こんにちは、フードライターの浅野陽子です。
今日、東京は最高気温27度の夏日との予報!
(最高気温25度以上の日を「夏日」と呼ぶそうです。気象庁ウェブサイトより)
こういう暑い日(しかもテレワーク)には、スパイシーなカレーはいかがでしょうか?今回は、カラフルな季節の野菜たっぷりで作るキーマカレーのレシピを紹介します。
市販のルーを使わずスパイスだけで作るカレーをぜひ一度
今回のカレーは、固形や粉末のルーを使わず、スパイスを4種組み合わせて作ります。
それだけで
「え、難しそう」
「そろえるのがめんどくさい」
となるかもしれませんが、カレーに必要なスパイスは基本4つで完了。
です。
全部、イオンやサミットなど普通のスーパーで売っています(各300円くらい)。
この4本セットで5〜6回は作れるので、トータルでは市販のルーを買うより若干お得なです。
(市販のルーって1箱400円くらいで1回分ですよね?)
スパイスで作るカレーは温活感がすごい
市販のルーは、便利で素晴らしい商品です。
が、単品で買うスパイスのなにがよいかというと、フライパンで具材と一緒に炒めて加熱すると、香りと風味がぐわーっと際立つことです。
スパイスでカレーを作って食べると、ルーを使ったカレーではそこまでは感じない、「体の奥底から沸き立つジンジン感」がすごいのです。
このジンジン感は、よくテレビのバラエティでやっているような「激辛料理」とはまったく別物。
辛さはあるけれど、舌や口の中は別にヒリヒリしないのです。
「内臓ごとサウナに入った」みたいな温まり感というか……これは、実際に試していただかないと伝わりづらいのですが。
これから梅雨入りして、ジメジメする時期に食べればスカッとするし、真夏に冷房で冷えるときは、じっくり長風呂に入った後のようなじんわり感で冷えが和らぎます。
ぜひおためしいただければと思います。
カレー以外にスパイスティーもおすすめです。
[レシピ]スパイスで作る温活「夏野菜キーマカレー」
[材料]4人分
- 豚ひき肉250g
- にんにく 1片(すりおろす)
- しょうが 1片(すりおろす)
- 玉ねぎ 1と1/2個(ごく薄切り)
- 好みの旬の野菜 2カップ分(パプリカ、ピーマン、なす、レンコンなど/皮やわた、種を取って角切り)
- スパイス(クミン、ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ)
- 牛乳 1カップ
- しょうゆ、油(できれば「こめ油」)、チキンコンソメ
[作り方]
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最初に玉ねぎを薄切りにしてラップしてレンチンする(600W5分)。
フライパンを2枚用意する。大きく深めの方のフライパンに油大1/2とニンニクショウガを入れて香りが立つまで炒め、レンチン済み玉ねぎを入れて中強火で15分炒める。 - 大きめのフライパンに油大2-3を熱し、にんにく、たまねぎ以外のすべての野菜を炒める。ナスは最初なかなか火が通らないが、焼き目が付き始めると早いので注意。
塩少々をふる。 - 1に塩小1/2、ターメリック、クミン、コリアンダー、ガラムマサラ各小1を入れて1分炒め、豚ひき肉250gを炒めてしょうゆ大2を回しかけてさっと炒める。
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2の香味野菜ととスパイスのフライパンに3で炒めた野菜をすべて入れ、チキンコンソメ1個と水400mlを入れて煮立ったら弱火で5分煮込む。仕上げに牛乳100mlを加えてひと煮立ちしたらすぐ火を止める。味をみて塩、こしょうで仕上げる。
好みで温泉卵をどうぞ。
私は温泉卵は我が家のオーブン(パナソニック ビストロ)で、直前に思いつきで作ってしまいます。
いかがでしたか?
今回は「暑い日こそ食べてほしい、スパイスで作る温活「夏野菜キーマカレー」」についてご紹介しました。
スパイスでカレーを作ったことがない方は、ぜひ参考に作ってみてくださいね。
スパイスの温熱感や、食べると元気が出てくるような不思議なパワーも感じていただけると思います。
今日も最高においしい1日を!
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