フードライター浅野陽子の美食の便利帖

フードライター、食限定の取材歴20年。生パスタの専門家。執筆実績『dancyu』『おとなの週末』『日経MJ』『AERA』『NIKKEI STYLE』『TimeOutTOKYO』/書籍『おいしい無印良品』/TV出演『バイキング』『TVチャンピオン』ほか/東京都出身、青山学院大学国際政治経済学部卒、ダイヤモンド社を経て独立。ご連絡は asano.yoko[あっと]gmail.comへ

[裏ワザ]知ってた?桃の皮を一発でつるっときれいにむく方法

桃の下処理の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

過去3回にわたって紹介してきた「野菜の下ごしらえ」シリーズに続き、

今回からはフルーツの裏ワザ的おろし方を解説します!

毎日食べるのに、意外と誰も教えてくれない、フルーツの便利なむき方。

まずは今が旬の桃です。
桃はおいしいですが、うまく皮がむけないのってすごいストレスですよね!
今回は「桃のおろし方」と「皮を一発でつるっとむく方法」をお伝えします。

 

前回までの記事はこちら↓

 

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プロに習った「桃のおろし方」と「皮を一発でつるっとむく方法」

桃はアボカドのように半分に割っておろした後、皮をむくのが基本です。
夏に日本料理のコースを食べると、つるつるに美しくむけた桃が「水菓子」として最後デザートに出てきます。

「あんなにきれいにどうやってむくの?」とびっくりしますが、実は、プロは桃をトマトのように湯むきしています。
コース料理ではお客がデザートの2皿くらい前まで食べ進んだら、頃合いを見て裏の厨房でこの作業を始める、と日本料理店で取材しました。

桃はすぐ変色するので、むきはじめるタイミングがすごく大事なのです。

家でそこまで完璧にしなくてもよいですが、桃の皮がつるーっと気持ちいいほどむけるこの「湯むき」、一度やってみてください!

[やり方]

  1. 桃のお尻に沿ってぐるっと包丁をぐるっとまわし、両手でねじって二等分する。

    桃の下処理の画像

    冷蔵庫から出したての冷えた桃でやります。
    まず、桃のお尻の線に沿ってぐるっと包丁を回し、

    桃の下処理の画像

    両手で持って、アボカドのように左手と右手をそれぞれ逆向きに回すとパカっと2等分できます。

    桃の下処理の画像

    包丁の切っ先をタネの横に差し込み、ぐるっと一周して外します。

  2. 桃を湯むきする(準備編)

    桃の下処理の画像

    ここでつるーっと皮がきれいにむけたら湯むきは不要です。
    が、途中で破れたり、ボロボロなってイライラしたら、ぜひ湯むきを!
    ・小鍋に熱湯を沸かしながら
    ・氷水(ケーキショップでもらう保冷剤でも)
    を用意。

    桃の下処理の画像

    詳細湯むきする前に、表面に薄く十時を入れて皮をむきやすくします。
  3. 桃を湯むきする(実践編)
    お湯が沸けたら湯むきしていきましょう!

    桃の下処理の画像

    ぐらぐら沸いたところに、皮の方を下にして数10秒浸けます。
    「え、フルーツをゆでて大丈夫なの?」とドキドキしますが、最初に書いた「冷蔵庫から出したてでしっかり冷えている桃」なら大丈夫。

    桃の下処理の画像

    すぐ引き上げて、準備しておいた冷水に浸けます。
    これは長めに浸けて(3〜5分)、よく冷やしましょう。

    桃の下処理の画像

    冷やしている間に、もう皮がはがれてきているのが見えます。
    めくれているところを引っ張るとあーら不思議!つるーっとノーストレスでむけます。

切った桃の画像

食べやすく切ってできあがり。 

いかがでしたか?

今回は「[裏ワザ]知ってた?桃の皮を一発でつるっときれいにむく方法」について、ご紹介しました。

桃が上手に切れない、おろせない!と思っていた方は、参考にしてみてくださいね。

この「フルーツをおろす」シリーズもあと2回続けます!

