食に興味がある全女性におすすめ、ゆるくて新しいグルメ漫画
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
今日は漫画の話。
私のブログを訪れてくださる方は、食べることや自分で料理を作ることにも関心が強い方が中心だと思います。
そんな方におすすめなのがこれ、『作りたい女と食べたい女』(ゆざきさかおみ著)。
これが従来のグルメ漫画と少し違っていて、非常に新しい切り口で、面白いのです。
「おいしい食べ物の表現」はたくさん出てきて、ゆーったりした展開なのですが、「働いている女性あるある」なエピソードも多く、つい先を読みたくなってしまうのです。
タイトル通りなんだけど、タイトル以上に深ーい話
同じマンションでそれぞれ一人暮らしをしている、女性2人の話です。
タイトル通り、一人(野本さん)は料理を作るのが大好きだけど少食。毎日作りすぎて困っていて、もう一人は春日さんという大食漢の女性が登場します。
「おいしい食べ物があると人間幸せ」の、定番の軸をずーっと通しつつ、同時に令和の今の時代を生きる女性が抱く、人間関係や職場のいろんなストレスや感情、引きこもごもを上手にからめて描いていて。
新しい感じで、読ませるのです!
私は漫画やフィクションは描けませんが、食べ物をテーマにこんなことが創作できたらいいなあと勉強にもなりました。
これ以上書くとネタバレになってしまうので控えますが……
「あんまり強い刺激は疲れちゃうけど、平坦すぎるほっこり系は苦手。
でも面白くて気分が明るくなるものが読みたい」というときにぴったりなので、興味ある方は読んでいただきたいです。
KADOKAWAの公式無料漫画サイトから1巻の第1話〜4話までと、最新話は無料で読めるので、まずはおためしで読んでてみてください(こちらから)。
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SNSでも話題になっているみたいです。
今日も最高においしい1日を!
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