フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】 なかなか正解がわからない……悩みながら作った「フードライターの塾弁当」3選

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

今日はひさびさお弁当話。娘の塾の春季講習会に作った塾弁3つをまとめてご紹介。

最近は曲げわっぱで統一。

4年経っても、食を仕事にしてても、お弁当の正解がわからない

小学校入学で学童弁当を作り始めてから丸4年。

学生時代から勉強やテストが得意だったわたし。社会人になってからもソムリエ試験や食の検定には一発合格してきました。

ああそういうことか!と「大枠のやるべきルール」を見つけて突き進んでいくだけでラクに目標達成できてました。

なのに娘のお弁当だけは、4年経っても正解がわからない……T_T

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少し前に「ワンパターン弁当」というルールを見つけたものの、これをやり続けるのも疲れてしまって。

学童弁当や休み中の塾講習会でお弁当があると、作って娘を送り出した後1日ぐったりしてしまうのです。疲れすぎて、その後仕事にならない日も。

聞いてた話と違うやないかーい!(笑)

今年は事前に塾に電話をして「お弁当ってどんな感じで食べるんですか?」と聞いておいたのです。

すると事務の方が「結構みなさん適当です。昼休み中に塾を抜けるのは避けてほしいので、来校前にぱっとコンビニなどで買って持ってきていただければ」と。

「学校や学童に持っていくようなちゃんとした手作り弁当じゃなくていいんですね?」と聞いたら「はい!」と即答されてました。

しかし。

初日、娘が帰宅後「わたしだけ買ったやつで悲しかった!」と怒り心頭。みなさんちゃんとおうちで作ったお弁当を持参してたと。

結局まったく例年と同じになることに。

春休み中は作り続けてたわけですが、もうヘトヘト。

写真も撮る気が失せてましたが、もったいないなと、なんとか撮った今年の春休みの塾弁当3つです。

ギリギリ「ワンパターン弁当」ルールを守った「鶏のから揚げ弁当」

から揚げ弁当だけどから揚げは市販。かなり手抜きです。

ワンパターン弁当ルールに沿って、玉子焼き器で作るゆで野菜(ブロッコリー)とだし巻き卵はやったけど、前日に買った市販のから揚げを詰めただけ。

おにぎりは娘のリクエストでかろうじて2種。玄米塩むすびとのりたまふりかけ。

「おにぎりを作り分ける」のも結構手間なんですよね。それに気づいてしまった。

市販のしそ餃子(にんにくなし)弁当

前夜に夕飯を作る元気がなく、多めに買ったデパ地下ギョウザを詰めただけ。

この日もやる気が出ず、前日に夕飯用に買って残しておいたデパ地下のギョウザを詰めて。

おにぎりは2種ですが、玄米と白ごはんの塩むすび(梅干しだけ入れた)です。

あとゆでいんげんとチーズちくわ。

たださすがにかわいそうで、オレンジを切って添えました。

えびカツ弁当(最終日だったのでちょっと手作りした)

この日だけえびカツを手作りしました

そして最終日。少しだけ残っていたむきえびを使わなきゃという冷蔵庫事情もあり、この日は頑張っておかずを手作りしました。

あとはゆでアスパラ、チーズちくわ(連日登場)、冷凍しておいたタコめしと白ごはんのおむすび、オレンジを添えて。

やっと終わった……。

 

お弁当生活、ワーママは本当にしんどいですよね。

便利な冷凍品、市販品はたくさんあるものの、手作りよりはおいしくないし、おいしいデパ地下ものは高い。

またそういうのを使い続けると、子どもが勉強を頑張ってるのにかわいそうになって、罪悪感を感じる。頑張って作ると、今度は自分が疲弊する。無限ループ。

こんなに料理が好きで、仕事にまでしてるフードライターのわたしでさえそうなのに、世のお母さんお父さんたち、どうしてるんでしょう。

本当にみなさん、おつかれさまです!

 

それでは、今日も最高においしい1日を!

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