今日も最高においしい1日を!

 

※私が今回使った包丁(小型の三徳包丁)はこちらです。

刃渡り18cmくらいの普通の包丁と、こういうミニ包丁の2本を持っていると、かなりいろんな作業がやりやすくなるのでおすすめです。

 

 

<こちらもどうぞ(過去記事)>

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[裏ワザ]今さら聞けない「ごぼうとれんこんの下ごしらえ」をまるっと解説

 

ごぼうとれんこんの下処理中の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

前回(里いもとピーマン)、前々回(ブロッコリーとアスパラ)に続き、今回も「野菜の下ごしらえ」シリーズを紹介します。

今日は野菜の下ごしらえの最終回、「ごぼう」と「れんこん」のおろし方です!

ごぼうは、下処理の難易度では、まちがいなく野菜界?堂々の第1位ではないでしょうか?
手間は少々かかりますが、全体の流れがわかれば誰でもできるので、ぜひ参照ください。

れんこんは、ごぼうに比べると楽です!

これは「下処理」というほどの作業はないのでのせるか迷いましたが、一応根菜仲間ということでご紹介します。

過去2回の「野菜の下ごしらえ」シリーズ記事はこちら↓

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ごぼうは「泥をざっと取って皮は落としすぎない」が基本

ごぼうの下処理の画像

スーパーの野菜売り場で、最も泥だらけで見た目も「映(ば)えない」野菜、それがごぼう

 

料理上手な仲良しの女友達が「ごぼうって結婚以来一度も買ったことない。ムリ!」と言っていましたが、そういう方、多いのではないでしょうか?

買って帰ってきても袋から出すと手も汚れてやたら大きくて場所も取るし……と、いろいろやる気の失せる野菜ですが、下処理の流れがわかればそんなに難しくありません。

しかも煮物や天ぷらにするとすごくおいしいです!

ぜひこちらを参考に!

また、泥がすでに落としてある「洗いごぼうより泥つきごぼうの方が日持ちするし味わい深い」ので、ぜひ泥だらけのごぼうを買ってきてください。

下処理のポイントは「泥だけ落として皮は落としすぎない」です。

  1. まずはざっと水洗いして扱いやすくする

    ごぼうの下処理の画像

    買ってきたらとにかく水洗いして、扱いやすくしちゃいましょう!
    ごぼうを袋からシンクにどさっと出し、まずは水道水の下でざーっと手でこすり洗いして、泥を落としましょう。
    (撮影上片手でやっていますが、両手で持ってよく洗います)。

    ごぼうの下処理の画像

    そしてざっと表面の泥が取れたら、一番底の硬い部分(泥も取れにくい)を5mmほど切り落とし、

    ごぼうの下処理の画像

    反対の一番先端の部分も1〜2cm落とし、

    ごぼうの下処理の画像

    長さを半分に切って、扱いやすくします。

  2. 皮をこそげるが、こすりすぎないように気をつける

    ごぼうの下処理の画像

    そして半分に切ったどちらか1本をまな板にのせ、包丁を反対に持って刃の逆側のみねで底→先端の方向にこすって皮をこそげます。

    左手でごぼうを回転させながらこれを繰り返し、全体の表面の汚いところをこそげ落とします。
    できるだけすばやく作業します。時間をかけすぎるとまたアクが出て、黒くなってしまうためです。

