ブログを17年書き続けてきた私に今ベストな「はてなブログPro」
こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
今日はブログの話です。
昨年2021年2月22日にWordPressからはてなブログに移転して、1年ちょっと経ちました。
みなさん、ブログはどのプラットフォームを使って書いているでしょうか?
私は2005年から2022年まで17年間ブログを書き続けていますが、アメブロやfc2、ココログなどさまざまな無料ブログサービスを渡り歩いてきました。
そして2016年に「もっとブログを収益化したい!」と一念発起し、勉強して初期費用を15万円ほど使ってWordPressに引っ越しました。
その辺のことは、こちらの記事にまとめてあります↓↓
そして、WordPressをがんばって使うこと5年。
いろいろ大変なことがありすぎて、昨年2021年2月にはてなブログ(有料版のはてなブログPro/月額600円)に引っ越ししました。
そして1年以上はてなブログを使い続けた今、本当にこの決断をしてよかったと思っています。
どんなところがよかったのか、10個にまとめて書きます。
(有料版の説明や、なぜ有料にしたのか、などは最後に書いてます)。
WordPressからはてなブログに移転してよかった10のこと
よかったこと1:記事がとても書きやすい
はてなブログの入力画面は、かなりWordPressの入力画面に近い感じではあるのですが、WordPressより圧倒的に書きやすいです。
無料ブログの入力画面は、アメブロもLivedoorもココログもほとんど変わらず、システムに慣れていない人が、単純に「ブログを書く」ことだけに専念できるよう設計されています。
しかしWordPressの入力画面は、初めて見ると非常に高度な感じがします。
ブログというより「プログラミングをしなくてはいけないのでは」という気になるような、構えてしまう感じでした。
WordPressを使っている間はとにかく慣れず、「さあ書こう!」と思ってもなかなか書き始められないでいました。
しかし、はてなに変わってからはなぜかそのハードルが取れました。
通常のブログサービスよりかなり専門的なのに、非常にユーザーフレンドリーなのです。
2021年の1年間で書いた記事は166本。
それに対して、WordPressを使っていた2016〜2020年の5年間、平均すると1年間で書いた記事は51.2本。
一番がんばった年でも2017年の109本だったので、いかにはてなになってからモチベーションが上がったのか、わかっていただけると思います。
よかったこと2:メンテナンスの不安がなくなる
これも本当に大きいです。
WordPressはオープンソースのソフトウェアで、誰でも自由に修正・改良を加えられます。
スマホのように、「プラグイン」と呼ばれるアプリを入れて使うのですが、オープンソースのため、ベースのWordPressが変わると、入れてあるアプリも逐一アップデートしなければいけません。
これが大変で……ほぼ毎日「どのプラグインのアップデートしろ。さもなくば使えなくなる」という警告がきて、安易にアップデートしてしまうとデザインが崩れたり、すぐうまく作動しなくなったりします。
ブログを書く以前に、「システムを正常に動かす」ということに、いまいちわからない状態で気を使っていたのですが、はてなはそれが運営会社に100%おまかせになり、本当に精神的に楽になりました。
よかったこと3:無料サポートに親切に助けてもらえる、外部ヘルプもいろいろ手厚い
そしてWordPressはどんなテーマ(テンプレートのこと)やプラグインを入れ、デザインも自由に変えられるのですが、何か困ったこと、トラブルがあればすべて自己責任で、自分で処理しなくてはいけません。
これがググってもよくわからず、いつも困り果てて、ある程度質問事項がたまったらお願いしている個人のエンジニアさんに数万円払って聞く、ということをやっていました。
しかしはてなは、細かい使い方や解決法が「はてなブログアカデミー」にまとまっており、サポート(はてなヘルプ)のお問い合わせから個人的に聞くこともできます(無料です!)。
WordPressから2000本近くの記事を持って引っ越す際にも、はてなヘルプの方にかなり助けていただきました。
この本にもカスタマイズの方法がとても詳しく出ていたので、参考になりました。
(WordPressもガイド本はたくさんあるが、自分がシステムに詳しくないと理解が難しい場合が多い)
よかったこと4:画像を容量を気にせず大量に投稿できる
そして画像の容量問題が解決したことも大きいです!
