フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

【フードライターの仕事】dancyu最新号(2024年11月号)に執筆しました

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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。

大人の食好きのための料理専門誌『dancyu(ダンチュウ)』の12月号(2024年11月6日発行)に執筆しました。

「食の外交官」公邸料理人についての取材

dancyu12月号。

今回わたしが担当したのはdancyu12月号(P.84-88)「食の外交官『公邸料理人』、その稀有な経験を物語るレシピ」のコーナー。

公邸料理人とは、海外230カ所以上にある大使館や領事館など、政府公館専属の日本人の料理人です。

公邸料理人は外務省の専門職員として海外に渡航します。毎日料理を作り、大使(派遣先のトップ)と力を合わせ、公式のパーティーや会食を準備します。

料理がおいしければ相手国の日本への印象もよくなります。外交に料理は欠かせません。ゆえに通称「食の外交官」なのです。

取材で地方の新しいレストランを訪問するのもフードライターの魅力

今回は大阪の「能勢 日本料理 新(あらた)」の中井建(なかい・たける)シェフと、茨城・つくば市のイタリアン「CRACRA(クラクラ)」の岩坪貢範(いわつぼ・たかのり)シェフに取材。二人とも元公邸料理人。

dancyuのチームと、大阪駅上野駅で待ち合わせしてみんなで車で向かい、2日間それぞれ取材しました。

取材ではレストランを訪問し、シェフの作りたての料理も試食します。が、お客として食べに行くのと、「執筆のために味わって食べる」は全く違います。

今回はシェフへのインタビューと同時に、レシピも起こすタイプの記事。限られた時間の中、必要な情報はもらさず聞いてこなくてはなりません。2、3時間は平気で立ちっぱなし。頭と体力、両方をかなり消耗します。

ただフードライターなので、シェフが話すどんな食の話題も面白くて。いつもながら、緊張しつつ、ものすごく楽しんだ仕事でした。

料理好きなら必見のキッチンと料理道具の特集号!

ちなみに今回号の特集は大人のグルメ散歩。食いしん坊たちが渋谷・新宿・新大久保のおすすめレストランについて語っています。

新大久保も変わりましたね。後日、わたしもこのブログで一本記事を書く予定。

dancyu』2024年12月号(11月6日発行)、ぜひお手にとってみてください。

山手線のイラストのかわいい表紙が目印です!

担当した「公邸料理人」のコーナー(P.84-88)。

「能勢 日本料理 新(あらた)」中井建シェフのストーリーを紹介。

つくば市のイタリアン「CRACRA(クラクラ)」の岩坪貢範シェフのストーリーを紹介。

自分の名前が乗るのはここの1行だけ。でも何よりの励み。

残念なお知らせ。dancyuは2025年から月刊誌から年4回の季刊誌になります。また紙のメディアが減りますね。フードライターは違う発信の仕事を考えて、進化していかねば。

それでは、今日も最高においしい1日を!

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