    ごぼうの下処理の画像

    全体をざーっとこそげたらOK。完璧に真っ白にしなくて大丈夫です。
    そうしたらまたさっと洗って、取れなかった皮などを洗い流します。

  3. ささがきにこだわらなくていい

    ごぼうの下処理の画像

    ここまでやったらほぼ完成です。

    ごぼうの千切りの画像

    そしてごぼうと言ったら「ささがき」が基本と思いがちですが、ささがきは案外難しい作業なので、普通の千切りでほとんどのごぼう料理は問題ありません。


    全体を5〜6cm幅に切り分けます。
    うち、1個の端を薄く落とし、コロコロ動かないように安定させます。

    ごぼうの下処理の画像

    薄切り→千切りにしていきます。

  4. 水にさらす 

    ごぼうの下処理の画像

    ごぼうの下処理の画像

    千切りにしたものを水に5分ほどさらし、ざるにあげたらOK。

    ごぼうの下処理の画像

    最初の未処理のものと並べると、同じ生き物と思えません笑
    これでごぼうの下処理は終了!お疲れさまでした。

    流れがわかると「私もできそう」と思っていただけるのではないでしょうか?
    一つ一つの作業はシンプルです。

    下処理したごぼうは、定番のきんぴらや、先日ここで紹介した「ごぼうのクリームスープ」などにどうぞ。
    私は栗原はるみさんの王道レシピ、「ごぼうのハンバーグ」も好きでよく作ります!

れんこんは「泥をざっと取って皮はうすーく取る」が基本

れんこんの画像

次はれんこんの下処理です。ごぼうに比べるとほぼやることがありません(笑)

  1. まず洗って両端をごく薄で落とす

    れんこんの下処理の画像

    れんこんはまず洗って、両端の黒ずんだ部分を落とします。
    ただ、食べられる部分でもったいないので、極力うすーく、本当に黒い部分だけを落としてください。

  2. 皮をむくが、これもうすーく。

    れんこんの下処理

    皮を薄くむいていきます。ここも、食べられる部分をむきすぎるともったいないので、ピーラーで本当に薄くむいてください。ピーラーは前に紹介したと同じ、OXO(おくそー)のものが使いやすく10年以上愛用しています。 

  3. レシピに合わせた好みの形に切って、水にさらす

    れんこんの下処理の画像

    れんこんの下処理の画像

    れんこんの下処理の画像

    薄切りや乱切り、みじん切りなど作るレシピに合わせた好みの形に切って、水にさらし、ざるにあげればOKです。

    れんこんも、ごぼうと同じ味付けできんぴらにするとおいしいです。
    あとはハンバーグのたねを薄切りのれんこんではさんで衣をつけて揚げる「はさみ揚げ」や、もっと細かくみじん切りにして、ハンバーグの生地に混ぜ込んでしまうのもおすすめ。
    「鶏ひき肉れんこんハンバーグ」は我が家の定番です。

 

いかがでしたか?

今回は「[裏ワザ]今さら聞けない「ごぼうとれんこんの下ごしらえ」をまるっと解説」についてご紹介しました。

ごぼうとれんこんが怖くて(?)手を出せなかった方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最高においしい1日を!

 

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[裏ワザ]今さら聞けない「里いもとピーマンの下ごしらえ」をまるっと解説

里いもの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

前回のブロッコリーとアスパラガスに続き、今回も「野菜の下ごしらえ」シリーズを紹介します。

今日は野菜の下ごしらえの中級編、「里いも」と「ピーマン」のおろし方です!

里いもは、あの泥だらけの見た目がいかにも大変そう(しかもレシピもあまり思いつかない)ですが、やっぱり下処理を覚えておくと、煮物やお正月料理がやりやすくて便利です。

ピーマンの下処理は「もう知ってるよ!」という方も多いかもしれませんが、今回はごみを極力散らさずにすむ、裏ワザ的おろし方を紹介します!

前回の記事はこちら↓

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里いもの下ごしらえ

 スーパーの野菜売り場で泥だらけで売っていて、しかも「ぬめりの処理が大変」とか聞くし、まあ買わない……という人も多いかもしれません。

じゃがいもより若干カロリーが低く(1個約120gでじゃがいも82kcal、里いも60kcal※)、ねっとりした独特の風味が豚汁や煮物に合うので、このやり方を覚えて、時々思い出してやってみてください。

お正月料理には便利です。

[作り方]

