので7時間くらいのんびり。
「レストランみたいなのにゆっくりできて最高!」と喜んでいただけました!
料理はオール自分、ワインはお願いする形で
ホームパーティーだと、料理と飲みものを一人一品ずつゲストにお願いする「持ち寄り」パターンが多いと思います。
わたしは料理が好きなので大得意なのですが、自分で作ったり、市販品を選ぶのも苦手、という人も多いですよね。
なので今回、わたしが全部作っちゃえー!ということで、フルコースを8人分作りました。イタリアンなので一つ一つは簡単なものです。
準備スケジュールはこんな感じ
当日は「15時にドアオープン」として、最初のゲストはこの状態でお迎え。
それまではこんな感じで準備を進めました。
・メニューを考える(人数×盛り付けるお皿のイメージもざっくり)
・買い物
・お花を購入(当日まで持たせる前提)
・夜にケーキ(チーズケーキ・チョコレートケーキ)を焼いて冷めたら冷蔵庫へ
・家の片付け
・近所のパン屋でバゲット予約
前日
・テーブルコーディネートを決定(グラス、お皿、カトラリーをまとめて食卓の端においておく)
・買い物2回目(足りないもの)
・料理の大体の仕込み
・そうじ(特に玄関とトイレ)
・お花アレンジ
当日
・起床後すぐ身支度
・家族の食事作りと片付け
・軽く仕上げそうじ
・バゲット取りにいく
当日3時間前
・テーブルセッティング(前日準備したお皿をきれいに並べる)
・パーティー開始以前の仕込みをすべて完成
・常温でOKな料理・ケーキを盛り付け
ーゲスト到着ー
完璧を目指しすぎ?いやいや。
心配性なわたしは、買い物など、家の外に出る用事は前日までに終わらたいのです(^^;
作った料理
一部はパーティー開始後に仕上げたので写真を撮れませんでしたが、こんな料理を作りました。
赤一色でなく、いろんな色のプチトマトと、ミニサイズのモッツァレラがポイント。
にんにくみじん切りと塩少々を漬け込んだオリーブオイルを用意し、ゲスト到着後にかけます。
バーニャカウダソースを前日までに作っておき、グラスの底に敷いて細切りにしたパプリカとゆでいんげんを盛り付け。
小麦粉・卵液・パン粉をつけて表面をフライパンで焼き固めるところまで当日朝に仕込んでおきます。
ゲストが来たら予熱したオーブンで20分ほど中まで火を通し、トマトソースを敷いて切って出します。
締めはわたしの得意な、極細カッペリーニを使ったトマトの冷製パスタ。フルーツトマトをオリーブオイルに漬け込んで置いて、当日パスタをゆで氷水で冷やし、よく水気を切ってこのソースにあえて出します。
本来、イタリアンではパスタはプリモピアットと言ってメインの肉か魚の前に出る料理。
でも日本人はごはんやパスタは最後に食べないとお腹が落ち着かない。なので、ホームパーティーでは順番を逆にして出すのがおすすめです。
デザートは2日前にチョコレートケーキとチーズケーキを焼いておきます。乾燥しないように厳重にラップや大きめのジップロックに入れ冷蔵庫保管し、当日は切って出すだけ。
この2つは2日前に作っておけて、寝かすと落ちついておいしくなるのですごく便利。
デザートまで自分で作らなくても、って感じでしょうか?(^^;
でも市販のスイーツめちゃくちゃ高いし、わたしは自分が作るお菓子の方が甘さ控えめで好き。残りはおみやげでゲストに持ち帰ってもらい、喜んでいただきました。
ゲストのみなさまには、乾杯のプロセッコをのぞき、こんな高級ワインを持ってきていただきました。
自分では普段買えないすごいワインばかりで嬉しい!
こんな感じで3日がかりで全力を注ぎましたが、ゲストには大絶賛され、普段仕事でなかなかほめられない大人としては」、とても嬉しい体験になったのです。
料理が得意な人は、「一人フルコース」、ぜひ挑戦を!
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>