フードライター浅野陽子の美食手帖

食の取材歴20年のフードライター(子育て中)がレシピ、レストラン、仕事話などを紹介するブログです。著書『フードライターになろう!』全国書店で発売中。

[レシピ]食べすぎの翌日に、冷蔵庫の食材もスッキリ使い切れる「ごぼうのクリームスープ」

ごぼうのクリームスープの作り方の画像

こんにちは、フードライターの浅野陽子です。

この週末は、おいしいものをたくさん召し上がられましたか? 

つい食べすぎてしまった……という方、今日はシンプルに、ごぼうを使ったこんなスープはいかがでしょうか。 

今回は、圧力鍋とミキサーで作る「ごぼうのスープ」を紹介します。

いつも、きんぴら以外にごぼうの使い道が思いつかず、余ってしまうというときにも便利なレシピです。

玉ねぎ、ねぎ、じゃがいも……残り野菜もおいしく使い切り

ごぼうのほかには、玉ねぎとじゃがいもを使いますが、

  • にんじん
  • セロリ(茎)
  • れんこん
  • 長ねぎの白い部分
  • きのこ

 など、冷蔵庫の残り野菜(根菜や、色が似ている野菜)を一緒に入れてもおいしくできます。

パンにもごはんにも合う便利なスープです。

[レシピ]ごぼうのクリームスープ

[材料]4人分(作りやすい分量)

  • ごぼう 1本(包丁のみねで表面の泥や固い皮をざっとこそぎ落とし、斜め切りに)
  • じゃがいも 1個(皮を芽を取って4〜6等分に)
  • 玉ねぎ 1個(皮をむいて薄切りに)
  • 残り野菜(今回は長ネギの白い部分5cmを使用/薄切りに)
  • 牛乳 2カップ
  • コンソメキューブ 1個
  • 白ワイン(または酒)大さじ2
  • オリーブオイル、塩こしょう 

[作り方]

  1. 材料を下準備し、ごぼうとじゃがいもは水にさらす

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    材料をカッコの通り下準備する。
    ごぼうとじゃがいもを先に準備し、ほかの野菜を切る間、水にさらす。

  2. 圧力鍋で加圧する前に炒める

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    圧力鍋で煮込む前に、野菜を炒めます。

    オリーブオイル大2を熱し、玉ねぎと長ねぎを入れ、よく透き通ってしんなりするまで炒めます。

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    じゃがいもとごぼうも入れて炒めます。
    白く仕上げたいので、焦がさないように注意しつつ、よく炒めてください。

  3. 牛乳以外の材料を入れて煮込む

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    水1カップコンソメキューブ、白ワイン(または酒)大2を入れます。

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    圧力鍋のふたをして、強火で加熱。

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    シューっと蒸気が上がり、圧力がかかったら(加圧ピンが2本とも上がったら)少しだけ火を弱め、5分加圧して火を止め、放置。

  4. ハンドミキサーでなめらかにして、牛乳で仕上げ

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    そのまましばらく置いて、ふたが開けられるようになったら(急いでいるときは鍋ごとシンクに置き、上から水をかけて急冷する)、ハンドミキサーで全体をなめらかにする。

    ごぼうのクリームスープの作り方の画像

    塩ふたつまみと牛乳2カップを入れてさらにミキサーにかけ、全体をまぜます。
    少し加熱して温めたらできあがり。

ごぼうのクリームスープの画像

ごぼう独特の土の香りがふんわり楽しめる、なめらかな口当たりのスープです。

圧力鍋を買ってよかったな、と毎回思うレシピの一つ。
(加圧しないとごぼうがやわらかくならないので、ホットクックではできません)

 

粗びき黒こしょうをふってどうぞ。
パンにもごはんにも、どちらにも合います。

食べすぎが続いているなら、1食分(特に夕飯)を、これだけで済ませれば胃腸も安まります。

 

いかがでしたか?

今回は「[レシピ]]食べすぎの翌日に、残ったごぼうもスッキリ片付く『ごぼうのクリームスープ』」についてご紹介しました。

ごぼうを使いきれないときも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も最高においしい1日を!

 

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