  1. 里いもはとにかく「一度洗って、乾かす」が基本

    里いもの画像

    里いもの下処理の基本はとにかく「一度洗って、乾かしてから下処理」です。
    じゃがいもやさつまいもとの最大の違いは「ぬめり」。
    洗って乾かしてから作業することで、ぬるぬる感がだいぶ軽減します。

    食器洗い用のスポンジ(の硬い面)などでゴシゴシこすって大方の泥を水洗いで取り、ざるに入れて20分くらい放置して、乾かします。

  2. 両端を落とし、上から下に下ろすようにむく

    里いもの下処理の画像

    だいたい乾いたら頭とお尻の両端をこのように薄くカット。

    里いもの下処理の画像

    そしてよく切れる包丁で(小さめのペティナイフなどが便利)、「上から下」に包丁を下ろすように皮をむきます。
    迷ってこねくり回すと結構すべるので、極力スパッと1方向で落とし、ぐるっと一周します。
  3. 皮がむけたら、ぬらしたキッチンペーパーでさっとふく

    里いもの下処理の画像

    こうして全体がむけたらほぼ完了。

    里いもの下処理の画像

    このまま使うとまだぬめりがあるので、ぬらしたキッチンペーパーでさっとふきます。
    ぬめりとともに、汚れもさらに取れて快適。
    この状態で料理にお使いください。

    ちなみに圧力鍋で里いもを「皮付きで丸ごと蒸す」食べ方もありますが(甘みそで食べる田楽など)、その場合は皮をよく洗って蒸した後、同じように皮をむくとやりやすいです。

ピーマンの下ごしらえ(タテ割りより便利な裏ワザ)

ピーマンの画像

次はピーマンの下ごしらえを紹介します!

みなさま、ピーマンはどうやって下処理していますか?
タテにばつっと包丁を入れて半分にした後、種を包丁の先でくり出しているのではないでしょうか?

今回は中級者むけ、「種やワタが飛び散らない便利なおろし方」をお伝えします。

  1. 左手でピーマンを持って、右手の包丁で引きはがすようにおろす

    ピーマンの下処理の画像

    これはペティナイフのような小さい包丁が必須です。
    左手でしっかりピーマンを持って支え、右手の包丁をヘタの下ギリギリに差し込み、そのまま下まで、ざっくり実をタネ部分から引きはがすようにむきます。

  2. 「ワタとタネ」「食べる部分」のように分けるイメージ

    ピーマンの下処理の画像

    1の作業を4〜5回繰り返します。
    すると最後はこんな感じに。
    魚の骨のように「ワタとタネ」「食べる部分」にきれいに分けられます。

    半分に切るとタネがパラパラ飛び散って片付けが大変ですが、これはラク
    慣れるとどんどん上手に、楽しくできるようになります!分けた部分を細かく切って、炒め物や料理にどうぞ。

いかがでしたか?
今回は「[裏ワザ]今さら聞けない「里いもとピーマンの下ごしらえ」をまるっと解説」を紹介しました。

自炊する方はぜひ参考にしてみてくださいね。

このシリーズ、あと2回続きます!

※私が今回使った包丁(小型の三徳包丁)はこちらです。

刃渡り18cmくらいの普通の包丁と、こういうミニ包丁の2本を持っていると、かなりいろんな作業がやりやすくなるのでおすすめです。

 

 

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[裏ワザ]今さら聞けない「ブロッコリーとアスパラの下ごしらえ」をまるっと解説

ブロッコリーの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

以前、仲良しの友人(ワーキングマザー)に「ブロッコリーの下ろし方がわからない。茎の部分って捨てるしかないの?」と聞かれたのですが、料理歴が長くても、こうしたシンプルな疑問ってありますよね。

今回は、ブロッコリーとアスパラガスをの下ごしらえの方法を紹介します。
この2つはお弁当用野菜でも最強!

そして数回に分けて、意外と知らないその他の野菜や、フルーツのやり方についても解説します。

野菜は正しく下処理すれば捨てずにすむ部分も多いです。

よく自炊する方は知っておくと便利ですよ。

ブロッコリーの下ごしらえ

まずはブロッコリーの下ごしらえから!

