食限定の取材歴25年、フードライターの浅野陽子です。今日は「恵方巻き」の作り方を紹介します。今年の節分は2月2日です!(方角は「西南西)
恵方巻きのレシピはネットにうなるほどありますが、「家にある材料だけで作る」のが今回の記事のポイントです。
恵方巻きだけじゃなく、春巻きやホットサンドもですが「具材を包んだりはさんだりして食べるもの」は中身に力を入れなくてもそれっぽく、おいしくできます。
「ピンク」を入れるのが重要、韓国風なら家にあるものでできる
具材を包む食べ物は中身は適当でも大体おいしいです。が、恵方巻きは金太郎飴みたいに中身が見えるので、配色が大事。
料理の鉄則「赤青黄」が基本。また、恵方巻きに関しては「ピンク」が必須です。
赤っぽいものを入れても、ピンクがないとちょっとさみしい。なんででしょうね。のりが黒で暗く見えるからですかね。
だから「でんぶ」を入れるのでしょうが、でんぶは作るのが大変でそんなに好きでもないので、ハムを切って入れれば十分。ハムのピンクが、あるとないとで結構違うのです!
それ以外の材料は、家にあるもので。
韓国風だと、卵(黄)を焼けば、あとは赤=キムチ、青=きゅうりで済むのでとてもラクです。肉は切り落としが少しあったので焼き肉のタレで軽く炒めました。ラクでしかもおいしい。
■「家にある材料だけで作る韓国風恵方巻き」(1本分)
<下準備>
・酢飯を準備する(ごはん240gに市販のすし酢大さじ1をまぜる)。
<作り方>
(1)卵2個を溶いて砂糖小さじ4を入れ、卵焼きを作る。牛切り落とし肉50gを油少々で炒め、色が変わったら焼き肉のタレをまぶして照りを出す。
(2)1の卵焼き、きゅうりを(好みでクリームチーズも)棒状に切る。巻きすにのりをしき(つるつるした面を下に)、酢飯を広げる。
(3)2を並べ、端から巻いて巻きすをかけたまま15分置く。少し濡らした包丁で切り分ける。
節分で鬼を追い出して、幸せを呼びこんでくださいね。それでは、今日も最高においしい1日を!
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