いい肉ゲット〜!ならば、最もおいしい「すき焼き」で堪能しましょう
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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好きです。
今日は最高においしい「おうちすき焼き」の作り方を紹介します。
どんなものか知っているし食べたことはあるけれど、家ではどうやって作るのかわからない。
でもふるさと納税などでいいお肉を手に入れたら、食べてみたい。ただ、いいお肉だから失敗したくない。そんな方におすすめの記事です。
ある日、仕事関係の方からこんな素晴らしい牛肉をいただきました。宮崎・都城(みやこのじょう)市のブランド和牛、宮崎乙守牛のイチボ。
見るからにおいしそう。もちろんすき焼きでいただきます!うちではすき焼きを作る際、お肉と同量かそれ以上の野菜をたっぷり入れます。作り方をご紹介しますね。
最高においしい「おうちすき焼き」の作り方
■材料(作りやすい分量、3〜4人分)
・すき焼き用牛肉:一人80〜100g目安×人数分
・卵(新鮮なもの):一人1〜2個
・砂糖
[具材]
焼き豆腐、ねぎ(白くて太い部分)、白菜、好みのきのこ、トマト、春菊(葉の部分のみ)
※これ以外に好みで「くず切り」や冷凍うどんを1分ほどゆでて入れても。
「割り下」
砂糖、酒、しょうゆ
※市販品で問題ないですが、この3つの調味料だけで自分で作れます→こちらの記事を参考に。
おうちすき焼きのポイントは「肉と同量かそれ以上の野菜を入れること」。
脂肪分多めの肉をたくさん食べるので、野菜をはさまないとすぐ苦しくなってきます。
定番の白菜や春菊、ねぎ、きのこ類もいいですが、意外におすすめなのがトマト。フレッシュな酸味が割下の甘ったるさを和らげ、肉の脂っぽさを吸ってくれて、合います!
どれもざく切り。ただ春菊は葉だけを摘んで使うと、肉やご飯と同じやわらかさで食べやすいです(残った茎はスープで後日使います)。
肉を焼き出す前に、卵を一人分ずつ器に溶いて、スタートしましょう!
■すき焼きの作り方
(1)すき焼き鍋(なければ浅めの鍋やフライパンでも)を熱し、牛脂(肉に付いているか、肉売り場で安く買える)を溶かして、牛肉を広げてさっと両面を焼く。
(2)やや赤みが残るくらいまで火が通ったら、大さじ1〜2程度、鍋全体に砂糖をふり、割下を適量注ぐ。すぐ引き上げて卵液につけていただく。焦げ付かない程度にくり返す。
(3)少し鍋の底に焦げ付きが出てきたら、豆腐や白菜、トマトなどを適量入れ、ふたをして軽く煮込む。野菜や具材から水分が出てくるので、それで底面の固まりをふやかし、一緒にいただく。固まりは肉のうまみなので逃さずに。
焦げ付きが取れたらまた肉→野菜の順番で繰り返す。
肉はもちろんおいしいですが、肉から出たうま味と一緒に食べる野菜も最高です。外で食べると高い野菜や具材も、おうちすき焼きなら無限ループ。
赤ワインや好きなお酒と一緒に、ぜひ試してみてください。
それでは、今日も最高においしい1日を!
<こちらもどうぞ(過去記事)>
過去の「おうちすき焼き」や、食べ切れなかった肉・野菜を活用する方法も書いているのでどうぞ!春菊の茎はスープで。