 

  1. 茎の底から5mmくらいを薄く落とし、まわりのチリチリした小さい葉も落とす。

    ブロッコリーの下処理の画像

    ブロッコリーの下処理で、やりがちなのが花蕾(からい・もりもりした緑の葉っぱ部分)と茎の境目からドンと半分に落としてしまうこと。
    茎には「硬くて加熱しても食べにくい部分」と「やわらかくて食べやすい部分」が混ざっているので、ここを交通整理してあげるとムダなく食べられます。

    なので最初に茎の一番下だけを5mmくらい薄く落とし、さらにわきから伸びているチリチリした青い茎も取りましょう(取っておいてだしとして活用できます。記事の最後を参照)。

  2. なるべく茎を残すように小分けにする

    ブロッコリーの下処理の画像

    次は定番の「小房に分ける」作業です。
    なるべく長めに茎を取れるように、包丁を斜めに入れて、ざっくり小分けにしていきましょう。

    ブロッコリーの下処理の画像

    そうやって取っていくと、最後はこんな形で「小房」と「どうしても切り分けられなかった硬くて太い部分の茎」が残ると思います。
    これが正解!

  3. 太い茎もさらに下処理すれば食べ切れる

    ブロッコリーの下処理の画像

    2で残った「太い茎」部分、これはそのまま捨てないください。
    「外皮だけがとても硬い」ので、回転させながら4回、外側だけを薄く落とします。

    ブロッコリーの下処理の画像

    こんな感じ。
    「丸太から四角い棒を切り出す」(?)感じでしょうか。
    ここはとても柔らかいのです。

    ブロッコリーの下処理の画像

    それをさらに半分に切り、

    ブロッコリーの下処理の画像

    その半分に切って、アスパラのような形に。
    これで最初に分けた小房部分の茎と同じくらいの細さになり、一緒にゆでたり炒めたりしても、火の通りが同じになります。

    ブロッコリーの下処理の画像

    完成!
    上は今回出た野菜くずです。スープのだし用にどうぞ(レシピは一番下)。
    下処理を終えたブロッコリーはゆでてマヨネーズを付けてそのまま食べたり、パスタの具にしたり、中華の炒め物に使ったり……好きな料理法で。

    これだけやってラップをかければ、2日間くらい冷蔵庫保存もOKです。 

アスパラガスの下ごしらえ 

アスパラガスの画像

次はブロッコリーに次ぐ「下処理ナゾ野菜?」、アスパラガスの下ごしらえを紹介します。
おいしい野菜ですが、ちょっとわかりにくいですよね。


今は亡き実家の母は、料理上手でしたが私よりテキトーなところがあり(笑)、下処理せず丸々ゆでたり炒めたりして、卵料理と一緒に朝ごはんによく出してました。

アスパラは、穂先はよいのですが、繊維だらけの根本部分が自分の皿に回ってくると朝から憂うつでした。
どうやっても噛みきれず、毎回わーんと思っていたのですが、結婚して下処理を覚えたら「なんだ、そういうことだったのか!」とまさに目からウロコでした。

ぜひ覚えていただきたいです!

  1. 茎の底から1cmくらいを落とす

    アスパラガスの下処理の画像

    こちらもブロッコリー同様、底のかたーい部分をがちっと落としましょう。
    1cmくらい、厚めに切り落とします(落とした部分もだしに使えます)。

  2. 下1/3くらいの外皮をむく

    アスパラガスの下処理の画像

    そして落とした底部分から、穂先に向かって全体の1/3くらいの外皮をむきます。
    包丁でもいいのですが、ピーラーだと断然ラクです。

    ピーラーは100均や他のメーカーでも売っていますが、私はアメリカのOXO(オクソー)のものを愛用しています。
    OXOは、手がリウマチで不自由な奥様のために、アメリカ人の社長さんが開発したキッチン道具ブランドだそうで、本当に使いやすく丈夫。

