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食限定の取材歴20年、フードライターの浅野陽子です。家ではほぼ365日キッチンに立つ料理好き。
今日はわたしのお気に入りの器を紹介します。料理好きには、永遠の悩みであり苦しみ（楽しみ？）、器の話。
心の中の悪魔がささやく「これ、きっと◯◯（料理名）を盛り付けたらカワイイよ」。
「だからさ、もう入れる場所ないって」
「いや、きっと◯◯を盛り付けたら絶対かわいいし。こういうお皿はうちにないし」
このやりとり（どちらも自分で脳内で言い合ってます）、何回繰り返してきて、これからもやり続けるのでしょう（笑）。
我が家、じゅーーーぶん、お皿持ってます。自分で買ったもの、実家から引き継いだものも。
そして人をお招きするのも好きだけど、せいぜい半年に1、2回。使う機会がそんなにありません。お皿なんて、一切買い足す必要無いのです。
だけどこの夏、また買ってしまった。友人の引越し祝いを買いに、新宿のコンランショップに行った際。
そして上記の脳内やりとりを繰り返したわけですが……やっぱり買っちまった。朝も昼も夜もおやつも、何をのせても合う。役に立ってます。
お皿って衝動買いでも、こうやってものすごく活躍するケースが結構ある。だからやめられないのよね。困ったもんだ。
実家を引き継いだ時、とにかくモノが多くて大変で。将来、娘には同じ思いはさせまいと誓ったのだけど。娘よ、許しておくれ。
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