フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴25年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話を紹介するブログ。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【レシピ】 野菜嫌い必見!誰にでもできる「干し野菜」にこの春チャレンジ!

食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。

春がやってきました!今日は「干し野菜」の作り方を紹介します。

今日のような暖かくて天気のいい日にぴったり。

何回か書いていますが、あらためてやり方を解説します。

意外と簡単。しかも普通の野菜料理がぐっとおいしくなります。

2時間ベランダに出すだけ。普通の野菜がびっくりするほどうま味アップ

天気がいい日は、干し野菜がやりたくてムズムズしてくる……。

今日のような暖かくて天気がいい日は、干し野菜がやりたくなって体がムズムズしてきます(笑)。

「家で作る干し野菜」、聞いたことありますか?

小学生も干し野菜、好きです。

なんてことはない、ただ好きな野菜を生のまま千切りにして外干しするだけなんですが、2時間ほど干すだけでぐっと歯ごたえとうま味がアップします(栄養価も上がるらしい)。

イメージはドライフルーツ。あんずとかりんごとか、生のときと別のおいしさが楽しめすよね。野菜はフルーツより家で干すのが簡単です。

うちの小4娘も干し野菜で作る料理が好きで。

「網」は特に要らないですが、我が家周辺はカラスがすごいので、釣りで使う網をかませます。1,000円前後で買えます。

お手入れはさっとアルコールで拭くぐらい。

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■「干し野菜」やり方

(1)好みの野菜を薄い千切りにする。にんじん、セロリ(葉も)、パプリカ、玉ねぎ、しいたけなど。トレビスは色がきれいなのでおもてなし料理におすすめです。

色がきれいなトレビス。

にんじん、パプリカ、セロリ。ちょこっと余った半端野菜を干しましょう。

 

(2)重ならないようにざるにのせ、網をかませてベランダへ。2時間干して太陽の光に当てる。

虫やカラス防止用に網をかませます。気にならなければそのまま外に出すだけでOK。

 

(3)2時間経ったら家の中にしまう。それぞれ広げて薄くラップし、冷蔵庫へ。なるべく当日か3日以内に料理に使う。

干す前の状態。

2時間干したあと。水分が飛んで冷たくしなっとしています。このままつまんでも美味。

このまま食べてもOK。食感がコリっとして、生より味が濃い!「あー、野菜ってこんなにおいしいんだ!」とびっくりします。

オリーブオイルとバルサミコ酢、塩こしょうで食べても。

次の記事では、わたしがいつも作っている「干し野菜のペペロンチーノ」を紹介します。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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