    このピーラーは2代目ですが、毎回10年選手。1個1000円で長持ちします。

     

    アスパラガスの下処理の画像

    そして完成!
    長さを半分か3等分にして、ゆでたりソテーにして肉料理に添えたり、あらゆる料理に。
    お弁当の時期は、ここまでやってお弁当箱サイズに切ってラップをしておき、当日朝に塩ゆでして詰めるだけ。

 

いかがでしたか?ブロッコリーとアスパラが安いときにぜひお試しください。
下処理して出た野菜くずは、ぜひ野菜だしに活用してください(記事の下)。

今回は「[裏ワザ]今さら聞けない「ブロッコリーとアスパラの下ごしらえ」をまるっと解説」についてご紹介しました。

明日以降も、ごぼう、里芋、桃の皮むき、グレープフルーツ丸おろし方法など、「下処理なぞシリーズ」をどんどん紹介していきますのでぜひ!

今日も最高においしい1日を!

★フードライターになった後、プロとして料理を勉強し始めた頃のバイブル……↓↓
もう新版が出ているようですが、ネットよりいい情報満載で、今でも時々見返しています。

 

 

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[レシピ]ステーキディナーの翌日に!リメイクレシピ「簡単ステーキ炒飯」

ステーキ炒飯の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

最近、自粛期間中に余ったいい食材がスーパーに出回り、ステーキ用の肉も安くなっているのをよく見ます。

お買い得のときに買って、奮発してステーキディナーに。

しかし意外に食べきれず残ってしまい、でも翌日は固いしどうしよう……と、困ったことはありませんか? 

今回はそんな「余ったステーキ肉を翌日もおいしくリメイクする」、「簡単ステーキ炒飯」の作り方を紹介します。

[レシピ]前の日のステーキをワンプレートにリメイク「簡単ステーキ炒飯」

[材料]1人分

  • 前日のステーキの残り (生肉で80〜100g分くらい、2cm角に切る)
  • にんにく(薄切り)1片
  • 冷やご飯 茶碗1杯分
  • レタス 少々(ちぎる)※ベビーリーフや小ねぎの青い部分(小口切り)でも
  • オリーブオイル、酒(あれば白ワインかブランデー)、しょうゆ、塩こしょう

 

[作り方]

  1. 肉を予熱→にんにくを炒める
    材料をカッコの通り下準備し、ステーキを耐熱ボウルなどに入れ、電子レンジ500Wで10秒ほど軽く温める。冷やご飯も600W1分ほどかけて温める。
    フライパン(できれば深め)にオリーブオイル大1と1/2、にんにくを入れ、弱火でじっくり炒める。
  2. 肉をさっと炒めてご飯を入れ、仕上げ
    にんにくが軽く色づいたら肉を入れてさっと炒め、酒(あれば白ワインかブランデー)大1→しょうゆ大2を入れてまぜ、温めたご飯も入れて大きく混ぜる。
    最後にレタスを入れてさっとまぜてできあがり。

手順1でにんにくが色づいたら取り出し(オイルはフライパンに残す)、キッチンペーパーにのせて油を切っておくと、パリパリのにんにくチップになります。

ご飯を皿に盛り付けた後、にんにくチップをパラっとかけると洋食店ぽくなります。

前日にステーキで食べた残り物の肉でも、また飽きずに食べられるのはご飯の力!

 

「[レシピ]前の日のステーキをワンプレートにリメイク『簡単ステーキ炒飯』」についてご紹介しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最高においしい1日を!

 

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昨日7月10日は誕生日でした

トマトのピザの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

昨日7月10日は、4X回目の誕生日でした。

私は娘とほぼ誕生日が同時期なので(娘の方が早く来る)、お祝い的なものは数日前にいつもまとめてやってしまい、当日は特に感慨はないのですが……

早朝からメッセージをくださった方など、本当にありがとうございました。

ひまわりの画像

昨日は娘の習い事のあるイベントがあり、準備や付き添いで1日バタバタして終わった感じです。

まずは今年も元気に過ごせて、仕事もさせてもらっていることに、深く感謝です。

今日は内容のない記事ですみません!

