食の取材歴20年 フードライター浅野陽子の東京美食手帖

フードライター、食限定の取材歴20年。フードサステナブルが得意。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]icloud.comへ

[映画評]日本アカデミー賞総ナメで話題「ドライブ・マイ・カー」を観た感想です(ネタバレなし)

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版 [Blu-ray]

第45回日本アカデミー最優秀賞の各賞を総ナメ

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

今日は映画の話。

先週3月11日(金)に第45回となる日本アカデミー賞の授賞式が開催されました。

テレビで見られた方も多いのではないでしょうか?

そして今年、最優秀賞の各賞を総ナメしたのがこの作品、『ドライブ・マイ・カー』です。

最優秀作品賞はもちろん、主演の西島秀俊さんも最優秀主演男優賞を獲得し、最多8部門で受賞されています。

しかし、日本アカデミー賞の公式サイトを見ていたら、今回に限らず「今年は『〇〇』一色だった」という年は、結構あるんですよね。

たとえば……

万引き家族

Shall we ダンス? 4K Scanning Blu-ray

古いものだと『鉄道員(ぽっぽや)』(2000)、『Shall we ダンス?』(1997)『マルサの女』(1988)とか。

懐かしいなあ……若かったなー(遠い目)。

その時代に流行った音楽同様、映画のタイトルだけでもいろいろ若かりし頃を思い出しますね。

人間のいろいろな感情をじわーっと表現した深い作品

そして今年の『ドライブ・マイ・カー』。

今回の日本アカデミー受賞前から、ゴールデングローブ賞(非英語映画賞)、本家のアカデミー賞でも作品賞や監督賞にノミネートされていて、かなり話題になっていました。

TOHOシネマズ新宿の画像

(c)asanoyoko.com

すでに話題になっていた1ヶ月前、2月半ばに私は水曜日のレディースデー(1100〜1200円の割引価格になる)を狙い、TOHOシネマズ新宿ですでに観ておりました。

TOHOシネマズ新宿の画像

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かなり久しぶり(と言っても半年ぶりくらい)の映画館訪問でした。

利便性とすごい進化に、いちいち驚きながら訪問(笑)

「映画を観る」って、私たち昭和生まれの40代後半には今でも、“結構な一大事”ですが(いつの時代や〜!)、今はチケット購入や席決めなど、ネットやスマホを使えば本当にスムーズで。

こんな新しめのシネコンなら正直、どの席に座ってもかなり快適に観られます。

TOHOシネマズ新宿の画像

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そして『ドライブ・マイ・カー』を観た感想です。

前述のYouTubeの予告編を見ると、なんとなーくあらすじや世界観が伝わるのではと思います。

予告編以上の説明をしてしまうとネタバレになるので控えますが、このじとーっとした空気感で179分(ほぼ3時間)進みます。

アクションや派手な演出は一切ありません。

が、心理的にハラハラする場面も結構あり、こんな長丁場でも飽きません。

それがこの作品のすごいところ。

観ている間、かなり頭も使います。

今はマスクをしながら鑑賞するので、緊迫するシーンが続くと、自分の「ハー」「フー」という息がうるさいほど漏れてしまい。

隣の人に迷惑なんじゃ……と気をつかって、よけい息がフウフウ出てしまうという(笑)

日本人の、もやもやした、周りの家族にも他人にも忖度するような、思っていることをそのまま言わない方が美徳とされるような……

そんな緊張感を実にうまく描いていると思いました。

映画館で3時間集中しながら見ると、その世界観により深く入れると思います。

TOHOシネマズ新宿の画像

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私が観たTOHOシネマズ新宿をはじめ、都内ではまだ劇場公開しているので、ご興味ある方はぜひ!(上映劇場の一覧はこちら

TOHOシネマズ新宿の画像

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近くで見ると映画館の上からのぞくゴジラ、なかなか迫力ありました!

今日も最高においしい1日を!

 

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