はてなブログProだと1カ月3GB(画像1枚3MBでも1000枚)まで画像を取り込めるので、スマホで撮った重めの画像もほとんどノーケアでバンバン投稿できます。
データのアップも簡単です。
WordPressは画像データが重いと契約しているサーバーの容量がオーバーしてしまうので、ダウンサイズしたり、アップする枚数も少し減らしたり、その気遣いもまた大変でした。
よかったこと5:アフィリエイトが入れやすい
WordPress時代からAmazonや楽天のアフィリエイトサービスはやっていたのですが、はてなブログは商品リンクや画像がめちゃめちゃ入れやすいです。
入力画面の横にそれぞれの専用ボタンがついています。
こういうのも、細かいことだけれど「書く気になる」大きなポイントだと思うんですよねー。
よかったこと6:過去記事、定型文が入れやすい
そして過去記事のリンクや、私の場合「こんにちは、フードライターの浅野陽子です。」などの始まりの文章や、レシピを書く場合のフォーマットなど、定型文もすごーく入れやすいのです。
よかったこと7:SNSの連携が簡単
これも大きい。
書いた記事をTwitterやFacebookにアップするのも、とてもやりやすいようにできています。
記事を公開すると、すぐ「SNSで拡散しましょう」という画面が立ち上がり、その記事のリンクを自動で入力してくれるので、あとはSNSに上げる際の文章やハッシュタグをつけるだけです。
いちいち公開後の記事リンクをコピーして、SNSの投稿画面を立ち上げて、そこに貼り付けて…という手間が一切省かれるので発信しやすいです。
よかったこと8:管理画面がWordPressに似ているので感覚がつかみやすい
これは前述の説明と少しかぶりますが、他のブログサービスと違って、入力や記事の管理用の画面がWordPressととても似ています。
似ているのでWordPressからの引っ越し後もすぐブログを書いたり運用が楽です。
そして個人ブログでは WordPressから離れても、やっぱりWordPress自体は自社のオウンドメディアで活用していたり、ライターでも直接そのメディアのWordPressに書き込んで納品したり……という場面も多いため、この管理画面に慣れておくのはとても大事だと思います。
よかったこと9:テンプレートのデザインがかっこいい
今までの数々のブログサービスを使ってきましたが、はてなのテンプレートはどのサービスよりもカッコいいものが多いです。
私はシンプルなデザインが好きですが、はてなは白が貴重のシンプルなテンプレートでもいろいろなパターンがあって、使い勝手が高いです。
私のこのブログは、PC版は「Silence(サイレンス)」をカスタマイズして、スマホ版は基本デザイン(レスポンシブにせず、色だけ変更してカスタマイズ)で使っています。
カスタマイズは、この本を読みながら見よう見まねで自分でやりました。
私のように「あまりわかっていないけれどCSSとか自分でいじってみたい」人は、電子書籍ではなく紙の本をめくりながらやる方がやりやすいと思います。
よかったこと10:はてなスターをもらえると嬉しい
あとはこれですね。
まだ10人ちょっとですが、はてなユーザーで読者登録してくださっている方がいて、その方々が「いいね」のような「はてなスター」をたまにくださり、それがとても励みになります。
WordPressのときはそういった反応が得られず、ただ黙々と書き続けていました。
有料か無料か問題の答え
ということで「ブログの執筆そのものや記事の管理はそこそこできるけれど、メンテナンスとかアップデートとか内部的な管理作業はいまいち自信がない」人には、はてなブログは本当におすすめです。
ただ本気でブログを書きたい、収益化したい、という人は独自ドメインをとって、有料の「はてなブログPro(月額600円)」にすることを最初からお勧めします。
一つの投資ではありますが、WordPressを始めるよりもずっと安く、さらにメンテフリーです。
そして自分のドメインを持っていれば、はてなからスタートしてWordPressや他のブログサービスに移転するということもできるのです。
また、アフィリエイトの「もしも」でセルフバックも使えます。
書くことが多すぎて4000文字あまりも書いてしまいましたが、「ブログを始めたい」「プロブロガーになるぞー!」と思っている方は、参考にしていただければと思います。
それでは、今日も最高においしい1日を!
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