また明日以降、いつもと変わらず食の情報をアップします。

ぜひ訪問お待ちしております!

[飲食業界ニュース]4度目の緊急事態宣言と飲食店へのありえない厳罰、朝令暮改にひと言

yahooニュースの画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

オリンピックの無観客開催決定と、7月12日から8月22日まで行われる4回目の東京の緊急事態宣言が大ニュースとなっています。

news.yahoo.co.jp

国民の憤り、朝礼暮改……もう限界

www.news24.jp

特にみんな憤慨しているのが、「酒類の提供停止要請に応じない飲食店を、厳罰化し、金融機関にまで働きかけを行う」という決定(おととい8日夜時点)。

しかし一夜明け、あまりの各業界からの反発に「金融機関に関する発言」は撤回。

学生時代に習った「朝令暮改(ちょうれいぼかい)=命令がさかんにあらためられて、一定しないこと(参照:三省堂国語辞典)」という言葉を思い出しました。

当時の教科書に、その言葉と、横に「中国の弱々しい王様が物事を決められなくて、お付きの人たちがわちゃわちゃ困っているイラスト」が載っていたのをいまでも思い出しますが、まさにリアルでそのシーンを見ている気分です。

「人間は社会的な生き物」って気づいちゃった

昨年の3月から、いわゆる「コロナ禍」が始まって約1年半。

私の仕事の大半は今でも「繁盛店に取材して記事を書く」ことですが、この間ずーっと、耳にするのは

  • 「この長期のロックダウン状態がいかにつらいか」
  • 「オリンピックをやる前提で人の入りを見込み、新店出店を計画していたのに全部おじゃんになってしまった。でも家賃はすでに発生し、後戻りできない。がんばるしかない」
  • お酒を提供せず、どうやって営業を続ければいいのか(利益率が高く、商売の重要な柱のため)
  • 生産者さんも困っている

と言った、つらい話ばかり。

一方で、お客側ももう限界に来ています。
最初は、会社に行かなくていいテレワークや、オンライン飲み会もそれなりに楽しめたものの、一年以上この状態が続き、みんな「人は社会的な動物」だということに気づいてしまった。

人間は、顔を見て挨拶したり、おいしいものを食べたり飲んだり、会って刺激を受けたりして、“互いにつながること”に喜びを感じる生き物だったのです。

ステイホームで引きこもって楽するよりも、そちらの方がはるかに楽しい、とわかってしまいました。

この状況は「切迫早産」に似ている

厳しいのは、

  • みんながいまや切望している「社会的交流」をすればするほど、悪い方向(感染拡大)につながること
  • いつ終息するのか、終わりがまったく見えないこと

なんですよね。

「終わりが(いつか必ず来るだろうけど)まったく見えない」のがとにかくつらい。

2014年の前半、「体はピンピンしているのに、動くと出てきちゃうかもしれないから点滴付きで病院でじっとしてなきゃいけない」という状態が3カ月近く続いた、切迫早産の入院時代がよみがえります。

当時も終わりが見えないまま、苦しい時をやり過ごさなければいけなかったのがつらかった……

ちなみにあのときは、「もし2週間や1カ月ごとに一時帰宅できたら、もっとがんばれるのに」と切望していました(長期の入院患者は治療1クールごとに2、3日一時帰宅できるのが一般的。でも切迫患者はNGでした)。

コロナ禍もこれだけ長期になるなら、もっとメリハリをつけて、たとえば「平日5日間は酒類提供禁止、早め閉店、でも土日だけは通常営業OK」などの少しゆるめたルールを作れば感染も急速には広がりすぎず、ワクチンの浸透とともに、世の中も落ち着いて来るのではないでしょうか。

科学的根拠はなく、あくまでも個人的意見ですが。

「休憩なしの忍耐タイム」がこれだけ長期化すると、感染爆発以前に民衆のストレスが先に爆発しそうです。